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今週末、テストのやり直しをされている親子に、もう一つ気を付けると良いことがあります。
「テストのやり直し」は、多くの問題を解きあさることより学力UPをしていきます。(これは本当は高校1,2年の生徒に『数学の定期考査は必ずやり直しをしなさい』と強く言いたいことですが…)
このやり直しの際に、もう1つ気を付けることで、その効果は1.5倍いや2倍の学力をつけることになります。それは、
ケアレスミスを見つけること。
ケアレスミスは、
「分かっていたのに、テストのときは間違えた」「後からやったら出来るのに」「おっちょこちょいだった」と言って終わらせている方が多いのですが、
大学入試は「後からやったら~」は来年の受験を意味しますし、「分かってたのに不合格」や「おっちょこちょいで落ちる」のは一番悔しいことではないですか?
このケアレスミスは防ぐ方法があります、
ケアレスミスの原因は、『ちょっとした計算ミス』、『問題の読み違い』だったりと字のごとく不注意です。このケアレスミスで落とす点数はー1点,だったり-2点だったりとそのミスだけの点はわずかのような気がします。が、1つのテストで5回のケアレスだったらー5点、ー10点っと大きな点となります。もっと恐ろしい話をしますと、先日のブログにも書いたのですが、『京大にあと1点で落ちた、東大に0.1点差で通った』という教え子たちのお話ですが、1点による影響は計り知れないものですね。やはり、ケアレス(不注意)を直しましょう。
このケアレスはよく見ると、その子の癖があることが分かってきます。
例えば、「いつもマイナスの後にカッコが着く問題でケアレスするな~」「分数が入るとダメだな~」「比の問題でよく読み間違えるな~」etc.
ケアレスの癖がわかったら、そこ徹底的に訓練、毎日の勉強で2問ずつでもやればなくなります。
このケアレスの癖を知ることができるのがテストのやり直しです。だからやり直しをさせるときに、そばでお母さまは自分のお子さんのケアレスはなにかな?って客観的に原因を突き止めてみてください。そのためにも途中式をしっかりと分析してほしいです。そして、お子さんにもケアレスの癖「マイナスの後のカッコ問題のとき失敗しちゃうね」「分数出ると間違えるね」をきちんと伝えてください。これを意識するだけでも、次のテストのときお子さんはその種の問題は慎重に扱うことができます。
そして、テストのやり直しの中でケアレスを見つけたら、そのケアレスで失った点数を合計してみてください。さらに、ケアレスの合計点を青色のペンで(例えば6点) を実際とった点数の横に書いて、あと〇〇点取れたね、ケアレスなかったら△△点だったね。と数字にして親子で反省会と次の対策をしてみてください。
ケアレスを防ぐには、
① ケアレスの癖を知る(お母さまが客観的な目で探してあげてください)
② ケアレスで失った点を知る(ケアレスの合計点を青色で なぜか青が効果的)
③ その対策をきちんとする(毎日、2問ずつやるだけでケアレスは治ります)
ぜひ、テストのやり直しをするときには気をつけてみてくださいませ。この小さな対策が想像以上の効果を上げますよ。