１０月３０日日記 広瀬名人への道

将棋A級戦が激戦・乱戦・波乱の予感っ？！


実は超わずかな確率ですが、９人が５勝４敗で並ぶ可能性があります。
プレーオフになると人数が増えれば増える程、順位が下の棋士は不利になります。
それはパラマス方式が取られているからです。
当然A級下位の広瀬八段は大変な苦労を強いられます。

９人による前代未聞のプレーオフになってしまったら、広瀬八段が名人戦に挑戦するには
８連勝が必要になります。順位戦をもう一度最初からやるのと殆ど同じです（笑）
持ち時間は６時間。名人戦は棋戦の中では最高にあたる９時間の２日制ですね。
広瀬八段が奇跡的にプレーオフで８連勝をし、名人戦７番勝負を４勝３敗で奪取したとすると
多分その頃には疲労の蓄積でやつれてしまうこと間違いなしですね。


例えばこんな感じでしょうかね・・・・。






未だに棋界は４０代の羽生世代（羽生名人・森内竜王・佐藤・郷田・藤井ら）が中心の構図です。
ほかの棋戦も殆ど決勝トーナメントや最終リーグは羽生世代が独占してます。
若手は渡辺二冠以外はことごとく跳ね除けられているのが実情です。
広瀬８段はまだ２０代で、活きのいい若手の１人といってもいい存在です。
羽生さんの名人防衛も期待したいのですが、広瀬八段が名人位に就き、
新たな時代を築き上げるシーンも見てみたいと思います。
また若手といえば、たったいま竜王戦で森内竜王とタイトル戦を戦っている、
これまた若手のトップを走る糸谷７段も頑張ってます。
そろそろ羽生世代の牙城を崩して欲しいと思ってます。

もっとも上の結果は単なるどうでもいい妄想です。
広瀬八段には普通に順位戦を１位通過し、名人戦で羽生さんと激突して欲しいと思ってます。
頑張ってください！