未亡人の独り言

夫が突然、糖尿病に。そして、膵臓癌へ…
2009年6月22日永眠。未亡人になりました。

感謝の言葉( その2)

2009-06-29 18:50:45 | 膵臓癌闘病記
5/24「やっと念願の大きなテレビと椅子が買えた。それも妻に車椅子を押してもらって行った。楽しくて、嬉しくて涙が出そう」
5/25「息子夫婦と一緒に食事に行った。今日も楽しかった」
5/26「妻に連れられマック、ヨドバシ、ドコモショップ、最後はヨーカ堂で帽子まで買った。楽しくて死にたくなくなってきた」
5/30「生きていれることに感謝。間もなく6月、4月に入院した時は本当に死ぬと思っていたが、医師の適切な薬の配合はもちろんのこと、妻や息子が一生懸命俺に都合を合わせ励ましてくれた。感謝している」
5/31「妻にはまだ言ってないが朝から腹痛や息苦しさがある。よくここまで頑張れた。○○(私のこと)には朝から夜中までついててくれて本当に有難う。旅行も一緒に何度も九州や北海道に行ったね。最後に行った北海道の旅や由布院、今でも忘れない。○○には世話になったことを書き出せと言っても色々有りすぎて。用事がなくても車椅子で街中に出かけてくれ、重い坂道を押してくれたね。本当に有難う。俺に尽くしてくれたことを一つずつ挙げると涙が止まらない。旅行での由布院で朝から乗った人力車、風が気持ちよかったね。北海道での豪華なホテル、旅館。乗ったことのなかった北斗星、帰りは豪華なカーフェリー。全部楽しかったね。有難う」

何度読み返しても泣ける…(T-T)
まだあるけど…。
ダメだ、私。
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感謝の言葉

2009-06-29 18:14:39 | 膵臓癌闘病記
6月22日14時51分以降を振り返りたいと思います。

「ご臨終です」と言われ、看護師さんが身体を拭いたりする間、デイルームで待つように言われました。
廊下を歩きながら私はなんとも言えない爽やかな達成感を感じていました。
手を痛めたり、寝不足で頭が痛くなったり、最後の一週間は辛くて辛くてきつかったけど、私は私にできる精一杯のことをした!「やり遂げた感」で満たされていました。
でも、私の自己満足かなぁと思ったり…。
主人は退院後、携帯電話のスケジュール機能を使いメモ程度の日記を記してました。
たまに私に読んで聞かせてくれました。
そこには私への感謝の言葉が沢山書いてありました。涙無しには読めません。

5/21「ようやく帰ってきた。初めての訪問看護に来てもらった。妻も面倒みてくれると言うし、このまま生きたいな」
5/22「初めて車椅子借りてヨドバシや家具屋に行った。尻や背中は車椅子がゴツゴツして痛かったけど、楽しかった。また行きたい。坂道が妻では大変なので電動式のスクーターみたいのを借りるかな?」
つづく…
コメント (3)
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