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今日のデザート。
「キウイ・シャーベット」
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3月12日(月)
こんばんは、Izumiです。
アメリカには、全米日本語教育学会(American Association of Teachers of Japanese) という団体があり、
通称AATJと呼ばれています。
日本語教育に携わっている方々が情報をシェアしたり、
学会などで教育知識を発表できたり、
各学校の求人が見れる場を提供してくれています。
毎年、AATJでは日本語教師のためにオンラインコースを出していて、
今年は「Basic Concepts of Japanese Language Teaching」をテーマに
6週間という短い期間で、教育哲学や歴史、指導方法を学びます。
ブラッシュアップのために、私も受講することにしました。
ちょうど今日から6週間です。
さて、みなさんはオンラインコースと聞いて、
コンピューターを使って、どんな授業が出来ると思いますか。
最近のテクノロジーは非常に画期的で
コンピューターがあれば、勉強の可能性は無限に広がります。
例えば、大学や大学院、博士課程だって、
今の時代「オンライン・コース」で卒業できるって
ご存知でしょうか。
学校にわざわざ行かなくても
家で、講義を聞き、読書して、作文書いて・・・
それできちんと卒業出来るんです。
私の知り合いにも、日本で普通に働きながら
実はアメリカの大学院で、博士課程をオンライン受講している方がいます。
みんなの気づかない間に、
「大学院卒業してた」なんてことが、
あり得ます。。。
テクノロジーがすごいと書きましたが、
では、どのようにすごいか。
まず、スカイプはだいぶ浸透しましたよね。
スカイプがあれば、無料で、世界中の人とテレビ電話が出来ます。
この機能を使うと、
どこにいても、顔を見ながら話し合いやミーティングが可能です。
仕事の面接だって、スカイプで行われる時代ですよ!
また、似たような機能で、
合同テレビ電話というのもあります。
1対1のテレビ電話ではなくて、
複数の人たちが一緒にテレビ電話できます。
これによって、会議・ディスカッションが可能です。
大学の授業では、ディスカッションというのが通常あると思いますが
この上記の機能を使うと
自宅でも会議に参加できます。
さらに、教授の授業や、講義内容をパワーポイントにしたものを
オンライン上に載せると、
それを見る事によって、講義が受けられます。
(Youtubeのようなものが良い例え)
参考文献や読み物も、PDFでネットに添付できます。
つまり、
講義を聞く→ 教科書/資料を読む→ ディスカッションをする → 意見を書く → 宿題を提出する
というプロセスが、
全てオンラインで出来てしまうのです!!!!!
これはすごいですよ!
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私の尊敬する大学教授は、
「今までの20世紀の教育では古すぎる。
学生もコンピューターを駆使し、インターネットで情報を集める時代。
また職業も、昔は人生で1つや2つを極める時代だったのが、最近では18−38歳までに平均10.2個の仕事に就く。
コンピューターをもっともっと利用して、学生たちに、21世紀に対応できる能力を身につけさせることが必要だ。」
と述べています。
ただでさえ、携帯の進化がすさまじいのに、
今後どんどんテクノロジーは進み、
今まで私たちが受けてきたような教育では
物足りなくなってしまう時代が来るのです。
サンディエゴにある大学の、とあるプログラムでは、
授業に各自コンピューターを持参することが義務付けられています。
授業中外でのコンピューター・インターネットは当然!!
ということで、
これには、度肝を抜かれました
なんてハイテクな授業。
授業中にインターネットを使っていたら
遊んでる人が出てくる心配をしちゃいますが、
そんなレベルではないんです。
インターネットで、いかに多くの情報を見つけられるか、
いかに自分の能力&可能性を広げられるか
が、鍵なんですね。
21世紀の教育は、
これからどんどん変わります。
その一員として
私も貢献できればいいなと思っています。
長くなってしまいましたが、
ここまで読んでくれて、ありがとうございました。
それでは、また明日
Izumi