DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

MEMO★食と中国とその他の気になるあれこれ

2008-03-26 | NEWS/TREND
<知りたい!>進む国産食材回帰 中国製品に不信、自給率アップも?

<生活ナビ>日本の食料自給率。西欧諸国並みに改善は可能?
日本も1965年当時は、英国並みの自給率73%だったが、それは食物の消費量が少なかったことが大きい。米やいも類中心で、牛・豚肉は月に1~3回程度という当時の食生活に戻れば、輸入は少なくて済み自給率は上がる。
日本は過去40年間で肉類と油の消費を激増させ、食の形態を一変させた。その間、西欧諸国の食生活はほとんど変わっていない。日本は敗戦・占領を経て、米国の農産物輸出先となるべく食の欧米化を受け入れた。
また長時間労働の常態化や1人暮らしの増加、店舗の無休・24時間化などが、外食や持ち帰り弁当などの中食、即席食品の普及を進め、過剰な食料在庫や年間約1700万トンもの廃棄を生んでいる。
農水省は2015年に自給率を45%まで引き上げることを目標に米の消費拡大、農業への新規参入促進などの計画を立てているが、日本の自給率の低さは農業だけでなく、外交や労働、経済などトータルの施策の結果だ。農水省だけに問題を委ねても解決は難しい。


絶望先生風にいえば、ソフトランディングでいいんじゃないでしょうか?
今が無理でも、中長期的に少しずつ・・・。
(経済要素・人材要素・環境要素の課題は多々あるとしても)

CHINA FREEの時には、「食を守るためには自給率をあげるしかない」という
意見にはソリューションとしての即効性がないため、
ケースによっては反論もしましたが、
基本ベクトルとして「自給率のアップ」は食の安全確保&危機管理の方法論の1つ
として賛成です。
ただし、残念ながら国内産=安心、ともまだまだ言えないので
そのあたりの品質管理・追跡システムはまた別途必要だと思いますが・・・。
あと、前から気になっている政治家への献金で買えるような
意味のないブランドや賞の多発は改めてほしいです。

もともとの日本のデイリーな和食スタイルはヘルシー志向。
食を整えれば、家族団欒含め
変わっていくライフスタイルもあるのでは、と思います。

●気になる中国関係

長野の聖火リレーに中国側が“注文”

国境なき記者団が妨害行為=「人権は聖火より神聖」(時事通信) - goo ニュース

五輪開会式不参加も「選択肢」=チベット問題で中国に対話訴え-仏大統領(時事通信) - goo ニュース

聖火リレーがはじまりましたが、
オリンピックムード、という賑わい感を今回は感じない。
なんだか痛いオリンピックという感じ。
それでも開催することに(ビジネス&マーケット効果含め)意味はあるのでしょうか。
参加する選手がしあわせなイベントであってほしいと思います。

チベットをめぐる認識ギャップ 西側はそう見るかと中国、怒る――フィナンシャル・タイムズ(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース


●その他のかなり気になってるニュース

杉並・和田中がPTA廃止=地域本部に編入-東京(時事通信) - goo ニュース

<PTA>杉並区立和田中が廃止 地域全体で支える仕組みに
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14 コメント

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おどろき (通りすがりのR.R.R)
2008-03-26 07:02:41
日本の自給率ってそんなにあったの?
39%。20%ないくらいだと思っていました。
僕も
>食を守るためには自給率をあげるしかない
には日本の自給率の低さから不可能だと思っていました。日本の現状と当時の人の希望には格差が大きすぎました。
しかし、確かに未来を考えた場合、日本の自給率を上げていこうとする試みは必要だと同意します。政府に任せず民間も積極的になれば、改善を希望できるかもしれません、科学技術の発展を利用したりして。
ただ、僕は現代っ子を抜ける気はない。お肉大好き。

…さすがに米の自給率だけはすさまじい…
返信する
おはようございます (まっつん)
2008-03-26 09:05:49
>日本の自給率の低さは農業だけでなく、外交や労働、経済などトータルの施策の結果だ。農水省だけに問題を委ねても解決は難しい。

これは悲観的意見ではないと思うんですが。
ただ農水省だけでの問題解決は難しいと述べてるのであって、トータルで取り組み、改善すべきだと。

即効性は勿論求めても無理ですが、
長期的にトータルで改善し、出来るだけ自給率を上げる事には大賛成です。
それによって「古き良き日本文化」が戻ればいいんですけどね。

聖火リレーもこれから各国の対応を見守りたいです。

あと、私のブログ内になるもにあさんをブックマークさせて貰っていいですか?
返信する
マジ、ヤバイですよ! (シオーヤ)
2008-03-27 00:40:50
国内の農業をダメにしてきた行政が今更「自給率ヤバイ!」って言うくらいですから、危機的状況が迫りつつあると思うんです。

