未亡人の独り言

夫が突然、糖尿病に。そして、膵臓癌へ…
2009年6月22日永眠。未亡人になりました。

祝(?)退院

2007-09-28 22:45:31 | 膵臓癌闘病記
今日、退院しました。
次回、10月4日に採血です。
果たして3を切るか??


午後、自宅に息子から電話がありました。「オヤジいますか?」って。(オヤジってイイ響きですね)
下呂温泉に行く出張を取り止めようかと会社に相談したみたい。
すぐ死ぬわけじゃないから、行ってこい!と主人は言いました。
っていうか、君が行ってくれないと泊まりに行けません…(;^_^A


でも、いい息子だと思いませんか?

私は、昨日の電話で息子に泣きながら謝りました。
「こんなことになるなら、もっと早くあなたを捜してあげればよかった…本当にごめんなさい!」と。
「自分が悪いんだから」って言ってくれました。
親子の問題だからと、立ち入るのを遠慮してました。悔やまれます……
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病院へ戻りましたが…

2007-09-28 21:53:15 | 膵臓癌闘病記
9月27日


病院に戻り、癌治療に入ったらどうなるかわからない…そんな想いが私にも主人にもあり「今までありがとう」と言われ私は「なんで死んじゃうの?あなたは何も悪いことしてないのに なんで死んじゃうの?死なないで!」と泣き叫びました。
主人も泣いてました。
でも先生に言われた通り、お昼過ぎに病院へ戻り、採血して、先生が来るのを待つこと7時間!
結果、黄疸の数値はまだ7で、抗癌剤投与開始できる規定の3には程遠く、このまま入院していても意味がないので、もう退院して通院で血液検査受けて、数値が下がり次第癌治療に入ることになりました。

「明日、退院していいですよ」だって!
ガ~ン!!(せっかく懇情の別れをしたのに…)


この日、病院に到着したタイミングで息子から私の携帯に電話がありました。昨日は、動揺して詳しく聞けなかったから、もう少し詳しく教えてくださいと。
友達などに話したらしく、手術しないのはかなり悪いんじゃないかとか言われたみたい。
「変なはなし、余命とかわかってるんですか?」と聞かれ、末期で一年もつかわからないと答えました。
「なんかオレにできることないですか?」と言うので、顔見せてあげてと伝えました。
それから、息子が一人でしっかりやってるのを知り喜んでいたよと話しました。お父さんは、あなたに嫌われてると思っていたみたいだからと言ったら「そういうわけじゃないんですけど、連絡すると甘えちゃって迷惑かけるから連絡しなかった」と言ってました。
偉くない?!
(うちの息子なんか、いつまでスネかじる気かしら??)
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感動の再会…( ・・?)

2007-09-28 17:04:23 | 膵臓癌闘病記
9月26日


私はドキドキしながら主人と向かいました。
ドアが開いて出てきた息子は、ごくフツーの青年(32才)でした。
今回来た趣旨
1主人が膵臓癌にかかったこと
2息子が受取人の保険をかけてること
3死亡したら退職金の一部を渡すから、その際は必要書類の提出など協力してほしいこと
を伝えました。
もっと感動的な再会を期待したけど、アッサリしてました。
主人は、息子が自分を恨んでると思っていたみたいだから、私もどんな悪態つかれるかと思ったけど、普通の会話でした。ちゃんと仕事もしていて安心しました!
主人も喜んでた(o^o^o)

しかも、来月から一ヵ月長期出張で下呂温泉に行くとのこと。
間一髪つかまえることができました。
こちらが動くのが あと一週間遅かったら…
間違いなく捜索願い出してましたね(^o^;

ホテルで調理をやってるそうです。
息子がいる間に下呂温泉に泊まりに行くと約束しました。

高校卒業後、調理の専門学校に行って一時イタリアンのレストランに勤務してたのが、いつのまにか辞めてしまって、以来音信不通だったらしいです。
今も調理をやってたっていうのが また嬉しいじゃありませんか!(o^o^o)
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連絡きました!

