もぐ菜のみっしり茶匣(はこ)院

ようこそ腐女子の匣喫茶へ お好みのモノをどうぞ、召し上がれ。 日々を書き連ね、妄想をこよなく愛でます

更新したさワタシ。

2010-03-06 16:32:18 | 腐女子の御伴
朝からカキして飲まず喰わずでロッ●のガーナチョコ一枚を食べただけで、勢いづきカキしてました。適度の空腹感が暴走の合図です。

筆が進むと楽しくって夢中になり、食べるのも忘れるワタシです。

いつもの様に黒執事のBlackBoxのディスク2のSi deus me relinquitを聴きながら1話をカキする。脳みそがかなり疲労するのでカキ終えて一眠り。 もっとカキしたいのに、脳みそが想像よりも疲れるからいっぱいカキしたくっても出来ない(T▽T)。。。

今週末は体力の疲労が心配で更新無理かっと思ったけど出来たよん♪ もぐ菜なりに頑張ったから黒執事S.R.S.エピソード18→19更新したから読んでねーん(^-^)/

今日初めての食事はもぐママと外食する事にした。生ものを喰いたいんだ。廻る寿司だけど寿司を喰いに行ってくるさ。今日も充実した時間を、過ごせてもぐ菜は幸せです。

グレルさんと遊べてほんと楽しかったww

黒執事 StarRingSilver 白薔薇の揺り籠  エピソード19

2010-03-06 16:03:34 | 腐女子の御伴
※この小説はアニメ黒執事を基に、二次創作として執筆しております。
一個人の解釈なので、原作やアニメ制作会社、出版社とは一切関係ありません。
その点をご理解いただき、お読み下さる様お願いいたします。







■黒執事 StarRingSilver 白薔薇の揺り籠 エピソード19




「お待ちください!!」

「ウィル!?」

「せっきから気配(けはい)が、すると思えば──── 正々(せいせい)堂々(どうどう)と出て来られたらどうです?? スピアーズさん。」

セバスチャンが振り向きもせずに言うと、靴音がしグレルの傍へ近寄って来た。

「グレル貴方言う人は───── 何度も罪を冒せば気が済むのですか!! 今回は確かに死神派遣協会からの指示で、仮死状態の魂を調べる様にと任務を受けたのは事実です。まずは概要(がいよう)を調べたのなら裏付けとなる情報の確認を取り、死神派遣協会に報告を済ましそれから指示を受けると言う段取りと話しをしましたよね??グレル。」

「だって、セバスちゃんに逢えると思ったから私…… 」

グレルは泣き言を言い俯くと、フレイアはグレルの顔に手を翳(かざ)すと意識を無くす。

「グレル??それは失神の業(わざ)ですね。天使アッシュを滅殺した悪魔に死神であれ誰も、近寄ろうと思わない…‥誰も遣(や)りたがらない任務を降格したグレルに任務が下り、任務の見届けの同伴者として私が適任と選ばれてしまった。」

「天使滅殺…‥ やはり噂(うわさ)では、なく事実でしたか。悪魔にあるのは契約の理(ことわり)だけですよ。」

「私は天使滅殺の審議(しんぎ)の為(ため)に、遥々(はるばる)と異府(いふ)に来た訳ではございません。天使アッシュは大罪(たいざい)を冒したとの事で、所詮(しょせん)はそれ止まりですよ。天使の一匹や二匹は事足りているでしょう。」

「ほぉ、死神も一匹や二匹…‥消えても実害はないと言う事ですか?」

セバスチャンは、スピアーズを見てせせら笑い言う。

「暇な天使どもと、一緒くたにしないでください。万年人手不足でなり手がなかなか…‥」

「それでは、死神、そなたはスピアーズと申すな。スピアーズ、私と取引をしましょう。」

「貴方(あなた)は──── 神であるのに何故(なぜ)この様な悪魔といらしゃるのです??」


「私を神と言い慕(した)い崇拝する人間等はもう、この世に現存(げんぞん)しません。私は古(いにしえ)に契約により主従(しゅじゅう)した王に仕(つか)えただけで、人間達が好きな様に喜んで私をそう祭り上げた。神話で名を遺し後世(ごせい)に伝わり、私は忘れ去られた古(いにしえ)の神となっただけですよ。」


