もぐ菜のみっしり茶匣(はこ)院

ようこそ腐女子の匣喫茶へ お好みのモノをどうぞ、召し上がれ。 日々を書き連ね、妄想をこよなく愛でます

キーマカレー。

2009-06-27 23:08:22 | Weblog
もぐママが一昨日にキーマカレーを作ってくれたのはイイけど何故か隠し素材にもやしを入れた。 そうですよ、どんなに刻んで炒めても所詮もやしは水っぽい。

キーマカレー美味しいのにもやしのせいでいまひとつでした。もぐママにズバリ言うと臍が曲がるのでタイミングを見計らって言う事にした。

ほんとはセバスちゃんに言うて貰うのが一番良いんだけどね。なんでキーマカレーにもやしをぶち込む気になったのかもぐ菜は謎(ρ_-)です。




媚魅 (11) 鬼畜眼鏡 偽造編 御堂×片桐

2009-06-27 20:43:50 | 腐女子の御伴
         *ご注意*


*腐女子や同人誌の意味が解らない方や気分を害される恐れのある方は此処で御帰院してくださいませ。*


一個人の妄想なのでSprayとは一切関係ありません。腐女子や同人誌の意味をご理解頂けた方だけ此処から先へどうぞ。


媚魅 (10)


         媚魅 (11)


全身を駆け抜ける傷み…を手で胸元を抑える。

最後に見たのは霧島の祈る様な慈悲深い微笑だった‥

刺されたのに霧島への怨みはない、違和感に充ちたこの世界の茶番劇からの救出に感謝している。床に無惨に転がった自分達を発見するのはたぶんアノ二人だろう‥


「霧島…何処に居る??主人である私を先に逝かせるとはな。」


醒める事のない深い闇から目覚め意識を取り戻す…


目を覚まし辺りを見渡すと執務室の床に転がっていた。デスクチェアーから転がり落ちたと気がつき安心する。

それでも胸元を抑えてナイフが胸元に突き刺さった衝撃は生々しく拭い去らない。息を吸い込む夢とは言えども片桐へした事に罪悪を感じる。


「霧島‥霧島…」

執務室のドアをノックされ音がして、聞き慣れた声で自分の名を呼ばれる。 数秒間気配を伺って主人の返事を待っているのだろう… 思う様に身体が動かず言葉が出ない。

御堂はただ叫んだ~


「霧島、早く私の元へ来い!!」

御堂の声を聞きドアを勢いよく開き、主人がいつものデスクにおらず霧島は主人の名前を叫んだ。

「孝典様!!」

床に痛々しく転がる御堂に霧島は駆け寄り抱き起こす。霧島は周りの気配を油断なく察し御堂の身に何かがあったと気づく。

「御堂部長…どうなさいました??幾ら寝ぼけたと言えども床に転がり込むなんてお疲れの様ですね。」

御堂を抱きしめながら霧島は御堂が怪我や傷を負ってない事を確認し御堂の顔を見ようとすると御堂は霧島の胸元に顔を埋めた。

「霧島…霧島‥」

「私は貴方の傍におりますよ。」

「主人であるこの私を置いて逝くな‥霧島。」

「貴方が望むならその様に。」


御堂を立たせデスクチェアーに座らせた。御堂は落ち着きを取り戻す様に深く深呼吸をする安心したら時間が気になり時計を見ると13時をやや過ぎていた。

霧島は執務室に異変がないか確認する様に周りを見渡す。ただ一つ御堂のデスク廻りに白い液体がべったりと大量に飛び散っていた。

霧島は無言で白い液体を見る‥ 同じ男性なら言わずとも分かるがどう考えても御堂一人分にしては多い自分が居ない間に一体何があったか考える。

主人には絶対服従と恥をかかせないのが狗の勤めである。霧島は執務室にある掃除用具入れから拭き掃除道具を出し御堂のデスクを掃除する事にした。

「デスクが少々汚れていらしゃいますね。掃除をしましょう御堂部長、御席を外して頂けますか??」

「イヤだ。」

「お手前ですが失礼させて掃除をさせて頂きます。」

霧島は一旦執務室から出てバケツに水を汲んできた水に消毒液を入れてきたらしくキツイ匂いがした。ティッシュで拭き取り汚れを拭き取ったティッシュはビニール袋へ捨てる。

霧島はバケツに雑巾を浸し硬く絞りデスクを拭く、それを何もせず御堂はデスクチェアーに座りただ霧島を見ている。

デスクに飛び散った汚れを全て拭き取り終わり雑巾もビニール袋に捨てビニール袋をキツク結び閉じた。霧島は自分の仕事を確認し御堂に掃除が終わった事を見せ様としたが臭いだけが消えない。

換気用の窓を開けて換気するがそれでも臭いは消えない。霧島は消臭剤と消臭スプレーを取りに物品庫へ行こうと思うと執務室のドアがノックする音がした。

「営業部の佐伯です。」

その声を聞くとピクりと反応する御堂を見る霧島は、佐伯を執務室に入室させるかアイコンタクトで伺う霧島に入れる様にと頷く御堂。

「入りなさい。」

御堂の代わりに霧島が入室する様に返答をし佐伯に入室を許可した。執務室に入るなり佐伯は臭いを察したが霧島が居る手前なので接待の報告を先にした。

佐伯が報告をしようとすると御堂は一声佐伯に言った。

「君に全て任せる。」

それを聞くと佐伯は反論する事なく~

「それでは承りました。それと霧島副主任にこれを渡す様にと開発部の者から受け取りましたので霧島副主任にお渡しします。」

佐伯は御堂のデスクに置いたのは霧島が関わった開発プロジェクト商品で医療機関に向けに販売した除菌消臭スプレーであった。

「大変こちらは医療現場の方々から好評を頂き増産をしても間に合わず口コミで更に話題を呼びお蔭さまで営業部に数多くの注文を頂いています。」

医療機関に卸す時の容器は小型のタンクで使用する時に市販のスプレーに移し替え使用する。開発部の者が佐伯に手渡したのでスプレーの容器である。

「ありがとう、早速使わせて頂こう。」

霧島は除菌消臭スプレーを取り執務室の隅々に除菌消臭スプレーを吹き掛けに御堂の側から離れた。佐伯は苦笑をしながら小声で御堂に話しかける。

「人の弁当を喰らい寝っこけながらあの人をオカズにしたのか??人が飯を食わずに仕事してた言うのにな。御主人様の為に狗が証拠隠滅しているご苦労なことだ。それと、弁当箱と水筒はお前がキレイに洗い俺に返せ。」

佐伯はいつもの営業スマイルに戻り執務室の隅で除菌消臭スプレーを拭きかけている霧島に挨拶をし一礼をして執務室を去って行った。

さっきまでの臭いはキレイさっぱりと消え除菌消臭スプレーの匂いが辺り一面にたち込めた。

媚魅 (12)