ヤサシイヒカリ

藤木直人ファン歴17年目になります。藤木君話、おやこ劇場話、男闘呼組話、思う事、呟いてみたいと思います。

コウノドリ2 第10話

2017年12月23日 16時06分21秒 | あれこれ
最終回オンエアの後のアップになってしまいました…。

あまりにも大きな、そしてデリケートな事だけに、ここまで切り込んで描いているコウノドリのスタッフの皆さんの心意気に感じ入っています。
オンエアの後にはいろいろのニュースサイトでも取り上げられていましたね。コメントもたくさん…中には許せないようなひどい書き込みもありましたが…。

私自身も、まだ出生前診断がなかった頃ですが、上の息子の時に超音波診断で、もしかしたら(染色体異常ではありませんが)…と言われたことがありました。
病院では、その事例は前例がないので、実際に産まれてみないとどうなるか分からないと…ある意味では結果だけ知らせて、そのあとのフォローは特になしでした。
その直後に切迫早産、そして長期の入院と絶対安静、そしてそこからの出産の後にはNICUに4日間の入院とデータを大学病院に送っての検査。
産後10日で退院しましたが、毎月新生児科に通院して経過観察となりました。
2歳までの通院でしたが、歩き始めが少しゆっくりだった以外は特に心配なしという事で現在に至ります。
でも、心の中ではかなりのトラウマになってしまい下の娘が産まれる時にも不安はつきまとっていましたね。その時には産まれた後の体重の増加が思わしくなくて入院もありうるかもと言われたこともありました。
なので、最初は3人くらい子どもが授かったら…と思っていたのですが、こうした経験をするとやはりこれ以上は…と思ってしまい、そして2人の子との4人家族となりました。

私事が長々となりましたが…。
大きな辛い選択を迫られた2組のご夫婦の姿を見て、かつての自分たちの事が思い出されてしまって、もう言葉にはできないくらいです。
出生前診断が行われるようになるずっと以前ですが、どんなきっかけだったかは忘れてしまいましたが、パパさんと、でもやっぱり中絶は選択しなかったよねと話したことがありました。
でも、障害のある子どもを育てていく事は本当に大変な事で、様々な事情で中絶を選択せざるを得ないケースもあるのも事実だし、第3者がそう選択されたご夫妻ご家族をバッシングするのは間違っています。 
ただ、障害があったとしても生きる権利、幸せになる幸せでいられる権利、社会の一員としての務めを果たす義務もあるのも、また事実。特別支援学校(この呼び方は、あまり好きではないのですが)の寄宿舎指導員をしていた実母も、大変ではあったけど、子ども達への愛情はしっかりと持って仕事を定年まで務めあげていました。
今の私も、微力ながらハンデのある子ども達の放課後を預かる仕事に携わらせて貰っています。まだまだひよっこ中のひよっこでしかありませんし何年続けられるか自身もありませんが、精いっぱいい頑張らないとと今回のコウノドリで力を貰ったような気持ちです。

染色体異常の子ども達だけが、その命を選択されていまうのは、私も疑問に思います。
産まれてから発見される疾患だってあるし、事故や病気など様々な理由で後から障害を負う事だってあるし。
もし、染色体異常以外の疾患も検査で判定できるようになったとしたらどうなっていくのか…考えると怖くなってもきてしまいそうですね。
実際にダウン症のお子さんを育てている方の言葉は本当に心に沁みました。

チームコウノドリの皆様も、それぞれにいろんな事情や思い入れ悩みを抱えながらも寄り添ってくれているのは、本当に心からありがとうを伝えたい。
もはや、何が言いたいんだと批判されても仕方がない感想になってしまいましたが…。
時間がかかったけれど纏まらない感想に、予想通りなってしまいましたね。

そして、最終回も幕を下ろしました。こちらの感想もできるだけじっくりと書いてみたいと思います。

コメント
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