Twitterで先輩さんに情報を教えて頂いた、こちら地方での突然のシバトラスペシャル再放送。
まさか、小次郎さんなお人さんに再びお目にかかれるとは思いもしませんでした。
コロナウイルス禍の影響もあるとは言え、今年に入って秋保教授に高山先生、そして金髪のイケメン小次郎さんと、俳優藤木直人氏の幅広い役どころを拝見できたことは、やはり嬉しいです。特に小次郎さんは後にも先にもないヤンキーかつワイルドなキャラだし…。あ、金髪のポリス@冴島君がいたか…。
でも…なぜ、再度オンエアされたのが連ドラでもなく最初のスペシャルでもなく、悲しくて辛く、もう一度見るのは無理だとも思った2作目のスペシャルだったんだろう…。
録画はしたものの、全編を見るのはしんどいから、小次郎さんの動きやお姿中心に走り見るつもりでした。
でも、いざとなったら、どうしても辛いシーンだけ飛ばしつつ、でも順番を追って見ていました。多少なりのカットはあるようですが。
やはり、懐かしさやストーリーに引き込まれる気持ちは否めず…なのでしょうか?
少年法の存在故に起こるジレンマ、復讐の果てしない連鎖、本放送から10年も経っていますが、このドラマが描く世界観は今でもなお現実にも同じような苦しみと悲しみと怒り、やりきれなさをリンクさせている。
去年のこの頃に立て続けに起こった悲惨な事件をも思い起させられます。
もしかしたら、だからこのドラマが再放送されたのでしょうか?
いろいろなことを思いつつ、久しぶりに巡り合ったキャラ達…竹虎君も白豚も環ちゃんも、ハラハラさせ通しの千葉さんも、新庄さんも、新生ヘルタースケルターのメンツも、皆が元気で嬉しかった。だからこそ美月だけがその命を失ってしまったのは、どうしても辛いですが、罪を犯した事実をずっと背負っていかなければならない辛さや苦しみを考えると、神様が苦しまないように天使に生まれ変わらせてくれたのかもしれない、そんな風にも思ってしまいました。
お花畑みたいな考えだと思われるでしょうけれども、きっと美月はこれからもずっと皆の心の中に生き続けるのだろうとも…。
そして、小次郎さん。
初めてお目にかかった12年前から、この時にはさらに迫力が増したヤンキーな金髪イケメンでしたね。
恋人のゆりさんだけでなく、大切な家族である美月をも失ってしまった悲しみを抱きつつも、やっぱり頼もしい兄貴分。
「ふざけんじゃねえぞ!!確かにおめぇらは5年前の被害者かもしれねぇ。でもな、今回の事件じゃ立派な加害者なんだよ!!俺の…俺の大事な家族の命を奪った人殺しなんだよ。このまま都合よく死ぬなんて、ぜってぇ許さねぇぞ」
自分たちの罪を正当化する被害者家族たちへの叫び、心にずっしりと響きました。
これからも大好きなキャラクターです!