だんなっちょんのブログ

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甲斐性無しの二児の父

大相撲元ファンとして

2017-11-30 23:35:47 | 生活漫談
関東に身をおいてから生活スタイルの問題から大相撲にはすっかり遠ざかってしまった。
実家にいるときは、祖母や家族や従兄弟を含め大勢の大相撲ファンが多く
私も少なからず影響を受けて大相撲を見ていた。

私が中高生のころは若貴ブームまっさかりで、作られたブームではなく
長年の相撲ファンの祖母も頷くほどのガチ相撲が展開されていた。
特に若貴VS曙のぶつかり合いは固唾を呑む名勝負が多く
私もヒヤリヒヤリしながら千秋楽や優勝決定戦のぶつかり合いに熱狂したものだ。
また寺尾や舞の海や智乃花といった華のある力士も数多く存在し
毎日学校から戻ったら宿題や勉強をほったらかしにして
相撲中継に夢中になったものだ。

若貴時代は私の青春時代の一部といってもいい。
若い時に受けた影響は一種の宗教と同じでなかなかはずれない
のを承知でいうが、やはり貴乃花や若乃花や曙は僕の中でのヒーロー。

またこの貴乃花世代は古き悪しき時代を潰す革命的な人間が多かった。
将棋界は羽生さんが番外戦術といった卑怯技をくりだす
一流老人棋士をこてんぱんにし、礼儀正しい将棋の革命を起こし、
野茂は野球界につばをはき、メジャーリーグへの活路を開いた。
サッカーJリーグが開幕し、三浦知良率いる新生日本は
悲願のワールドカップへの道を開いた。

少し持ち上げすぎかもしれないが、私の一回り上をいく世代は
それほど輝き私も多くの影響を受けた。

貴乃花はその存在感は特に突出していた。
若干18歳で幕内に入るやいなや、八百長の総合商社の千代の富士を
引退に追い込み革命を起こす。
今までにないような容姿端麗のルックスだけでなく、
実力・行動力・説得力もハンパなかった。
四つ相撲だろうが激しい張り手の応酬だろうがなんでも受け止め
しっかり勝利をものにしていた。
引き落としやはたき込みといったファンが萎えるような
つまらない相撲は全くやらず、とにかく真正面からぶつかり
実力で「平成の大横綱」の称号を手にした。

引退後怪しい噂も流れたが、彼が現役時代に積み上げた
偉大な実績は私は忘れないし、真正面からぶつかって
相撲道に励み、多くの怪我を乗り越えて戦った姿を私は
一部始終見てきた。彼は間違いなく真っ直ぐで真面目な人間。
ファンを裏切るようなことはしないと思っている。
過去の実績が全て物語る。

だからこそ最近の一連の相撲騒動は100%、いや200%
貴乃花の行動を支持したい。
確かに彼は引退した後、怪しい格好や言動が目立ったが
根本的に相撲を愛し、ガチンコ相撲を心から求める人間であることを
私は知っているからだ。

モンゴル人を否定するわけではない。しかしながら
頻繁にモンゴル人同士が集まって酒飲みばかりやっていたら
八百長も疑うし、互助会と言われても私は肯定してしまう。

貴乃花親方は貴の岩に対してモンゴル人同士の飲み会を禁じていたときく。
その飲み会に参加しない貴の岩をこらしめようとして
今回の事件に至ったらしい。

これた本当ならとんでもないことだ。

この後始末を決めるのはあくまで相撲協会と警察だが
私は日馬富士だけではなく、事件解決の途中であり、
その暴行現場に居合わせておきながら、その飲みの席の後
女をナンパし、さらに優勝時に「万歳三唱しましょう」とか
惚けたことを抜かす、白鵬も引退して欲しい。
朝青龍みたいに開き直っていない腹黒人間だから余計腹が立つ。

そして貴乃花親方を理事長にすえ、これまでの八百長に関しては
ほじ返さなくて良し。ただし八百長根絶に徹底的な策を打ち出して
くれることを期待する。
千代の富士と同部屋で八百長三昧だった八角では無理。
責任とってさっさと辞任して欲しい。

私は今相撲を定期的に見ている身ではなく大きなことを
言えるわけではないが、今の体たらくは本当に嘆かわしく
悲しくもなる。