標高1200mの場所にある小島峠(林道)にある広場で、毎年、行われている峠の
地蔵祭りが、今週末6月29日・日曜日に行われる予定となっています。
(雨天の場合は順延)
この、御祭りの起源は今のように、容易に車などで行ききが、出来なかった時代・・・
頼りになるのは、自分の足だけ・・・そんな時代にあったのが集落と地域を結ぶ峠道
は交流の場でもあり多くの人の行き来がありました。
小島峠(旧小島峠・・・標高1300m前後の場所にあり)も、その一つ・・・
旧小島峠には一宇村(現つるぎ町・一宇)と東祖谷山村(現三好市・東祖谷)から
集まった人たちにより、交流会を兼ねたお祭りが、行われていたそうです。
それは、峠から人が、はみ出るほどの盛況だったとか!
御祭りの後には御互いの無事を祈り、それぞれの集落にある家路に帰路をたどったと
との事を、地域の御年寄りから伺った話がありました。
それから、時が経つに連れて交通手段なども道路が開通し、人と通りも少なく
なる中、交流の場も、いつしか無くなり峠のお祭りもなくなりました。
それから行く年月が過ぎたでしょうか・・・
約40年前くらいに新しく林道が開通し、この林道を利用する人が増えて行きました
そんな中、20数年前 一宇・東祖谷の有志の方が集まり昔のような賑わいと交流の場を
かつての様に行えればと、始めたのが峠の地蔵まつり・・・・
この地蔵祭りは旧小島峠に置かれてある、お地蔵さまにちなんで、名づけられた物のようで
古くから人々の様子を、見守ってきた!お地蔵さんを
ねぎらう為にと、6月の最終日に当る日曜日に毎年行われる様になったお祭りです。
↑↓ 旧小島峠に居られるのは小島峠の地蔵尊、太古の昔から行き交う人々を
見守ってきました。今年もお祭りの日を、迎えようとしています。
御護摩が行われるお祭り・・・・今年も盛大に!
昨年は20周年を記念して沢山のお餅が撒かれました。
昨年で20年を迎えた地蔵祭り・・・これからも続いてほしいものです。