ビバ宝塚！！(集団の美学)

私の愛する宝塚の最大の特徴は、集団の美学です。

舞台の上では、トップスターを中心として一糸乱れぬ統率力で、集団が織り成す
美というものをあますことなく表現しています。

一人ひとりは個人であっても、個人が複数集まれば集団となり、集団としての目標を達成させることが、最大の目的となります。

舞台を成功させるために全員が一丸となってそれぞれのパートをしっかりと守り、
演技する姿は、真の美しさを感じます。

真矢みきさんがトップスターのときの「すみれボレロ」はダンディズムを熟知した
トップスターと他のメンバーたちの美に対する意識が合致し、これぞ本来の
集団の美学といえるでしょう。

集団の美学は宝塚だけの専売特許ではなく、一般大衆・一般社会についても言えることです。

企業・団体は組織の永続を目的として集団で活動をします。

組織は強烈なトップリーダーの指導のもとに営利活動を行い、収益を従業員に還元し、地域に一部を還元します。

組織が永続するためには、トップリーダーの存在そして一つの方向性が必要になります。

明確な将来のビジョンを打ち出し、その方向に向かって全員が一丸となって突き進む、これが本来の集団の美学です。

私は宝塚を見ているうちに、これが我々の生きる上での原点ではないかと思うようになったのです。

これからも大好きな宝塚を何度でも見て、集団の美学について考えたいと思います。

それでは本日のブログをこのへんで終わりにします。

あなたがふたたび私のブログにおいでになり、私と同じテーマについて考え、同じ時間・同じ空間を共有することができたら、何て素敵なことでしょう！！

あなたとふたたびお会い出来る日を、楽しみにしています。

それではまた、お会いしましょう！！

君の瞳に乾杯！！

As Time Goes By (時の過ぎ行くままに)