こんばんは。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もるもです。
最近、また心のことについてお勉強モードに入っております。
なんのきっかけだったかは忘れましたが、図書館でこの本を借りました↓
感情の哲学 入門講義 源河 亨著
この本では「感情は価値を捉える役割を果たす」と伝えています。
そして、価値を捉えるには、その価値を予め知っている必要があるので
そもそも感情には思考が紐づいているのだ、と主張します。
例えば「怖い」という感情は、想像しているが事象が起こったらどうなるかを考えることができるからこそ引き起こされますので
その時点で高度な思考がなされていますよね、という論理です。
・・・おっしゃる通りですね。
いかにも哲学らしいアプローチです。
またこのアプローチを広げて、誇り、希望、罪悪感、嫉妬などにも高度な思考の裏付けがあると説明しています。
例えば「希望」はこれまでの状況が改善されそうという見通しに対する喜びなので
そもそもその見通しを立てられる時点で高度な思考が前提になっていますよね
という論理の流れです。
・・・これもおっしゃる通りですね。
一般的に「感情」と「思考」は対立するものと解釈されがちですが
そうではなく「感情が起こる前提として高度な思考がある」という考え方は
これまで知らない斬新な内容でした。
心のことは勉強すればするほど新しい発見がありますね。
4月からまた放送大学で心理系の授業をいくつか受講予定です。
心の世界を深掘りするのが楽しみです。
また新しい発見があったら記事にさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も素敵な1日を。