実際、日本の穀物自給率は27%ですが、あの北朝鮮でさえ78%なんです・・・!(2006年)
イギリスも78%でしたでしょうか?でもEU全体では100%を超えるんです。

そしてこのまま行けば、地球温暖化によって世界的な食糧危機が起こり、真先に餓死する可能性があるのが日本の我々一般人です。
特に僕のような中の下ぐらいの生活水準の人間は生きられないでしょうね・・・。

そして、税金を好きなように使う方々は生き残るというコトなんでしょうか・・・・・・
返信する
通りすがりのR.R.R様 (なるもにあ)
2008-03-27 11:23:49
算出方法が不明ですが、4割近い自給率をどう見るかですね。
あと2割プラスくらいなら、少し時間をかければなんとかなかる?とか
考えてしまいます。(根拠ゼロですが<オイオイ

私は(中国では政府方針的に難しいのがわかりましたが)海外の土地を借りる等
拠点が日本でなくても、きちんと責任管理すれば、それもまた
自給手段なんじゃないのかな?とも思います。

日本で逆に中国や韓国に輸出してる農家もあるそうなので
(日本で人気のない長イモなど)そのあたりの依頼生産のような形も
うまくいけばいいのかも。

>科学技術の発展を利用したりして。
これはあると思います。実際、ハウス栽培などは画期的に
発展・進化しています。
ただ、コストがかかる。
そういう意味で、下にコメントくださってるまっつん様が
提唱されている、きちんとコスト計算できたムリのない
生産を、消費者も支えていく必要はあると思います。
安いから、といって海外製品に走らず、
日本の農家・メーカー支援の視点が求められるのかな、と。

※いつも思うのですが、通りすがりの方ってレスをどこまで
 期待されるのでしょう?二度と来られないかもしれないけど
 私には面白いコメントだったので無駄かもしれませんがレスします。
 よろしければ、またお立寄りください。
 
返信する
まっつん様 (なるもにあ)
2008-03-27 11:26:15
>トータルで取り組み、改善すべきだと。
ゼッタイそうすべきですよね。というか、今はそうじゃないのか!?
という驚きもありつつ。(汗;
現状はどうなってるのか、いまいちよくわかっていませんが(大汗;;
今回の中国の騒動も当然外務省の管轄もあるはずで
そのあたりの連携が相変わらずの縦割り・責任回避体制で
機能していないんじゃないのかな?という懸念を強く感じますです。

農水省が労働、経済などトータルの施策を見据えるのも必須でしょうし
(この記事のトーンだと期待薄ですが)
そういう意味で、今、もし、できていないことが多いのなら
『改善の余地がある』と捉えた方が未来は明るいですよね♪
(そろそろ行政も本気で体質改善しないと、ヤバイです;。
一時期もてはやされた民間活力導入はどうなったんでしょうね?
結局全部民間委託になって利権ビジネス化しただけのような;;)

ブックマークのお申し出ありがとうございます!
ご覧の通り、ヲタ色も強い(汗;)けっこう偏向した趣味ブログですが
よろしいのでしょうか?(ドキドキ;;
よろしければ、こちらでもブクマさせていただければ♪と思います。
どぞよろしくお願いいたします。
返信する
シオーヤ様 (なるもにあ)
2008-03-27 11:30:47
この記事だけだと自給の実態は検証できませんが、今回の中国食害問題で
自給率アップ推進に拍車がかかるのはいいことだと思います。
ただ、日本の場合、銀行もそうでしたが、保護するとなると
以前の(票田でもある)米農家の過剰保護(と言うと語弊ありますが)のように、
農家を育てることより、現状維持のまま防衛にまわりがちなので、
そのあたりの体質もなんとかしないといけないんじゃないかな、と思います。
(保護されない農業からの農家離れが進んだと思っています。)

ここ20年は世界分業の視点からもIT立国を国策として
推進してきた経緯があるので、
産業振興の予算配分的にも農業に対してどうサポートしていくのかが
気になりますが、コストも含めてユーザーが日本産を積極的に
選べば、変わっていく市場原理もあるかな、と思います。
地道にすこしづつでもできることを積み重ねていくしかないんでしょうね。

たしかに格差化社会で一番ヤバイのが食生活=健康だと思います。
(あとは案外どうにでもなるというか)
本来、政府がそこを一番しっかり管理すべきなんですが
今は自衛が必要ですね。
返信する
有難うございま~す! (まっつん)
2008-03-27 18:39:28
縦割り行政がもたらす「モタモタ」ですね。
本当にダメです、この国・・・。

