追記・今現在のカヤハゲは上記の様になっている所が大半ですが、一部、表土が流れ始め
今後、侵食が進む事により山が崩壊して行く危険性があるのでは無いかと思われる
場所です。この場所は1ヶ所に留まらず、今回、確認 出来た場所だけでも、別の場所に
一箇所ありました。
今回 言葉、足らずの文章となり、見ていただいた方の中には解り難い部分があった事を
お詫びいたします。
前回から引き続き、お送りしてい る、このシリーズ源流から三嶺に 続く登山道に出てきました!
その場所は、数百メートルに渡っ て砂漠のように荒廃をしていた カヤハゲ!
白髪分岐との鞍部に出て来た!そして登山道へ・・・・そこから見るカヤハゲ!!
数年前は熊笹や潅木、草木と言う草木は枯れ果てていた!
今から15年前は鬱蒼とした熊笹に覆われ緑、豊かな場所だったが数年前、訪れた時は
その面影は無くなっていた・・・!
(↑20数年前のカヤハゲの様子・・・昔は、この様に鬱蒼としていたが、数年前その姿は無くなった!)
( ↑ 2009・11月 撮影 この頃のカヤハゲは、この様な感じでした!)
そして、現在・・・少しずつではあるが、回復の傾向へと向っている!(冒頭の画像参照)
その姿は以前のように熊笹に覆われると言った事は、今しばらくかかりそうだが苔や
多種の草などが生える事により表土などの流出を抑えてくれている効果
が少しづつ現れているように思えたのも、つかの間だった
カヤハゲの頭頂部近くに来るまでは・・・・・・
その様子を見た範囲は以前とは異なるもの依然、回復力の無い情景がここにはある。
しかし約100m前後の範囲が未だに回復する傾向に無く表土を持つ手の感触は
砂の様に、さらさらで軽い土・・・・その表面を流れるのは大雨が降るたびに削りとられて行く
表土の様子が痛々しいものとなっていた。
その場所は悲しきかな、我が徳島県側の変わり果てた姿だった!
その一方、県をまたいで高知県側では表土の流出を少しでも食止めようと、施行がなされている!
この違いは何なのか・・・?
ただ、言える事は鹿の数を一定の数まで抑える管理捕獲の継続と併用して
今後はこの様に表土が流れな出さないように施行を行い植生回復への方法も
必要となって来るのではないだろうか?
表土が流され深くエグレ出している場所も出て来ていた!今後もこの様な状況が続くのだろうか??
山肌は削られ侵食が続いて行くのを見て行くしかないのだろうか・・・・?
ただ、この場所は国定公園内の場所に有り、1個人が何かを勝手にやると言った事は出来ない!
この様な状況にある場所を、どの様な対策をとるのか!関係機関には適切な処置をお願いするばかりだ・・・
↓高知県側は表土が流れるのを防ぐ対策が、とられている また植生回復への対策も・・・・
そんな様子を、あざ笑うかの様に崩壊しつつある場所では沢山の鹿の足跡が残る・・・・
依然、この場所にいる鹿の数は多いのかもしれない。( ↓ 侵食が進んでいる場所に沢山、残っていた足跡)
次回、カヤハゲは・・・その2に続くここだけでは無いカヤハゲの三嶺側も同様に荒れていた! です!