限界集落と言われる言葉が飛び交う事が多くなって来た中山間地域・・・
これからの山里はどうなってゆくのでしょうか・・・
かつて、賑わいがあった集落跡・・・
誰もいなくなった集落跡を訪ねてみました。
重要的建造物群の指定を受けた落合集落・・・・対岸の中上集落からは沢山の観光客に観覧される集落となり
賑わいが生まれています。
そんな、落合集落から約8Km程、奥まった場所に以前あった集落、丸見集落がありました
私がこの集落の存在を知ったのは、今から15年前くらいのことだろうか!
今の仕事になる前、仕事の関係で、この場所に訪れたことだった。
この様な場所に集落があるのと、当時の仕事の関係者と話を交わした事がこの場所を書く
きっかけと、なったかもしれない。
この時は何も考えず、かつての集落跡を通り過ぎ仕事場に向った事を思い出した。
そして今・・・限界集落と言う言葉よりも進んだ消滅集落と言う問題が全国的な言葉となりつつある現在
かつての集落跡はどうだったのか?
見つめ直す時期にあるのかもしれないと、記録を録ろうと思う気持ちに・・・・
奥深い山に通じる未舗装の林道を30分以上!
ガタガタと揺れる路面を走るものの車で来たのは間違いであったかと思えた時でもあった!
間違っても普通車で走る道ではない!
走った途端にオイルパンがに穴が開きオイル漏れを起こすか、燃料タンク破損!
最悪はハンドルを取られ、転落事故にもならないほどの悪路・・・・やはりやめとくべき
だった!と脳裏をかすめながらも、どうにか林道の終点までたどり着く・・・・
ここから、徒歩40分以上!
本当に、この様な所に人は住んでいたのだろうかと思える山道を歩いてゆく
谷間沿いに続く歩道からは川のせせらぎと時折、吹く風の音、鳥の鳴き声と
訪れる人は誰もいない自分だけの世界・・・・
こんな所に集落などあったのかと思える静かな時間だけが過ぎて行く・・・
奥深き山の中にあった、かつての集落・・・・
そこには確認に訪れた私だけだった・・・・!
次回へ、つづく