*ご注意*
*腐女子や同人誌の意味が解らない方や気分を害される恐れのある方は此処で御帰院してくださいませ。 一個人の妄想なのでSprayとは一切関係ありません。*
鬼畜眼鏡 佐伯×片桐 「君に」
佐伯はここ1週間は3月に発売される新商品の増産と出荷で、慌ただしく工場とMGNを往復したりと忙しい。
忙しいながらもやり甲斐(かい)があり、自信と確信に充ちた彼の顔を見つめると自分自身も嬉しくなる。その新商品を今度は自分達が営業をして売り込みに行く。
ダイニングテーブルにおいた新商品のパンフを読んで居る。佐伯から携帯電話にメールがあり、今日は帰れると言う連絡があった。
現地の工場近くのホテルで泊まりっており、あらかたの件は済んだので今日は帰って来ると。佐伯のメールはいつも簡潔(かんけつ)な文。帰りは遅くなるので先に寝ててくださいと。
ダイニングの時計を見ると21時。料理は作ってあってさっと仕上げをすれば出来上がりなので心配ないが、佐伯の帰宅が何時(いつ)になるのかそれが心配だった。
新商品のパンフをちゃんと綴(と)じダイニングテーブルに両腕を俯(うつぶ)し、片桐はダイニングテーブルに置かれた、恋人に渡す綺麗にラッピングされた手作りチョコを見つめた。
ガラス皿には試しに作ったチョコが盛られており、ビターなほんのり苦く優しい甘い匂いがふんわりとする。
片桐も多忙(たぼう)であったキクチマーケティングとMGNを行ったり来たりして、営業の得意先を部下と共に飛び回り報告書を書き社内用のプレゼンテーションの資料を集めたり作成と。
今ままでの自分では出来なかった事を今は出来る様になった。彼との奇跡の出会いが自分に力をくれた。瞳を閉じうとうとテーブルに俯(うつぶ)した両腕の上に顔をのせて片桐は眠る。
チョコの甘い匂いと恋人を思うと自然に微笑(えみ)がこぼれる。今日はバレンタインデー。
夢心地で夢を見た?? 逢いたくって──────────
ギュッと背後から抱きしめられ両腕の中に閉じ込められた。夢にしてはリアリティで頬をピッタリと寄せられ思わず片桐は咄嗟(とっさ)にダイニングチェアーから落ちそうになり目覚めた。
フローリングに落ちないで何とかなったと思ったら、背後に温もりを感じる。片桐は顔を真っ赤にし身体をモゾモソと動かしなんとか体勢を直そうとするががっちりと身体はホールドされて居る。
「克哉君?!」
ビックリして恋人の名前を呼ぶと耳元の裏に、ふっと柔らかい吐息(といき)を吹きかけられた。
(ダメだ…… 食べられちゃいます。これは、僕の夢ですよね??)
確かにメールの文の最後には、貴方(あなた)を食べちゃいたいと書かれてた。片桐は目尻(めじり)に大粒の泪(なみだ)を一粒。
片桐はラフな部屋着姿で肌着をゴソゴソと動き回る手が素肌に触れると一瞬、ひんやりし素肌にしっくりと馴染む。
「ダメですぅ…… 克哉くん」
片桐は恐る恐る瞳をあけて、背後に居る恋人の名を呼ぶ。胸元の小さな粒を指先で弄(いじ)られピリピリと膨れ上がる快楽に慣れた痛みを感じる。
脇腹をやんわりと触れ掠(かす)め遠慮なくブリーフの中へ突っ込まれ、膝をいとも簡単に開かれてしまう。
「おや、起きてましたか。」
恋人の声はいつもと穏やかで変わらず優しく愛(いと)おしい。耳をほんのり赤くなった片桐の耳をくすぐる様に唇(くちびる)ではむ。
「克哉君、お帰りなさい。あの─── その…をお願いです。手を離してください。」
弱々しい観念した泣き声で片桐は恋人に言う。
「ただいま、稔さん。こんな所で無防備(むぼうび)に寝ててはダメですよ?? 」
もし、自室で寝てたらきっと完全に、恋人に食べられたしまったと思う。片桐は既(すで)に半泣き状態で佐伯からすると熟れて食べ頃である。
試しに作ったチョコを一粒、摘み佐伯は片桐に含ませる。片桐は恋人の手に付いたチョコを丁寧に舌で嘗めた。佐伯も一粒摘みチョコを食べた。
お互いの唇が触れ合い接吻(せっぷん)を交わす。
「稔さんお帰りなさいの、唇(くち)づけをしてませんでした。もしかして、忘れてしまいました??稔さん貴方(あなた)不足で俺は困りましたよ。」
「僕も───」
佐伯は片桐の言葉を遮る様に唇(くち)びるが触れる。ごにょごにょ言う前に唇(くち)づけに塞がれしまい、深くなる唇(くち)づけに吐息が溢れ出した。
チョコの味と佐伯の躯(からだ)の孕(は)んだ熱に包み込まれ、片桐は自ら快楽に手を差し出した。
