坂本龍一、タダになった音楽は再び「ライブ」へ回帰する
※ブログ抜粋
●レコードやCDというメディアを通して音楽を聴くスタイルは、レコード誕生以後の約100年くらいの歴史しかない。
●インターネットを通じた「音楽配信」によって、リスナーが音楽の対価として支払っていたものは、「実は製造や運搬というパッケージのためのコスト」(エグゼクティブの人件費含む)だったことが、露わになった
●「音楽が目に見えない、触れられないデータ化されたものになっている今、もう一度音楽のおおもとのかたち - ライブへの欲求が強くなっている」。
ライブと録音されたコンテンツは、別もの、というか、別価値。
コンテンツは基本1人で向き合うもの(自分の好きな時に)。
ライブは「場」にでむき、多くのリスナーと時間を共有するためのもの。
あと、生のミュージシャンに会うことそのもののリアルタイム価値。
ネットでいえば、ブログとコミュニティとtwitterがあるようなものかなぁ、と。
で、ライブ希求を促進しているのは、そうした
You Tubeやブログをはじめとするネットカルチャーであることは
間違いない。
You Tubeのおかげで、今まで見ることができなかった
ライブ映像が、簡単に入手できるようになって
それがまたライブ熱を煽る。
コミュで好きな音源について語り合う機会が増え、
オフ会感覚でライブに行く。
その話題(ネタ)が、別の人間を刺激し、波及する。
大体がYou Tubeを参考資料として情報交換がなされるので
そこでもまたさまざまな形でライブ映像が広がっていく。
twitterはライブの感動を即座配信することで
ライブと会場外との間にブリッジをかけ、
それがまた共感と共有を作る。
ミュージシャンはFace Bookやtwitterを通じて
ファンとの距離を縮め、「リアルタイム」の価値が
身近なものになっていく。
内と外の二面性を持つ、作品(ミュージシャン)との交流フェーズが
よりわかりやすい形で、具現化されるようになったのかな、と。
なーんて、ことよりももっと単純に
1つの音楽をさまざまな表現で多角的に聞きたい、という
音楽への好奇心が一番大きいわけですね。
備考:
音楽の楽しみ方としては、
1人で、またはみんなと「歌いたい」「踊りたい」なんてのも
欲求としてはあるだろう。
そういう意味では「歌いたい」に特化したカラオケもまた
別の「音楽との交流機会」として大きい。
先日カラオケに行ったら、洋楽ライブを
そのまま流すサービスがあった(まだ音源は限られているケド)が
昔のロック喫茶みたいで、懐かしかったし、
いいサービスだと思いました。
私は、メーカー主導のフィルコンや試聴会が
増えるべきだと前々から思ってるんだけど
どうでしょうか?
(膨大でマニア化しがちなコンテンツライブラリの
有効かつ高度活用と掘り起こしと系統化=価値の再編集)
おまけ:
昨日、茂木さんがラジオでラルクの「NEO UNIVERSE」を歌う、
と語ったので、思わず「キー高くないですか?」とツイートしたら、
「ラルク、キー高いけど、なんとか歌えるんだよ。このPVが好きなんだよ。ほとんど毎回、カラオケ行くと歌っているのだ。やばい歌が終わってしまう。マイクに戻るのだ」というツィートがアップされた。
RTではないので、同じ質問したヒトがいたのかも、だけど
こういうのもまた、ネットが生み出したライブ感覚としての楽しさであるなぁ、と思うのでした。
・・・それにしても、ラルクってすんごく難易度高い気がするんですケド;
いつもキー設定めっちゃ苦労しているあっしであった。
※ブログ抜粋
●レコードやCDというメディアを通して音楽を聴くスタイルは、レコード誕生以後の約100年くらいの歴史しかない。
●インターネットを通じた「音楽配信」によって、リスナーが音楽の対価として支払っていたものは、「実は製造や運搬というパッケージのためのコスト」(エグゼクティブの人件費含む)だったことが、露わになった
