食べることこそ生き甲斐ブログ 職業 農家

畑の中や外で起こったことを、とりとめなく書き込みます

経産安全保障2

2022-04-26 22:51:29 | 日記
経産省のホームページにある半導体産業の今後についてまとめられた資料によると、
日本の装置メーカーと素材メーカーと海外ファウンドリが共同開発して微細化技術や、
最先端の半導体を研究するそうです。
ここでわかるように、すてに半導体の製造は海外企業一択で、国内企業で半導体製造は
無理だろと匙を投げています。
半導体装置は世界でもニコンやキャノンが強く、素材なんかも信越化学など日本の企業は
世界のシェアをかなり取っています。
そもそもこのやり方だとTSMCとの共同研究しても、実際に半導体製造は国内企業は
やらないことか前提になってるので共同研究しても活かすことが出来ないのではと疑問が。

それに日本の技術者をガッツリ引き抜かれて、国内半導体メーカーの競争力を結果削ぐことに
なるというリスクは無いのかな?

最近では理化学研究所の600人雇い止めという嫌ーな記事を見かけました。
日本は技術者を厚遇しないので、外国企業へ引き抜かれるそうだ、そこから大事な情報や、
技術も移転されることもあるらしい。
そういった積み重ねでさらに日本は産業競争力を落とす。

ここらへんか経済安全保障なんじゃないのかな?外国企業誘致じゃなく、日本の企業の
保護、強化か大事なんじゃないか?経産省の資料には中、韓、台は税制や補助などで企業を育て
たが、日本は不況による投資不足で競争力が下がったと書いてある。
つまりは日本の企業を税制や補助などを使い大事にしなさいってことじゃないの?

大事な大事な経済安全保障

2022-04-26 20:14:40 | 日記
以前から話題になっている台湾の半導体製造企業TSMCの熊本誘致。
先程テレ東BizというYou Tubeチャンネルでアップされた動画に、
誘致の必要性や、日本にもってくる意義なんかを、専門家の方が詳しく話していました。

半導体製造には、設計、前工程、後工程という作業が必要で、熊本工場では実は
前工程までしか行わず、そこまで作ったものを台湾へ輸出して後工程を行いその時点から製品
として出荷になるとのことでした。つまり日本の中では製品まで作らないという
経済安全保障といって良いのか非常に微妙なところだそうです。
一気通貫で最後まで国内で製造出来るなら、それこそが経済安全保障じゃないかとのこと。

そしてその工場で作られる予定の28ナノの半導体はずっと不足しているとされてましたが、
ここにきて実は足りていたとのこと。さらに工場の稼働予定の2024年には足りていると
されているそうです。

さらにその半導体は一昔前の技術だそうです。10年前の技術で全然最先端ではないそうです。
環境負荷の問題もあるそうで、工場の稼働には大電力が必要なのと、きれいな水を大量に
使うそうです。
以前に台湾で水不足や電力不足のニュースを聞いたことがありましたが、
雨が降らないんだなーとか、原発止めたのかなーとか、適当に聞いていたので、
もしかしたらこの工場が原因の一因なのかと思うと熊本の地下水は大丈夫かと心配に
なります。
まぁわざわざ誘致してきた経産省が細々とした取り決めをしてると思うので、
大丈夫だと思いますが。
そして人材、1700人の雇用を産むと謳っていますが、地元熊本大学でこれから毎年60人の
半導体技術者を育てるとしているそうですか、まだ始まったばかりで2024年に何名の
技術者が産まれ、雇用されるのか。はたまた外国籍の技術者が大量に入ってきて
その家族も連れて新しい菊陽町という国際都市が産まれるかもしれません。
売上はtsmcが持ってゆく、人材も多分日本人少数。多額の税金投入、すでに足りている
半導体の工場。この時点で経産省は何を考えてるのかわかりません。
自民党の政治家も誘致を強力に推し進めてましたか、そもそも日本の工場では
前工程までで、台湾へ持って帰って完成するというこのちぐはぐさ。
ここまで聞いて経産安全保障としてこの誘致が本当に必要なのか理解に苦しむようになりました。

