STOP!辺野古新基地建設!大阪アクション

沖縄辺野古の新基地建設を止めるための、大阪からのアクションを呼びかけています!よろしくお願いします!

朝日新聞で紹介されました。12/3 学生がであった沖縄 ~沖縄問題はだれものもか?~

2017-11-30 10:46:55 | 日記
12/3 学生がであった沖縄 ~沖縄問題はだれのものか?~

 11/30付朝日新聞大阪版朝刊で、紹介されました。

 


・日時 2017年12月3日(日)
    13:30 開場 14:00 開会
・場所 PLP会館(大阪 環状線天満・地下鉄 扇町駅下車 徒歩5分) アクセスはこちら
・冊子代 一般 500円 学生 300円

 チラシPDFはこちら

【直前のお知らせ】12月3日  映像とお話 学生がであった沖縄 ~沖縄問題は誰のものか?~

2017-11-28 10:04:35 | 日記
直前のお知らせです。学生企画ネットワークの学生さんたちが主催・準備しています。
「元学生」「気持ちは学生」のみなさまもぜひ参加してください。



・日時 2017年12月3日(日)
    13:30 開場 14:00 開会
・場所 PLP会館(大阪 環状線天満・地下鉄 扇町駅下車 徒歩5分) アクセスはこちら
・冊子代 一般 500円 学生 300円

 チラシPDFはこちら


学生企画ネットワークのMLでの呼びかけを、大阪アクションの責任で一部省略・短くして見出しをつけた文章を以下掲載します。
(原文 長文のため趣旨を損なわない範囲で短くさせていただきました)
主催者の学生の皆さんの思いをぜひ共有したいです。


☆12月3日 私たちは沖縄米軍基地問題の集会を開くことにしました

さて今回僕たちは12月3日、大阪扇町駅の近くにあるPLP会館という場所で沖縄米軍基地問題の集会を開くことにしました。沖縄の辺野古や高江にある米軍基地建設反対運動にかかわっている人の話や辺野古や高江を訪ねた現在がきネットで活躍している学生たちの報告による集会です。
米軍基地問題、あるいは基地建設反対運動をする人たちについて、皆様がどれほどの関心をもちどのような意見を持っておられるかは僕にはわかりません。しかしこの問題を深く知っているわけではないという人も今回の集会ではささやかではあるけど、確かなことを知ることができると思います。それは基地建設に反対する人の「視点」です。

  ☆沖縄で生きて運動する人たちの「視点」を知りたい

基地建設に反対する人たちは、動画では残念なことに(あくまで僕からみればということですが)礼節と熟考を欠いたコメントと共に映し出されます。その残念なコメントに辟易しながらも知らず知らずのうちに反対運動に従事する人たちを自分とは遠い存在に見えてしまうことはあると思います。どんなに自分なりに「客観的」に考えたとしても。
今回はそのコメントを投げかける(あるいはそれと共有する)立場とは反対の立場の視点を知ることができる集会となっています。今回話をされる翁長さん(沖縄県知事の翁長さんのことではありません。沖縄の女性の議員です。念のため)今でこそ反対の運動に関わっているものの最初は反対運動をしている人たちに対して「あの人たち、なんであんなことをしているのだろう」と思っていたそうです。沖縄でもこれだけ認識の距離があるのですからましてや本土と沖縄、さらにコメントを投げかける者と投げかけられる者の間に大きな心理的な距離があるのは当然です。基地の近くで生活するということはどういうことなのか、反対運動をしながらどんな生活をしているのか、ネット上で書かれているように日当手当をもらって生活をしてるのかしていないのか・・・そういう「視点」を知ることにより立場による距離を縮めることができると思います

  ☆「シカタナイ」に抗する

「視点」以外に知ることができるもう一つのことは「シカタナイ」に抗する姿勢です。沖縄の問題に関心があるかどうか関係なく、皆様の人生の中でも様々な問題に直面されていると思います。労働や差別の問題などメディアが取り上げている社会問題に直面している方もいればそれらに該当されない問題とぶつかっておられる人もおられると思います。「社会問題をシリアスに考える」というのはただでさえ大変な日常生活の中で、重い荷物を抱えているのに更なる重荷を加えられるような憂鬱や、なんとか周囲と足並みをそろえているのに自分だけ足に重い鉄球をつけられる不安を持つということもあると思います。そしてそれを他人にうまく語ることは困難です。
確かに問題というのは向き合うと重いものですし、どんな社会問題でもそれを取り上げた書物が大抵一冊や二冊ではすまないように根深いものです。例えば人間の尊厳や生命を損なうブラック企業の経営者もまた、厳しい運営の打開策が見つからずに苦しんでいる場合があるように。僕たちはそのような多くの根深い問題に囲まれて「シカタナイ」と思ったり思わされたりしながら生きることを余儀なくされます。

