大人になる娘へ送る言葉 ~君を心から愛する父より~

僕は君のお父さんになった。君の成長の記録とともに、君の人生の半歩先を行く僕の学びを将来の君に送る言葉としてここに記すよ

言葉の魂

2019年09月22日 | 仕事
娘へ、

「言霊」という言葉を聞いたことがあるかもしれない。
言葉には魂がこもっていて、その波動の力が実際に行動に影響を与えることがある。

これは常々お父さんが感じるところだ。
ポジティブな言葉をよく言う人の周りには笑顔の人が多くいる。
ネガティブな言葉をよく言う人の周りには辛そうな人が多くいる。

どんなに環境がネガティブでも、明るく、楽しく、感謝の気持ちを持った言葉を発していれば人が集まり笑顔をつくる。
その笑顔が大きな力となって思いもよらない助けを呼び込んだりすることで、環境が好転する。

言葉だけで?と思うかもしれない。でも言葉を明るくすれば、思考も明るくなり、表情も明るくなり、行動も前向きになる。
本当につらい時は一日休んで嫌なことを忘れる。一人の時間をもって心を整理する。
整理ができたら、とにかく言葉に出してみる。内面の気持ちを外部に出すことは、その瞬間に気持ちを周囲伝わる波動に変換しているということ。

幸せの言葉を言う事が習慣になれば、周囲にも幸せな人が増える。

言葉はそれだけ人生を変えるツールだ。是非大事に使ってほしい。

父より

嘘をつくということ

2019年09月22日 | 人生観
娘へ、

今日は「嘘をつく」いう事について、お父さんの考えることを伝えたい。

お父さんは「嘘をつくこと」は自分がしたくないし、人にはして欲しくない。
理由はシンプル。人間は社会で生きている以上「信頼」をベースに周囲との関係が構築されるからだよ。

「嘘」をつくと「信頼」が損なわれ、自分自身が真実、本質から遠ざかってしまう。
真実から遠ざかると、問題の特定もできなければ、対策も練れないよね。
要は、自分でコントロールできることが極端に少なくなってしまうんだ。
そして、なによりも「信頼」は社会から評価だ。これを失ってしまうことは、想像を絶する大きな損失だ。

とくに「事実」について嘘をつくことは絶対に避けた方が良い。
ばれなければ良いという人もいるかもしれないが、事実は表面に出てきた現象で、変えることができない。
いつかは明るみになるだろう。「事実」について反対のことをい言う、つまり嘘をつくことは大きく信用を失うことになる。

一方で、「自分の気持ち」に嘘をつくことはあるかもしれない。
自分の気持ちは自分にしかわからない。客観的にみて通念的に判断されることもあるかもしれない。
でも自分の気持ちは内面的なもので、反対のことを言っていてもそれを証明できるのは自分だけなんだ。
だから「自分の気持ち」に嘘をついても信用を大きく失わないこともある。
むしろ「信頼」を得るために、「相手を喜ばすために」、自分の気持ちに嘘をつくこともあるかもしれないね。
そんな時は自分との戦いだ。どうするべきかは判断するには、自分が人生で大事にするもの、判断軸を早く築くことだ。

少し曖昧な話になってしまったけど、今日はここまで。

父より