Polyrrhiza lindeniiの植え替えをしました。
植え替えといっても、フラスコ同士の継体培養ですけど。
こちらが、フラスコ内で褐色になってしまった部分があるP. lindeniiです。といっても、プロトコームですので根はありません。。
これを、手製のクリーンベンチ内で移植するのだ。
道具は、ホームセンターで買ったマヨ瓶4本、滅菌水3本、アルコールランプ、ピンセット、シャーレ、ステンレスの匙などです。
培地はハイポネックス培地で、全量1000ccに対して、粉末ハイポネックス3g、砂糖20g、バナナ30g、活性炭1g、寒天8gです。
バナナはミキサーにかければよかったんですが、ミキサーの掃除が面倒なので包丁二本でタルタルステーキ風にたたいて投入。
活性炭も乳鉢で磨り潰せばよかったんですが、面倒なので粒のまま投入。
マヨ瓶は金属製の蓋に5mmのドリルで穴を開け、バリをヤスリで取り、そこにサージカルテープ(不織布の医療用テープ)を表から3枚、裏から3枚貼りました。穴を開けたのは、通気性よりも圧力鍋内での圧力差による破損が防げると考えたから。
本当だったらミリポアフィルターを貼りたいのですが、何しろミリポアフィルターが高価なので。。。サージカルテープの使用は昔、webに記載があったのを参考にして使ってみました。なお、当然ながらコンタミに対しては責任を持てないので。
マヨ瓶に培地を分注し、圧力鍋で圧力がかかってから20分加熱し自然冷却。2週間ほど棚に放置してコンタミしていないのを確認してから使っています。
で、いきなり作業終了の写真です。作業中は両手がふさがっているので写真が取れないんだよね~。
1番フラスコ
培地の表面を棒で崩してみました。
2番フラスコ
培地の表面は平らなままです。
3番フラスコ
移植中に机の上に落下したプロトコームを入れてみました。コンタミするだろうな~。
追伸
圧力鍋は同じ容量なら浅くて広いものより、深くて狭いものがお勧めです。
ずっと、fisller vitavit使ってたけど、T-falのほうが深いので背が高い物を加熱するときに便利です。
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