傍から見ればその抵抗はまるで勝ち目のない戦いのようにも見えますし、柔軟性を欠いた不器用な抵抗にも見えます。うまく行政を利用して生きるという知恵も(それを知恵と呼ぶならばの話ですが)あるのにどうしてそういう抵抗を試みるのかとも思えたりします。それでも反対運動という抵抗をやめようとはしません。多くの「シカタナイ」に囲まれながらも彼らは長い間運動を続けています。
僕たちは、反対運動をする人たちを真似ることはできないかもしれませんが、「シカタナイ」に取り込まれない姿勢を学ぶことはできるかもしれません。
  
  ☆好奇心だけで十分です

長々と書かせていただきましたが、ご多忙の生活の中で、皆様の都合がつき、ご来場くださったのならばこちらとしては喜ばしい限りです。
集会に参加する際に沖縄問題について何か必要な知識はほとんどありません。好奇心だけでじゅうぶんです。

【お知らせ】2017.12.3 学生が出会った沖縄 ~沖縄問題は誰のものか~

2017-11-13 16:50:18 | 日記
大阪アクションの呼びかけ団体の「学生企画ネットワーク」のみなさんが主催する沖縄集会です。
ニーニー、ネーネーのみなさんも協力しましょう。
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「私たちは、学生企画ネットワーク、(通称:がきネット)です。様々な社会問題解決のため、継続的な活動を行なっています。
がきネットは、日雇い労働・野宿・福祉の街、釜ヶ崎から出発しました。社会の仕組みによって人間らしい生活を奪われたのは、
釜ヶ崎だけでなく、沖縄も同じです。自分たちの土地を無理やり奪われるなど、政治に裏切られて苦しむ人々のことに、私たちは
無関係ではいられません。しかし、沖縄で起こっている問題は十分な報道がされておらず、関西で暮らす人にとってはとっつきにくい、
というのが現状です。この集会は、知識がないからわからない、という方に、一緒に楽しく学んでほしいと思っています。歌あり、
映像あり。沖縄で何が起こっているか、知ってみてください。」
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関西大学 法学部
福成 優香

チラシPDFはこちら
http://www.sdcc.jp/pdffiles/171203studente.pdf

「それが私達だって」。(写真)




関西大学の高作正博先生より、この学生集会へのアピールが届いています。
以下、転載します。

「私がみた沖縄――沖縄問題は誰のもの?」開催に寄せて



高作正博(関西大学法学部)
関西大学法学部で憲法を担当しております高作と申します。この度、沖縄の基地問題について考える機会を持たれるとお聞きし、簡単ではありますが、メッセージをお送りさせていただきます。

私自身、縁もゆかりもなかった沖縄で、仕事をえて11年間勤務する中で、様々なことを感じてきました。その経験から、次の2点が重要ではないかと思っています。第1に、「知らない」の克服です。社会に生きる私たちには、社会が抱える問題を「知る」責務があります。目の前に困っている人がいたら、黙って見過ごすことはできないでしょう。世の中の「見るに堪えない不法」を知ることで、様々なことを考えるはずです。

ただ、沖縄の基地問題は沖縄の問題、どこかそのように考えていませんか? そう感じたとしても、おかしいことではありません。目に見えないことに関心を払うことは難しいことです。また、次のような疑問を持つ方もおられるでしょう。沖縄の人々は、なぜ米軍基地に反対しているのだろうか? どのような思いで米軍基地のゲート前で座り込みをしたり声を上げたりするのだろうか?

そのことを「知る」には、沖縄の歴史や米軍基地の実態について、「知る」必要があります。沖縄戦で大勢の県民が亡くなったという戦争「被害」の歴史、米軍統治下の沖縄からベトナム戦争へ出撃する米軍機を止めることができなかったという戦争「加害」の歴史、そこから、沖縄の人々が、戦争の被害者にも加害者にもならないという強い思いを抱くようになったということを皆さんは感じるでしょう。

第2に、「偏見」の克服です。そもそも物事には様々な見方があります。人それぞれ価値観が違いますので、その人の立場によって評価は変わるはずです。その点は否定できません。例えば、ライオンがシマウマを襲う映像を見るとき、シマウマの立場で考えれば、「かわいそう(泣)」という感想を持つでしょうし、反対に、ライオンの立場で考えれば、自分の子どもに食事を与えることができて「よかった(笑)」となるでしょう。必要なのは、一つの見方だけが正しくてそれ以外が間違っている、と考えないようにすることです。

しかし、考え方が異なっていても、共有する必要のあることがあります。それは、事実に対する認識です。評価の対象となる事実の受け止め方が違っていたら、共通の土俵が成立しません。見方・考え方は異なるでしょうが、その前提となる事実は一致させる必要があるわけです。沖縄の基地問題についてはどうでしょう?

