manakoの今日もぐるぐる

四十路女〈manako〉。まだまだ人生に迷いながら、日々ぐるぐる回って生きています。そんな管理人の日常を綴る日記です。

創作ノート《十二単イメージリボンバレッタ:秋コレクション》

2021-11-12 22:10:12 | ハンドメイド活動
ハンドメイドアクセサリーの新作をご紹介します。

当工房の看板作品である、十二単の小腰をイメージした、畳縁と綸子を重ねたリボンのバレッタ。
その四季シリーズの新作として、秋をイメージした3作品が出来上がりました。

まあ、「立冬」も過ぎて、暦の上ではもう冬ですけど…。
でも、紅葉の見頃もまだまだこれからですし、体感的には秋だと思って気にしない!!
最近、寒くなりましたけれど…(ーー;)


3作品を順に紹介します。

【露草】
重ねの色目「鴨頭草(つきくさ)」(表:縹・裏:淡縹)の組み合わせを参考にしました。
「つきくさ」というのは、露草の古名です。
十二単イメージリボンバレッタは、赤系の作品が多いので、違う印象の作品にしたくて、この色目を採用しました。
露の降りた野というのが、自分の中での秋の鉄板モチーフでもあったりもするかも。
「寂しい儚さ」というのが秋のイメージでしょうか。
春も儚いのですけど、あちらは「目映い儚さ」だと思うのです。



【菊重】
秋の花と言えば、やはり「菊」でしょうか。
こちらは、重ねの色目「菊重」(表:白・裏:淡紫)の組み合わせを参考にしました。
菊の花色はいろいろ…。
菊をモチーフにした重ねの色目もいろいろ…。
でも、白か黄色が代表的なところでしょうか。
黄色の畳縁て、あんまりないのですよねぇ…。
白も少ないですけれど…。
まあ、そもそも名前の通り、「畳」の「縁」なんですもの…。
本来の目的では、そう使う色ではないかも。
十二単イメージリボンバレッタは、「源氏シリーズ」も作っているので、「白菊」の色目は残しておきたいかも。
紅を使う色目もありますが、シリーズに赤系作品が多いので却下。
という取捨選択の結果、こうなりました。



【紅葉(もみぢ)】
楓の葉が赤く色づいた様を表した重ねの色目「紅葉」(表:赤色・裏:濃赤色)の組み合わせを参考にしました。
紅葉をモチーフにした色目も、表す葉の色づき具合によって様々…。
そもそも「もみぢ」という言葉が、「色を揉み出づる」という意味から来ていて、本来は特定の木の紅葉(こうよう)を指すのではないそうです。
でも、やはり紅葉(こうよう)と言ったら、赤く色づく楓の葉だよね!!という印象から、こちらの色目を採用しました。
昔の人もそう思ったから、やがて楓の葉を「もみぢ」と呼ぶようになったみたいですしね。


販売価格は、950円(送料別)です。
+50円でシニョンネットをお付けするオプションもあります。
その為、ネット販売はminneのみとなります。
どうぞご了承下さいませ。
近日中に販売開始予定です。


新作、しばらく畳縁リボン作品が続く予定です。
なぜなら、ミシンを出して作業をする都合上、縫うものはまとめてやってしまいたいから。
僅かですが、バレッタ以外の作品もご用意しておりますので、楽しみにして頂けたら幸いです。







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