工事はすでに着工しています。

太陽光パネルって

2022-04-08 14:33:19 | 日記
真夏の直射日光を受けるとかなりの高温になるし、反射する光も熱を持つ。
いま流行りのメガソーラー。これは太陽光を吸収する木や林、山、芝生などとは
違い、熱を吸収するという効果は無さそう。反射光による公害はいますでにあるみたい。
ちなみに木や林は光合成をする過程で二酸化炭素を吸って、酸素を吐く。
メガソーラーというだけあって100ヘクタール規模の設備も目立つらしい。
仮に自然エネルギーで発電したとしてもその一帯の環境はどうなるの?
本当にこの問題は難しい。良い部分だけクローズアップしてはいけない。
自然破壊プラス温暖化に拍車をかけることになりかねないリスクはメガソーラーは
多分にはらんでいる。
電力不足のリスクを減らすとしてフランスは原発を、新規建設としたそうだが、
それに続いてイギリスも原発を新設するようだ。
日本は残念ながらほぼ東電の責任で原発の新設が、感情論的に難しくなった。
しかし世界の趨勢は真逆にエネルギーリスクを考え、原発利用と自然エネルギー利用
のバランスをとって行くようだ。日本だけか反原発。太陽光バンザイ。
ある一定の規模の建物には設置義務付けみたいなことをしている。
本当にそれで正解なんだろうか?

教授の思考レベルって

2022-03-26 18:31:37 | 日記
ロシアが崩壊寸前だから、北方領土をこの隙に取り戻せるという発言を
かなり優秀な大学の教授がされていました。
いやー。無理だろ。そもそも誰がどのように行動すれば北方領土が日本の帰属へ戻るの?
自衛隊が電撃作戦で、ロシア軍が軍事演習やってるところへ行って戦ってくるってこと?
そもそも自衛隊を動かすことが、日本の政治家には出来ないじゃないか。
どういう理屈をこねれば北方領土が取り戻せるというかなりユニークな発想に至るのか。
仮にこのタイミングで北方領土を奪えば、ロシアからの天然ガスやその他の資源は
おそらく輸入出来なくなるでしょう。中東依存をやめて、ロシアからの天然ガス事業は
日本にとってかなり大事な事のはず。
そういうことを全部含めて、大学の教授がこういうことを言うのか?
呆れてものも言えません。
教授の理屈ではロシア崩壊〜食料不足から北方領土のロシア人が苦しむ〜人道支援〜なんだかんだで日本への帰属となるようです。理論が単純すぎて笑えますね。
そもそもロシアはNATOの東方拡大を嫌い、ウクライナの緩衝地帯化も目的の戦争
をしている。日本にはアメリカの軍事基地がいくつもある。
仮に北方領土が日本へ帰属するとアメリカ軍の影響を強く感じざる得ないし、仮に
北海道へ日米共同で運用する基地を作るとなったら、ロシアにとっては恐怖以外の何物でもない。
そんな簡単に北方領土問題が解決するわけがない。
日本は武力行使により領土拡大、紛争介入という選択を取らない。取れない国という
認識を持つだろうが、アメリカは常に紛争に介入したり戦争当事国になったりしている。
ロシアとして緩衝地帯を少なからず作っておきたい。
北方領土にロシアが展開すれば、その真隣の北海道へアメリカ軍が出張ることはしないと
考えているはず。日本にはそんな理屈受け入れがたいがおそらくそういうこと。
ロシア政治の教授ともあろう人が軽々しく北方領土問題を解決という話をすることに
イラつきを覚えたのでした。

インドへ5兆円。国民へ10万はしぶしぶ

2022-03-20 11:16:03 | 日記
日本という国は国内成長企業への投資はいまいちですが、諸外国への投資?バラマキ?には
大盤振る舞いです。岸田総理も例にならいインドへの投資を決めたそうです。
企業が中国からインドへのシフトしたいから、政府から賄賂しといてよ。的な感じでしょうか?

この時期このタイミングで国内成長産業へ、投資するってことなら最高のニュースですが、
外国へ投資して、そして半導体企業も外国籍企業へ補助金をぶっこむわけです。
さすがですな!自民党もどうかと思うが、そういう大事なことを野党はスルー(笑)
野党もスルー(笑)野党もスルー(笑)与野党でスルー(笑)国民もスルー(笑)メディアもスルー(笑)
防衛予算や、エネルギーや食料、今世界に目を向けるとかなりリスクの大きな部門が
あるにも関わらず、農水に関しては米農家を潰し、輸入依存を進める政策。
エネルギーも残念ながら、原発の話を真っ当にしない。防衛予算の拡充は
連立している平和の党が認めません。
全てにおいてもう今の政治が、機能していないことを表しています。

日本の大学生(外国からの、留学生も含む)への補助金は良し。
ただ、平時の奨学金制度はすでにイカれてると思わないか?
全然給料が上がっていかないのに。いきなり数百万の借金を返済しながら社会人に
なるとか。結婚したくても安月給と、返済としてたらあっという間に結婚適齢期ギリギリとか。
少子化に拍車をかけるよね。そこに切り込まない専門家は偽物。
日本の行き詰まり感は、つまりは金の使い方が原因になってやしませんかってこと。