「一般市民」がもっと声を上げないと、
何も変わっていきませんね。

※ブックマークさせて頂きました。
私のはなるもにあさんに迷惑でなければ恐縮です。
有難うございます。
返信する
返信 (通りすがりのR.R.R)
2008-03-27 23:21:39
まず、※内容からお答えしましょう。
僕はいわゆる「通りすがり~」系のコメンターです。すべての「通りすがり~」が何なのかを知らないので一概には言えないので、僕のやり方をお伝えします。
僕は一日に10~50件のブログを見ています。そして良い・楽しい・興味をそそるブログにはコメント残すを繰り返しています。そして興味深いものには何度も訪れようとしています。
現代の日本にはさまざまな意見が共有されています。ブログを書くことは楽しいですが、見て回ること(ブログサーフィン)もとても楽しい。

>海外の土地を借りる等拠点が日本でなくても、きちんと責任管理すれば、それもまた自給手段なんじゃないのかな?
とても興味深い意見です。しかし、現状国土意外から生産されたものを自給と呼ぶことはできないでしょう。どんな条件が付こうと、他国は他国。
実際南米の農家には日本人技術者がとうもろこし栽培の資本提供をしていますが、それらは自給対象に含まれていません。二酸化炭素は購入できても、地に生えた野菜や家畜はその土地のものです。
確かに自給率アップは大切なことです。近年WHOの試算によれば、今後の人口増加により食糧難はさらに増えるといわれています。これまで日本は経済力と技術力で食を貿易でまかなってきましたが、近寄る先進国と途上国の差、均衡の変化などで、今後の食料保障は見えづらくなっています。中国でさえ、増える国民に食料を与えるべきと、来年から食料輸出量は減少になるという見方もあります。
はっきりいって、自給率は大きな難しい問題です。なぜならこの問題は農業に留まらず政治・経済・国際関係にまで深く介入するからです。それこそ早期解決を望むのであれば、政府に大臣が必要なほどと僕は思います。
しかしながら、これからは民の時代。何でも政府に頼るのではなく、市民レベルでできることから解決を探せると良いでしょう。
返信する
まっつん様 (なるもにあ)
2008-03-29 01:22:27
政府は国民の代表として選ばれた政治家の集合体であり企画・実施部隊であり、
また分業発想でいえば政策のプロとして、
舵取り・コンサル・アドバイザー・指導者・改革者・教育者・・・
さまざまな顔を持つべきだと思うのですが、
どうも政治家と呼ばれる方々に
お金と利権と自己都合・自己保身ばかりが目だって残念です。

市民感覚に関しては、本当に声をあげていかないと
国会も「殿様談義」「大奥」化しがちかなぁ、と。
いろいろな部分でズレが感じられます。
(国のために真剣に頑張ってる政治家もおられるでしょうし、
誰にでも頑張ってる部分はあるのかもしれないけど)

それにしても、なんだかこの国の国会、
どこか小学校のホームルームな様相に感じるのは
私だけでしょうか?(汗;

※ブックマーク、こちらこそありがとうございます!
 今後ともよろしくお願いいたしますです。(ぺこり
返信する
通りすがりのR.R.R様 (なるもにあ)
2008-03-29 01:35:30
正式なハンドル名ではなく「通りすがり」を名乗る方は、
自分の意見を述べることが主目的で、
ブログ主とのコミュニケーションは期待していない=レス不要?
なのかなぁ、と思っていましたので、今回そうでない方もいると
わかりました。
わざわざ「とおりすがり」表明される意図はいまいち不明ですが、多分HNに対する位置づけと嗜好性の違いでしょう(個人的にあまりいい印象がないものでもし辛口に聞えたらごめんなさい。)※この件に関してはご意見ご無用です。

食料危機対策に大臣をつけるというのはいいアイデアかもしれません。
大臣でなくても、縦割りの省を超えた政府のアクション部隊が
あってもいいかも。

>何でも政府に頼るのではなく、市民レベルでできることから解決を探せると良いでしょう。
「市民レベルでできることから」にはもちろん賛成です。
一方で「政府に頼る」という感覚よりも、政府は(デフォとして)我々国民の代表者で
あるべきだ、と思います。現状は一般との乖離が問題なのでは?と。
(全部が全部とはいいませんが、例えば中国問題にしても、
外交上の事情があるのなら、そのあたりに関してもう少し情報開示して
もう少し国民理解を得るべきだろうと思うわけです。)

ただ、国と個人はアクションスケールも役割も機能も(他等々)異なるので、
もちろん個々人が個々人でやるべき自己責任もあって然るべきで
国が動くこと、個人が動くこと、両輪だろうと思います。
そして政府を動かすことも、個人のアクションに加わるのかな、と。

必要以上にパニックになるのもこわいですが、リスクマネジメントとして
危機意識は持ち続けなくては、と改めて思います。
返信する

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