「こんなのがよく視聴率20%前後になるな・・」
と思わず愚痴りたくなるドラマが、今やっている
朝の連続ドラマ小説の梅ちゃん先生である。
自分は毎日だいたい朝6時半ぐらいに起きて、
朝食を作り7時に妻を起こし一緒に「いただきます」する。
7時15分からBS3で「ゲゲゲの女房」の再放送を見て(見るのは初めて)
引き続き7時30分から「梅ちゃん先生」を見る
7時45分からは火野正平の「こころ旅」と連続3本立て。
諸処の事情で普段テレビは見ない自分もこの時間帯だけは
身を乗り出してテレビ視聴する。
さて、梅ちゃん先生に話を戻すとする。
「梅ちゃん先生」の前にある「ゲゲゲの女房」なのだが
こちらは非常に重厚で無駄がない。
主役の飯田布美枝と村井茂とのお見合い、結納、挙式、上京という流れを
今見ているのだが、テーマがしっかりしているし
この一連の流れの飯田家と村井家両方の舞台裏から、
周りの人間の心的描写が事細やかに描かれている。
実に無駄がなく1つの「お見合い」というテーマを満遍なく
視聴者に伝えている。本当に身を乗り出してみてしまう。
そういう「ゲゲゲ」を見た後に「梅ちゃん先生」を見ると
本当イラッと来る。
まずOPがスマップ。歌自体はむしろ頭に残るし決して悪い訳じゃないが、
中居さんの音痴ソロが曲の最初辺りに出てくる。
「ゲゲゲ」はいきものがかり、「おひさま」は平原綾香、「カーネーション」は椎名林檎そして中居の音痴声。この落ちは一体何なんだろう・・。
一気に気分が萎える。
話も軽い。
医者を目指す梅子の動機がまずしょぼい。
食あたりで倒れていた孤児の少年を父が治療する姿に心打たれたとか
入院患者の為に懸命に努力する父に心打たれたとか、
とってつけたような薄い動機。
しかも意志薄弱でそれを前向きに押し通そうとせず
なんとなく・・みたいな態度を回りに取るもんだから
理解を全く得られず、冷たい態度ばかり取られて見ているこっちは
イライラが募るばかり。
医者になりたいと決断した直後に、厳格な父が反対するのはわかるんだが
家族3人一斉もそれに乗っかるというか「梅子が?」みたいな
態度をとって興味無しだったし、最後の最後でやっと
お婆さんが「応援するよ」と言い出してそれに乗っかった感じ。
家族の人間関係が温いし、基本的に味っ毛のない軽薄な奴が多すぎる。
母の芳子は優柔不断で融通聞かないし、姉の松子は
ずっと戦争で死んだ婚約者だったサトシのことを引きずって周りを引っ掻き回すし、
サトシの意思を次いで弟の竹夫に「サトシさんの為にもあなたに立派な医者になってもらわないと困るのよ」
と言った時にはさすがにドン引きしたわ。お前何様だよ状態。
ちなみに竹夫は自分の意思で医者の道を辞め、大学を辞めて家を出た身。
「医者以外の仕事をやりたい」って家族の前ではっきりと公言して
迷惑にならないよう一人前になるまで戻らないと決断して出ていった直後にこれである。どんだけ空気の読めない身勝手な姉なんだよ(笑)
一番ドン引きしたのは梅子が医専に合格する設定。
だいたい因数分解も周期表も理解できてなかったアホな
梅子がたった3ヶ月で医専に受かる設定がむちゃくちゃ。
そんなに医者になるのは簡単なのか?と思ってしまう、
「戦後だから易しくした」というやや無理のある設定を入れて
合格させたのはいいが、合格者掲示板を見る限り
倍率15倍前後の狭き門なのは確定。3ヶ月前まで中学卒業レベルの
能なしが受かる学校では到底ありえない。
本当演出が温い。
いくら「易しくした」とはいえ、あんなアホが医者になられては
見ているこっちが不安を覚える。1浪させても合格に無理があるのに
3ヶ月は本当ありえない。
その他
・大雨が降っている設定なのに空が青空だった。しかも雨の量がまばら。
