studio KAM

新潟で活動中のフリーカメラマンが写真と共に綴る日常ブログ

写真#137

2019年09月25日 | その他
先日、友人が亡くなりました。

彼とは実家が同じ集落で、保育園から中学校まで12年間一緒に過ごした同級生の一人です。
享年44歳。あまりに早い突然の訃報に、最初はなにかの冗談かと思いました。
アルコールの過剰摂取による肝臓の病気だったとのこと。
昨年入院しており、その時にあまり長くはないかもしれないと言われていたそうです。

通夜に参列し久しぶりに見たその顔は、すでに血の気が通っていないので顔色が少し青ざめているのは当然としても
病気で衰弱したような様子は全く無く、ただ静かに眠っているだけのようにしか見えませんでした。
棺桶に入れられているその姿はあまりに不自然に映りました。
少し時間が経った今思い出しても、あれはやっぱり寝ていただけだったのではないかと思えて仕方ありません。
こういうものはやはり受け入れるまでに時間がかかるものなのでしょう。

中学卒業後はほとんど会うこともなかったのですが、小学生時代は放課後によく遊んだり、同じ柔道教室に通っていたりと
昔の懐かしい思い出が次々と走馬灯のように蘇ってきます。
中学時代には私と彼ともうひとりの3人で夜な夜なダンスの練習をしていたこともありました。
そんなこともあったなあと酒を酌み交わす機会も二度と訪れません。
私があの世へ行くのはまだまだ当分先の話(であって欲しいと願います)。


どうか、安らかに。


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