日々眠り
日々目を覚ます
同じ場所への生還
闇夜伝いに
辿りつく
朝明けの頃
地上すぐの樹木が
高すぎる空を遮る
しなやかに伸びる四肢
取り戻す呼吸
風に木洩れ陽
午後の休息
米を研ぎ
水に眠らせ
成熟を待つ
わずかだが
また生き長らえた
夕べのひととき
日々眠り
日々目を覚ます
同じ場所への生還
闇夜伝いに
辿りつく
朝明けの頃
地上すぐの樹木が
高すぎる空を遮る
しなやかに伸びる四肢
取り戻す呼吸
風に木洩れ陽
午後の休息
米を研ぎ
水に眠らせ
成熟を待つ
わずかだが
また生き長らえた
夕べのひととき