終わり
*腐女子や同人誌の意味が解らない方や気分を害される恐れのある方は此処で御帰院してくださいませ。 一個人の妄想なのでSprayとは一切関係ありません。*
鬼畜眼鏡 佐伯×片桐 「君に」
佐伯はここ1週間は3月に発売される新商品の増産と出荷で、慌ただしく工場とMGNを往復したりと忙しい。
忙しいながらもやり甲斐(かい)があり、自信と確信に充ちた彼の顔を見つめると自分自身も嬉しくなる。その新商品を今度は自分達が営業をして売り込みに行く。
ダイニングテーブルにおいた新商品のパンフを読んで居る。佐伯から携帯電話にメールがあり、今日は帰れると言う連絡があった。
現地の工場近くのホテルで泊まりっており、あらかたの件は済んだので今日は帰って来ると。佐伯のメールはいつも簡潔(かんけつ)な文。帰りは遅くなるので先に寝ててくださいと。
ダイニングの時計を見ると21時。料理は作ってあってさっと仕上げをすれば出来上がりなので心配ないが、佐伯の帰宅が何時(いつ)になるのかそれが心配だった。
新商品のパンフをちゃんと綴(と)じダイニングテーブルに両腕を俯(うつぶ)し、片桐はダイニングテーブルに置かれた、恋人に渡す綺麗にラッピングされた手作りチョコを見つめた。
ガラス皿には試しに作ったチョコが盛られており、ビターなほんのり苦く優しい甘い匂いがふんわりとする。
片桐も多忙(たぼう)であったキクチマーケティングとMGNを行ったり来たりして、営業の得意先を部下と共に飛び回り報告書を書き社内用のプレゼンテーションの資料を集めたり作成と。
今ままでの自分では出来なかった事を今は出来る様になった。彼との奇跡の出会いが自分に力をくれた。瞳を閉じうとうとテーブルに俯(うつぶ)した両腕の上に顔をのせて片桐は眠る。
チョコの甘い匂いと恋人を思うと自然に微笑(えみ)がこぼれる。今日はバレンタインデー。
夢心地で夢を見た?? 逢いたくって──────────
ギュッと背後から抱きしめられ両腕の中に閉じ込められた。夢にしてはリアリティで頬をピッタリと寄せられ思わず片桐は咄嗟(とっさ)にダイニングチェアーから落ちそうになり目覚めた。
フローリングに落ちないで何とかなったと思ったら、背後に温もりを感じる。片桐は顔を真っ赤にし身体をモゾモソと動かしなんとか体勢を直そうとするががっちりと身体はホールドされて居る。
「克哉君?!」
ビックリして恋人の名前を呼ぶと耳元の裏に、ふっと柔らかい吐息(といき)を吹きかけられた。
(ダメだ…… 食べられちゃいます。これは、僕の夢ですよね??)
確かにメールの文の最後には、貴方(あなた)を食べちゃいたいと書かれてた。片桐は目尻(めじり)に大粒の泪(なみだ)を一粒。
片桐はラフな部屋着姿で肌着をゴソゴソと動き回る手が素肌に触れると一瞬、ひんやりし素肌にしっくりと馴染む。
「ダメですぅ…… 克哉くん」
片桐は恐る恐る瞳をあけて、背後に居る恋人の名を呼ぶ。胸元の小さな粒を指先で弄(いじ)られピリピリと膨れ上がる快楽に慣れた痛みを感じる。
脇腹をやんわりと触れ掠(かす)め遠慮なくブリーフの中へ突っ込まれ、膝をいとも簡単に開かれてしまう。
「おや、起きてましたか。」
恋人の声はいつもと穏やかで変わらず優しく愛(いと)おしい。耳をほんのり赤くなった片桐の耳をくすぐる様に唇(くちびる)ではむ。
「克哉君、お帰りなさい。あの─── その…をお願いです。手を離してください。」
弱々しい観念した泣き声で片桐は恋人に言う。
「ただいま、稔さん。こんな所で無防備(むぼうび)に寝ててはダメですよ?? 」
もし、自室で寝てたらきっと完全に、恋人に食べられたしまったと思う。片桐は既(すで)に半泣き状態で佐伯からすると熟れて食べ頃である。
試しに作ったチョコを一粒、摘み佐伯は片桐に含ませる。片桐は恋人の手に付いたチョコを丁寧に舌で嘗めた。佐伯も一粒摘みチョコを食べた。
お互いの唇が触れ合い接吻(せっぷん)を交わす。
「稔さんお帰りなさいの、唇(くち)づけをしてませんでした。もしかして、忘れてしまいました??稔さん貴方(あなた)不足で俺は困りましたよ。」
「僕も───」
佐伯は片桐の言葉を遮る様に唇(くち)びるが触れる。ごにょごにょ言う前に唇(くち)づけに塞がれしまい、深くなる唇(くち)づけに吐息が溢れ出した。
チョコの味と佐伯の躯(からだ)の孕(は)んだ熱に包み込まれ、片桐は自ら快楽に手を差し出した。
終わり