コロナウイルス禍が始まった一昨年に実施される予定だった例会『大根列車』。
2回の延期を経て、一昨日4月16日㈯遂に実施されました!
一時期は、もう実施できないかと言う思いも無きにしも非ずだったことや、本当に久しぶりのホール上演作品でもあり、会場の雰囲気もウキウキワクワクなオーラも感じた私です。
今回は係担当がなく、観客に徹して…徹しすぎてと言うか、そのため写真が少なめになってしまっています(汗)
今回の例会は大垣演劇鑑賞会さんとの合同例会なので、小学校高学年の若人から人生の先輩方まで幅広い世代での舞台鑑賞。新中学生や新高校生のフレッシュな面々も…いつでもどこでも元気全開モードでございました(笑)
受付。暖簾が良い雰囲気出しています!
こちらにも暖簾が~&顔出し看板。もう何回もお色直ししては活躍している看板さんです。この看板に私も『ルドルフとイッパイアッテナ』と『ぼくはにんじゃのあやし丸』の絵をかかせて頂きました!
看板製作の時の記事です(笑)手前味噌、恐縮です。
大きな暖簾も~。まさに時代を感じるアイテムです。
時代横町とは…個々に活動されている6人の表現者さんによる企画・創造チーム「ひと組(ひとぐみ)」上演の物語と遊ぶ~見るラジオドラマ。
2001年から上演がスタートし、100作品上演を目指すシリーズ企画です。
リーディングドラマ、人形劇、シルエット効果、ラジオドラマ的音響効果などを駆使して観客のイメージ力を喚起する形態の舞台劇。
ここ東海地方、特に名古屋弁が飛び交う人情悲喜劇です。(ひと組パンフレットより抜粋&編集)
大垣おやこ劇場例会での時代横町作品の取り組みは2回目、作・演出の麻創けい子さんの作品としては『らくだ』も鑑賞しています。
『大根列車』とは、一生懸命、生きた人のお話です。
戦前、戦中、戦後と大根を作り続けた夫婦のお話です。
大根作りに夢を抱きながら戦場に行く息子のお話です。
自分だけ幸せになんかなれないとひたむきに生きる女性のお話です。
息子を愛し、ひたすらに待ち続けた父と母のお話です。
愛すること
信じること
想い続けること
待ち続けること
そして、生きるということ
感じてほしいお話です。(ひと組パンフレットより抜粋)
コロナウイルス禍で延期になっている間に、世界では大根列車の世界の人々と同じように、戦場で戦う人、その人を思い待ち続ける人、愛する人を、家族を戦闘に奪われ悲しみの淵にいる人が刻一刻と増え続けています。
延期になっていたからこそ、悲しく苦しく、間違っている歴史を繰り返している今にリンクする例会になったようで、不思議な気持ちにもなりました。そして、今だからこそ見ることが出来て良かったと思います。
目頭を熱くしながら笑って拍手喝采~そしてプレゼント渡しタイム。これからの時代を生きる若者が担当してくれました!
ソーシャルディスタンスを取りながらのロビー交流会です。
私は時間の都合で参加できず…申し訳ないです。
最後の記念撮影。後半2枚の写真は事務局長Sさんより拝借しました。
ひと組の皆さん、ありがとうございました!
また時代横町作品でお会いできることを願ってます。