残念ながら様々な偏見が流布されています。中には意図的なデマ(今風に言えばフェイク・ニュース)もあります。「沖縄の経済は基地で成り立っている」、「沖縄に米軍基地があるのは、地理的に見て重要だからだ」、「沖縄の市民運動には日当が支給される」、「運動に参加しているのは中国や北朝鮮の工作員」等は、インターネット上で見られる「あるある」な書き込みです。それらが正確なのかどうか、自分で調べてみるとよいでしょう。
沖縄の基地問題を考えるということは、沖縄の人々の苦しみに寄り添うことです。それは非常に辛い経験となるかもしれません。現在、沖縄の裁判で国から訴えられている方は、「沖縄にきたこともなく知らないでいた自分のいままでの人生をひっくり返される気もちで、がく然とした」(法廷証言記録より)と話しました。しかし、その辛さから逃れるわけにはいきません。基地問題についてどうしたらよいのか、みんなで考えていきましょう。



【報告】2017.11.12 桜井国俊さん(沖縄大学名誉教授)の講演会

2017-11-13 15:43:19 | 日記
11月12日(日)にエルおおさかで開催した、桜井国俊さん(沖縄大学名誉教授)の講演会は
70名の参加で盛況でした。



今年2月、日本政府はユネスコにやんばるの亜熱帯樹林の世界自然遺産登録申請を行いました。
桜井さんは、やんばるはモンスーンの生んだ「世界の奇跡」ともいえる豊かな生物多様性をもつ地域。
環境NGO自身が、ずっと世界自然遺産申請するように訴えてきた、と説明。

「しかし、今回の申請はやんばるの山のみで海を切り離している。そして何より北部演習場と辺野古新基地建設
に関して全く触れていない。これではユネスコが要求する『完全性』は確保されない」
「世界自然遺産条約では、当該地域が複数の国におよぶ場合は、関係国が協議して自然環境保全を図ることを
義務づけている。だからアメリカも当事者。アメリカもやんばるの自然環境保全に責任がある」
「アメリカ軍は基地・演習場内における環境基準JEGSにもとづき、北部演習場の詳細な環境調査を
行っている。そして北部演習場の一部返還と高江周辺へのオスプレイパッド建設により、訓練範囲が
より狭い範囲に集中し、動植物への悪影響がかえって強まることも自らのレポートで認めています」(桜井さん)



 学生企画ネットワークの若い仲間も参加し受付をしてくれました。
 12/3に学生主催で行う沖縄集会のチラシも配布しました。



桜井さんのお話はどんどん熱くなります。
ジュゴン訴訟においても控訴審で、「ジュゴンは政治問題ではなく原告適格性がある」「国防総省は
天然記念物ジュゴンの保全策をあらためて示す必要がある。」との勝利判決がでました。今後アメリカの
生物多様性センターとの協力を深めながら、実質審議に入っていきます。
世界の世論はやんばるの自然環境保護、ジュゴンの保護です。

台船による海からの礫の搬入がはじまり、情勢は緊迫しています。
しかし「勝つことはあきらめないこと」
世界の宝であるやんばるの自然、生き物たち。沖縄の未来はこの生き物たちとともにある、そのために
この自然環境の豊かさをもっと広くキャンペーンしていくことが大切と熱く訴えられました。

【講演会のお知らせ】講師 桜井国俊さん(沖縄大学名誉教授)「辺野古・高江の基地建設と世界自然遺産は両立するか?」

2017-11-01 10:36:25 | 日記
講演会のお知らせ

辺野古・高江の基地建設と世界自然遺産は両立するか?

講師 桜井国俊さん(沖縄大学名誉教授)
日時11月12日(日曜日)
時間13:30開場 14:00開会
場所 エルおおさか708
資料代 500円
主催 Stop!辺野古新基地建設!大阪アクション

連絡先:大阪市中央区内淡路町1-3-11-402 SORA  
    Tel:06-7777-4935



   チラシはこちら

高江に米軍のCH53ヘリが墜落しました。
へリが墜落した牧草地は今後耕作不可能です。
死者が出なかったのも偶然に過ぎません。
米軍の基地・演習と住民の人権、環境保全は両立しえないことがますます
明らかになっています。

この情勢下で、日本政府はユネスコに沖縄県北部の世界自然遺産登録申請をしています。
しかしその申請書は辺野古新基地建設や高江演習場、オスプレイ訓練など
自然破壊一言も触れていません。
一方ジュゴン訴訟の控訴審で、ジュゴンへの影響について再検討を求める差し戻し判決
が出ました。国際社会とつながり辺野古・高江を止めるために一緒に考えて下さい。

みなさまの参加をお待ちしております。

 「世界遺産登録、基地が障害に 東村で学習会 沖縄県内識者らが指摘」(琉球新報 10/16)
   ~桜井国俊さんと吉川秀樹さん(ジュゴン保護キャンペーンセンター)が高江で緊急に
    学習会を開催しています。

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(講師紹介)
桜井国俊さん(沖縄大学名誉教授) 翁長沖縄県知事の「埋め立て承認取り消し」第3者検討
委員会のメンバー。研究者として、沖縄環境ネットワークのメンバーとして、一貫して沖縄の自然環境
保全と基地による自然と人権の破壊に警鐘をならしてこられた。最近ではオール沖縄会議の第2次訪米団
の一員として訪米し、米生物多様性センターなどの機関に、北部演習場と辺野古新
基地の影響を無視した、日本政府のやんばる世界自然遺産申請の問題点を訴えてこられました。
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