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明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

「前提」について

こんばんは。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もるもです。

最近、今更のようにYouTubeをよく観ています。

以前からテニスに関する動画をよく観ていたのですが

最近は心理学に関係するチャンネルも見るようになりました。

そして、そのせいなのかは分かりませんが

ある時なぜか「婚約者/奥様/彼女を寝取られた男性」の動画が候補動画に上がってきました。

動画そのものをクリックしなくても、スマホ画面の中央に該当の動画が表示されると勝手に再生が始まります。

そうした動画には、なぜかご丁寧にテロップもついているので

動画そのものをクリックしなくても内容が分かるようになっています。

また一つそうした動画見ると、どんどんと似たような別のネタを話す人の動画候補も上がってきます。

さらにその手の動画は、なぜか必ず自宅で料理を作って食べている背景が映っています。

そうした動画を観ていると

「寝取られる人って自炊が上手な人が多いのか?」などと

どうでもいいことを考えながら、結局関連する動画を合計10数件観ました。

そして、そうした動画をアップする方々の共通点に気づきました。

・なぜか「サプライズ」と称して、事前に連絡せずに相手の家に行ったり、同棲している自宅に(相手に通知している予定よりも早く)戻ったりする。
・なぜかLINEに浮気相手から被害者に直接連絡が来たり、相手本人が浮気をバラしたりする。
・浮気の可能性が発覚した時に、必ず相手を厳しく問い詰める。事実を知りたがる。
・時には相手との共通の知り合いに聞き取りをしてまで確認しようとする。
・さらに、嫌がる知り合いから無理やり聞き取りをした挙句、その知り合いが聞かれるまで黙っていたことについて「早く言って欲しかった」と詰る。
・聞き取りした事実を踏まえ、浮気相手をさらに問い詰める。
・浮気相手が(罪悪感から)真実を語らずはぐらかしていると、それを持って「誠意が無い」「謝らない」と激昂し、相手が「別れたく無い」と言っていても一方的に別れを告げる。
・一連のプロセスにおいて双方の親を巻き込み、親に「浮気相手が間違っている」と証明させようとする。
・それでいて、慰謝料は請求しない。
・相手の悪さ・非礼や自分が傷ついた事実をアピールすることには非常に敏感だが、「そもそもなぜ相手が浮気をしたのか?」については一切言及しない。

・・・一連の言動を見ていて、カウンセラー的に思うのは

「この方々は、相手の自分に対する裏切り行為を自ら見つけに行っているのではないか?」

ということです。

なぜ、そんなに事実をつまびらかにしようとするのでしょうか?

なぜ、一方的に相手を断罪するのでしょうか?

なぜ「どうして相手が浮気したのか」については一切考えないのでしょうか?

・・・おそらく、ご本人の心の中に「自分は愛されない」「自分は裏切られる」という前提があるのでは無いかと推察いたします。

もし「自分は愛される」「自分が裏切られることは無い」と思っていたら

浮気をされた可能性に気づいた際にも、まず追及しないでしょうし

揺るぎない事実を発見してしまった場合でも

「なにか事情があったのかな?」と思うのでは無いでしょうか?

相手の気持ちに思いを馳せること無く、ただ「許せない」と一方的に憤り

自分自身の感情のコントロールを失って、世界中の人が観ている動画サイトに自分の惨めさを晒してまで同情を買おうとする行動は

それ自体が自分自身の尊厳を貶め、もともとあったはずの相手への愛情をも無にしてしまう行為です。

「自分は愛されない」
「自分は裏切られる」
「自分はこんなにも惨めな人間である」

その「前提」がこうした行動に人を駆り立てるのです。

「前提」の強力な威力に改めて驚かれました。

こうした方々が心理カウンセリングを受けられることはおそらく無いと思いますが

もしお会いして直接お話しできる機会があるとしたら

「どうぞ、ご自分の『前提』に囚われないでください」
「もっとご自分を大切にされてください」
「『正しさ』より『幸せ』を大切にしてください」

・・・そうお伝えしたいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
全国的に大雨の予報ですが、素敵な週末を。

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