●「音楽が目に見えない、触れられないデータ化されたものになっている今、もう一度音楽のおおもとのかたち - ライブへの欲求が強くなっている」。
ライブと録音されたコンテンツは、別もの、というか、別価値。
コンテンツは基本1人で向き合うもの(自分の好きな時に)。
ライブは「場」にでむき、多くのリスナーと時間を共有するためのもの。
あと、生のミュージシャンに会うことそのもののリアルタイム価値。
ネットでいえば、ブログとコミュニティとtwitterがあるようなものかなぁ、と。
で、ライブ希求を促進しているのは、そうした
You Tubeやブログをはじめとするネットカルチャーであることは
間違いない。
You Tubeのおかげで、今まで見ることができなかった
ライブ映像が、簡単に入手できるようになって
それがまたライブ熱を煽る。
コミュで好きな音源について語り合う機会が増え、
オフ会感覚でライブに行く。
その話題(ネタ)が、別の人間を刺激し、波及する。
大体がYou Tubeを参考資料として情報交換がなされるので
そこでもまたさまざまな形でライブ映像が広がっていく。
twitterはライブの感動を即座配信することで
ライブと会場外との間にブリッジをかけ、
それがまた共感と共有を作る。
ミュージシャンはFace Bookやtwitterを通じて
ファンとの距離を縮め、「リアルタイム」の価値が
身近なものになっていく。
内と外の二面性を持つ、作品(ミュージシャン)との交流フェーズが
よりわかりやすい形で、具現化されるようになったのかな、と。
なーんて、ことよりももっと単純に
1つの音楽をさまざまな表現で多角的に聞きたい、という
音楽への好奇心が一番大きいわけですね。
備考:
音楽の楽しみ方としては、
1人で、またはみんなと「歌いたい」「踊りたい」なんてのも
欲求としてはあるだろう。
そういう意味では「歌いたい」に特化したカラオケもまた
別の「音楽との交流機会」として大きい。
先日カラオケに行ったら、洋楽ライブを
そのまま流すサービスがあった(まだ音源は限られているケド)が
昔のロック喫茶みたいで、懐かしかったし、
いいサービスだと思いました。
私は、メーカー主導のフィルコンや試聴会が
増えるべきだと前々から思ってるんだけど
どうでしょうか?
(膨大でマニア化しがちなコンテンツライブラリの
有効かつ高度活用と掘り起こしと系統化=価値の再編集)
おまけ:
昨日、茂木さんがラジオでラルクの「NEO UNIVERSE」を歌う、
と語ったので、思わず「キー高くないですか?」とツイートしたら、
「ラルク、キー高いけど、なんとか歌えるんだよ。このPVが好きなんだよ。ほとんど毎回、カラオケ行くと歌っているのだ。やばい歌が終わってしまう。マイクに戻るのだ」というツィートがアップされた。
RTではないので、同じ質問したヒトがいたのかも、だけど
こういうのもまた、ネットが生み出したライブ感覚としての楽しさであるなぁ、と思うのでした。
・・・それにしても、ラルクってすんごく難易度高い気がするんですケド;
いつもキー設定めっちゃ苦労しているあっしであった。
お元気でしたか?
>いずれ皆ここに戻ってくるんじゃないかな~?
私も同感です。
ただ、そのためには、ハードとソフトの技術が
錆びつかないように&損なわれないように
しっかり守り次世代に伝達していくことも大切ですね。
そういう意味で、シオーヤ様のような、
今も実際にその装置を極め、
より進化させようとしている方々の存在は大きいと思います♪
いいスピーカー、いいアンプで
いい音空間が提供されるような、
グレードの高いロック喫茶が身近にあれば幸せなんですが。
いろいろな音楽があって、いろいろな場があって
たくさんのヒトがしあわせを感じられることを
願います。
絵や文と違って耳で“生きた”情報を感じるこの芸術がどの様に育っていくのか?楽しみですね~!