2007-09-28 14:32:18 | 膵臓癌闘病記
9月25日


私は仕事へ。
主人は、職場へご挨拶に行ったり他の雑用こなして、お姉さんのところへ様子見に行ったり(最近ボケてきたの)してました。
そこへ息子から連絡がきました!!
翌日午後三時に行くと約束しました。
私に一緒に行くか?と聞かれたので、気はすすみませんが、初対面が葬儀ってのも困るかなぁと思い、一緒に行くことにしました。

夜には病院から電話。何かと思ったら、早ければ金曜日から抗癌剤投与開始するから、その前に採血したいと。
まだ、治療を開始できるほど黄疸良くなったとは思えないし、わざわざ外泊中に呼び付けて採血??
と不思議だった。
水曜日午後に来てほしいと言われたけど、息子に会いに行く約束があったから、木曜日の病院に戻る時間を予定より繰り上げて昼過ぎに戻ることにしました。
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死ぬ準備は前向きに

2007-09-28 14:21:27 | 膵臓癌闘病記
9月24日

一時帰宅の二つ目の目的をこなしました。

朝イチで、銀行で定期の解約手続き、その後は写真館で写真撮影。
癌かもしれないと言われたので、以前から念願だった家族写真を撮りに写真館へ行きました。
四人で一枚、夫婦で一枚、主人と子供たちで一枚、そして主人だけのを一枚。主人のは遺影用です。
主人が子供たちと三人で撮影している様子は見ていて胸が熱くなりました。

午後は、お墓見学&気に入ったのでそのまま購入!
他のお墓を見ると「○○家」じゃなく「心」とか好きな言葉を彫る人が結構いて、自分もやりたい!と言って あれこれ思案中(^O^)
ちなみに私なら「笑」だな。
私、いつも笑ってますから(^^)v

この日も息子から連絡なく、メモに「お金あげるから連絡ください」って書けばよかったかな?なんて笑ってました(*^_^*)
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一時帰宅

2007-09-28 14:07:01 | 膵臓癌闘病記
9月23日

4泊5日の外泊許可もらって、自宅に戻りました。
息子捜しをしたいと先生に話したら許可してくださいました。
病院から帰宅してすぐ本籍地のある市役所で戸籍の附票を取り、息子の住所を確認。
ただし、その住所の届け出は平成9年9月時点だったの。
ちゃんと異動届出してない可能性もある。
以前は、かなりいい加減な生活してたらしく、のたれ死にしててもおかしくないと言っていたから、あまり期待せず向かいました。
ありました!!
郵便物から判断して、そこにいるのは間違いなし!ただし、不在でした。
また、夜行くことにして、メモを残して一旦帰宅。
夜は主人が一人で行ったけど、やはり不在でした。

主人によると郵便物も、督促状などあり、お金に困ってるのか?とか、でも同じところに10年も住んでるのは家賃をちゃんと払ってるんだろうとか、二人で心配してました。
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体育祭

2007-09-28 10:26:20 | 膵臓癌闘病記
9月22日
子供たちの体育祭がありました。
娘は、赤組応援団長!(←目立ちたがり屋です)
私の妹も来てくれました。

娘は「お父さん、来てくれないの?」と言ってました。雄姿を見てほしかったけど、やはり無理ですね。
この日とにかく暑かった!顔、背中、股の間など汗がこれでもか!と出てくる。

思わず「許して~!」と、誰に言ってるのかよくわからない叫びをあげてました(;^_^A
健康な私でさえ大変でしたから、末期癌患者の主人が来たら、それこそ自殺行為でした(^o^;

応援合戦の時、赤組が一体になり声を出してくれたので、娘は手を振りながら「ありがとう~!!」と叫びました。
その姿はアイドルのコンサートを見ているようで、私と妹は大爆笑でした!
(^O^)

残念ながら赤組は負けてしまい、娘は泣いていましたが「青春してるねぇ~」と思いました(o^o^o)
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セカンドオピニオン

2007-09-28 00:02:37 | 膵臓癌闘病記
9月21日
前々から準備していたのですが、セカンドオピニオン受けに行ってきました。
聖路加国際病院の顧問・櫻木健司先生です(^O^)
すごく優しいおじいちゃんでした。
予想通り、診断や治療方針は間違いないし、今の減黄の処置も間違ってない。
私が、主治医が安易に期待を持たすようなことばかり言うと言ったら、たぶん若いからガッカリさせるのが可哀相で言えないんだろうけど、そこは奥様からもシッカリこちらの考えや知りたいことを伝えて、キチッとした説明をするように求めていった方がいいとアドバイスされました。
抗癌剤は、その先生の経験では結果からすると投与してもしなくても同じだったかなというケースも多いみたい。

改めて膵臓癌が難しい病気だとわかりました!


一方、日曜日から4泊で外泊で帰宅します。これは音信不通の息子捜しをするため先生が許可してくださいました。
さて、次は探偵業だわ!
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