・戦後間もない時代なのに梅子・松子・芳子の肌ツヤが半端無くいい。
・「どう見ても軽い荷物を一生懸命重い荷物を押しているように演技してるだろ!」って一目でわかる温い演技。
・人間的な深さを感じる登場人物は今のところ父とその義弟ぐらい(互いに人間像がはっきりしてる)
・松子は一体何を目標に生きているか謎。今のところ周りを振り回すだけのちょっとウザイ存在。
・芳子は優柔不断でうだつのあがらない母、南果歩の演技がド下手糞
・お婆は本当単なる婆ちゃん。今のところ特に影響力無し
・となりのバラックに住む家族の設定が意味不明。今のところ必要なし。
・竹夫は実際一人前になりたくて家を出たけど、結局近場で叔父のところで働いているからどうしても「一人前になりたい」という意思が薄く見えてくる。
・竹夫に一目惚れしてるっぽい女性の話はいつのまにか頓挫。
・徹夜で勉強しまくっているのに肌はつやつやで目にクマ1つ無い。
・今のところ感動するシーンがゼロ。泣けるシーンが無い。
・松子にいきなりプロポーズし、ダメと言われたら梅子にプロポーズした
訳のわからない学生の存在感が謎だし不愉快。今のところ影響力は梅子に英語を教えた程度か。
・あんだけ人間不信だった少年が、病気から助けてあげただけで
見違えるほどの好人間に変身。全て反省し田舎に戻り梅子とすっかり仲良しに。
話が軽い・テーマが分からない・セリフが重くない・軽薄な人間が多すぎる。演出家と脚本家のレベルを疑う。
以上のことから梅ちゃん先生は正直面白くないです。
ゲゲゲの後に見るから余計それが際立って見えてくる。
まぁ朝はこれといった楽しみが無いし、
医専に梅子が入ってから少し面白くなってきたから期待してまだ見ようと思います。
ただ今後このノリが続くようなら・・見るの辞めるかもw
さぁ愚痴ったところでお早うございますの朝がきたと。
これから飯作っていつも通り朝の3本立て!
と思わず愚痴りたくなるドラマが、今やっている
朝の連続ドラマ小説の梅ちゃん先生である。
自分は毎日だいたい朝6時半ぐらいに起きて、
朝食を作り7時に妻を起こし一緒に「いただきます」する。
7時15分からBS3で「ゲゲゲの女房」の再放送を見て(見るのは初めて)
引き続き7時30分から「梅ちゃん先生」を見る
7時45分からは火野正平の「こころ旅」と連続3本立て。
諸処の事情で普段テレビは見ない自分もこの時間帯だけは
身を乗り出してテレビ視聴する。
さて、梅ちゃん先生に話を戻すとする。
「梅ちゃん先生」の前にある「ゲゲゲの女房」なのだが
こちらは非常に重厚で無駄がない。
主役の飯田布美枝と村井茂とのお見合い、結納、挙式、上京という流れを
今見ているのだが、テーマがしっかりしているし
この一連の流れの飯田家と村井家両方の舞台裏から、
周りの人間の心的描写が事細やかに描かれている。
実に無駄がなく1つの「お見合い」というテーマを満遍なく
視聴者に伝えている。本当に身を乗り出してみてしまう。
そういう「ゲゲゲ」を見た後に「梅ちゃん先生」を見ると
本当イラッと来る。
まずOPがスマップ。歌自体はむしろ頭に残るし決して悪い訳じゃないが、
中居さんの音痴ソロが曲の最初辺りに出てくる。
「ゲゲゲ」はいきものがかり、「おひさま」は平原綾香、「カーネーション」は椎名林檎そして中居の音痴声。この落ちは一体何なんだろう・・。
一気に気分が萎える。
話も軽い。
医者を目指す梅子の動機がまずしょぼい。
食あたりで倒れていた孤児の少年を父が治療する姿に心打たれたとか
入院患者の為に懸命に努力する父に心打たれたとか、
とってつけたような薄い動機。
しかも意志薄弱でそれを前向きに押し通そうとせず
なんとなく・・みたいな態度を回りに取るもんだから