「それでも、一体何をお考えなのですか??」

「私は悪魔と異なるだけの事で、セバスチャンは私の大切な友人です。速(すみ)やかに取引に応じるのか私は、スピアーズに聞いているのですよ。もし、応じなければ──── この場でグレルを滅殺しましょう。」

「取引をお受け───」

「出来ないとなら、世にも珍しい見世物(みせもの)をお見せ出来ますよ。スピアーズさん。」

「任務故(ゆえ)に目の前で、仲魔を見殺すとは死神も所詮(しょせん)はそれ止まりです。」

フレイアはスピアーズを嘲(あざけ)る。



「───致します。お願いですから、グレルを離してやってください。」

スピアーズの返答に満足げに嗤(わら)うとフレイアは立ち上がり、グレルをスピアーズに抱き渡した。

「セバスチャンは、むやみに人間の魂を喰らい荒らす様な事はしません。何故(なぜ)なら、主人が傍に永久(とわ)に存在(そんざ)し仕(つか)える~ それの方(ほう)が貴方(あなた)達の仕事が捗(はかど)る思いますよ。仮死状態の魂は私が補完(ほかん)しますので、後日に死神派遣協会に手紙を書きその旨(むね)を正式文書として提出します。それと、二度と異府に来ない様にセバスチャンの、廻りに金輪際(こんりんざい)近づかない事を誓いなさい。」

「ご了解致しました。この事は何とぞ穏便にお願い致します。」

「スピアーズ貴方が、そう思うなら私との約束を果たしなさい。」


スピアーズはグレルを抱きかかえ、フレイアとセバスチャンに深々と頭を下げる。

「私の独(ひとり)り言(ごと)ですが、ファントムハイヴ家に先代から家令としてお仕えしてらしゃった、タナカと申される日本人男性の魂を私が査定しました。ファントムハイヴ家が襲われた時に我が身を態(てい)し身体を貫かれ様とも幼い当主を守り一度は死に、セバスチャンにより幻影としてこの世に繋ぎ留められた魂だったタナカ氏がロンドン炎上後に存在して居たのが、発覚し今回の任務のきっかけでした。タナカ氏が最後に悪魔で執事のセバスチャン貴方に、ファントムハイヴ家の当主であるシエル坊ちゃんに末永くこれからは健やかにお過ごしください。と伝えて貰いたいとの伝言を承りました。」

「私から坊ちゃんに、お伝え致しましょう。」


頭を上げるとスピアーズはグレルを抱きかかえ立ち去り異府(いふ)の、煌々(こうこう)とした月明かりを避ける様に闇に紛れ姿を消した。




黒執事 StarRingSilver 白薔薇の揺り籠  エピソード20

黒執事 StarRingSilver 白薔薇の揺り籠  エピソード18

2010-03-06 16:03:04 | 腐女子の御伴
※この小説はアニメ黒執事を基に、二次創作として執筆しております。
一個人の解釈なので、原作やアニメ制作会社、出版社とは一切関係ありません。
その点をご理解いただき、お読み下さる様お願いいたします。