理解を全く得られず、冷たい態度ばかり取られて見ているこっちは
イライラが募るばかり。
医者になりたいと決断した直後に、厳格な父が反対するのはわかるんだが
家族3人一斉もそれに乗っかるというか「梅子が?」みたいな
態度をとって興味無しだったし、最後の最後でやっと
お婆さんが「応援するよ」と言い出してそれに乗っかった感じ。
家族の人間関係が温いし、基本的に味っ毛のない軽薄な奴が多すぎる。
母の芳子は優柔不断で融通聞かないし、姉の松子は
ずっと戦争で死んだ婚約者だったサトシのことを引きずって周りを引っ掻き回すし、
サトシの意思を次いで弟の竹夫に「サトシさんの為にもあなたに立派な医者になってもらわないと困るのよ」
と言った時にはさすがにドン引きしたわ。お前何様だよ状態。
ちなみに竹夫は自分の意思で医者の道を辞め、大学を辞めて家を出た身。
「医者以外の仕事をやりたい」って家族の前ではっきりと公言して
迷惑にならないよう一人前になるまで戻らないと決断して出ていった直後にこれである。どんだけ空気の読めない身勝手な姉なんだよ(笑)
一番ドン引きしたのは梅子が医専に合格する設定。
だいたい因数分解も周期表も理解できてなかったアホな
梅子がたった3ヶ月で医専に受かる設定がむちゃくちゃ。
そんなに医者になるのは簡単なのか?と思ってしまう、
「戦後だから易しくした」というやや無理のある設定を入れて
合格させたのはいいが、合格者掲示板を見る限り
倍率15倍前後の狭き門なのは確定。3ヶ月前まで中学卒業レベルの
能なしが受かる学校では到底ありえない。
本当演出が温い。
いくら「易しくした」とはいえ、あんなアホが医者になられては
見ているこっちが不安を覚える。1浪させても合格に無理があるのに
3ヶ月は本当ありえない。
その他
・大雨が降っている設定なのに空が青空だった。しかも雨の量がまばら。
・戦後間もない時代なのに梅子・松子・芳子の肌ツヤが半端無くいい。
・「どう見ても軽い荷物を一生懸命重い荷物を押しているように演技してるだろ!」って一目でわかる温い演技。
・人間的な深さを感じる登場人物は今のところ父とその義弟ぐらい(互いに人間像がはっきりしてる)
・松子は一体何を目標に生きているか謎。今のところ周りを振り回すだけのちょっとウザイ存在。
・芳子は優柔不断でうだつのあがらない母、南果歩の演技がド下手糞
・お婆は本当単なる婆ちゃん。今のところ特に影響力無し
・となりのバラックに住む家族の設定が意味不明。今のところ必要なし。
・竹夫は実際一人前になりたくて家を出たけど、結局近場で叔父のところで働いているからどうしても「一人前になりたい」という意思が薄く見えてくる。
・竹夫に一目惚れしてるっぽい女性の話はいつのまにか頓挫。
・徹夜で勉強しまくっているのに肌はつやつやで目にクマ1つ無い。
・今のところ感動するシーンがゼロ。泣けるシーンが無い。
・松子にいきなりプロポーズし、ダメと言われたら梅子にプロポーズした
訳のわからない学生の存在感が謎だし不愉快。今のところ影響力は梅子に英語を教えた程度か。
・あんだけ人間不信だった少年が、病気から助けてあげただけで
見違えるほどの好人間に変身。全て反省し田舎に戻り梅子とすっかり仲良しに。
話が軽い・テーマが分からない・セリフが重くない・軽薄な人間が多すぎる。演出家と脚本家のレベルを疑う。
以上のことから梅ちゃん先生は正直面白くないです。
ゲゲゲの後に見るから余計それが際立って見えてくる。
まぁ朝はこれといった楽しみが無いし、
医専に梅子が入ってから少し面白くなってきたから期待してまだ見ようと思います。
ただ今後このノリが続くようなら・・見るの辞めるかもw
さぁ愚痴ったところでお早うございますの朝がきたと。
これから飯作っていつも通り朝の3本立て!