■黒執事 StarRingSilver 白薔薇の揺り籠 エピソード18



俯(うつぶ)せに倒れ込んで居る、グレル近づくセバスチャン。

フレイアもグレルに近寄り花壇(かだん)の脇に盥(たらい)を立て置き、屈み込むとグレルを背後から抱き起こす。

グレルは二人の猛攻撃を受けた割には、瀕死ではなく気を失っているだけである。フレイアに抱き起こされると─── 意識を取り戻す。

「セバスちゃん…」

「これぐらいでは、死にませんか…‥」

「えぇ、死神ですからね。」

「死神??」

フレイアは抱き起こしたグレルの顔を覗き込むと、グレルはどこと無く幸せな顔をしており目を覚ます。

「ダメよ、セバスチャン、大胆だわ。こんな素敵なお庭で求め合うなんて、でも、貴方らしく良いわよ。」

「私だってセバスチャンと、その様な行為をした事等ないと言うのに…… 」

「フレイア貴方は、さっきから私を誤解してませんか?? それはグレルの一方的な妄想です。」

グレルは自分を抱き起こしたのはセバスチャンと、思ったが正面に立ち見下ろして居るの見て背後を漸(ようや)く見る。

「あんた何をする気なの!? お願いだから止めて!!セバスちゃんの前で私を犯すなんて!!」

「…‥私はその様な、趣味はございませんよ。さて、グレル貴方をどう調理しましょうか??」

フレイアはグレルを品定めを、するかの様にしげしげと見て居てセバスチャンは、地面に突き刺さったデスサイズの持ち手に触れ引き抜き持つ。

「調理??私は、ほんと美味しいけど食べ物じゃないわよ!!そこいらの人間と一緒くたにしないでよ!!私は美しき愛の狩人で死神なのDEATH。」

「セバスチャンも私も、人間の魂を喰らい漁るのは辟易(へきえき)しておりますよ。省(はぶ)いては簡単に棄(す)て喰える、魂等(など)に興味はなく惹(ひ)かれる事はありません。」

「離しなさいよ!! 乙女に何をするのよ!!職務(しょくむ)妨害で訴えてやるわ。」

「生きて此処(ここ)から、帰れるとお思いですか??ほぉ、死神だったとわね。それは珍しいモノを捕獲(ほかく)したものです。では、大好きなセバスちゃんに、そのデスサイズで腹を貫(つらぬ)き通され引っ掻(か)き回されるのと、私に、魂を喰われるどちらがお好みですか??」

「どっちも嫌に決まってるわよ!! 目を覚まして!!セバスちゃん私が、美しいから見る者の心を奪うから言い寄られてしまったのよ!!愛しているのはセバスちゃん貴方だけよ!!」

「グレル貴方の、そのお口を永遠に黙らせる方法で静かにして頂きましょう。」

デスサイズの電源を入れセバスチャンは両手で持ち構え、グレルにデスサイズの尖端(せんたん)を向ける。

「そんな、嫉妬に狂うセバスちゃん貴方なんて…‥ 私は、嬉しいけど間違っているわ!!離してよ!!私の心も躯(からだ)はセバスちゃんただ一人のモノ。」

グレルはじたばたと身体を動かそうとするが、フレイアが背後から、がっちりと抱き抑えて居るので振り切れない。

「どっちも選べないなんて、ダメですよ?? あぁ、心配しないでください。私は忘れ去られる古(いにしえ)の神──── グレル貴方の魂を喰らっても、例えるなら動物で言うと共食いなので、セバスチャンも私も神殺しの大罪(たいざい)には価(あたい)しませんよ。」


「何を言っているのよ?! 正気?? 助けてウィル!!」

「色香(いろか)に血迷い、死神の在(あ)るべき立場を放棄した、死神であるグレル貴方が人間の魂を狩る資格等(など)ありません。坊ちゃんの命令通りに、貴方を狩り坊ちゃんの為にマダムレッドの仇(かたき)を此(この)場で執(と)らさせて頂きます。」

「証人は私です。此(この)場をお見せ出来ないのが、唯一(ゆいつ)の心残りですが、しかと私が見届けましょう。」

「坊ちゃん、坊ちゃんて、どうして大事なのに食べちゃったのよ!! 私は死神派遣協会から仮死状態の魂が、何処(どこ)に在(あ)るか調べる様に言われて異府(いふ)に来ただけよ!!」

「何が、そんなに不服(ふふく)なのですか?? あぁ、冥土(めいど)の土産(みやげ)が、ないから不服(ふふく)なのですね。では、セバスチャンと私の馴(な)れ初(そ)めでもお話ししましょうか??」

「良かったですね、グレル。フレイアの話しを聴きながらではさぞや、楽しく冥土(めいど)へ旅立って逝(ゆ)かれますね。」



「美人薄命(はくめい)て言うけど、お願いだから許して───── 何でも言う事を聞くから、ねぇ、止めてよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」




セバスチャンは優しく微笑を───── デスサイズは無慈悲(むじひ)な、機械音を鳴らしグレルの腹へ…………



フレイアは瞳を閉じグレルの首筋に牙を宛(あて)がう─────




黒執事 StarRingSilver 白薔薇の揺り籠  エピソード19