1:タイトル ジーコのリーダー論
2:サブタイトル 「最強の集団」はこうしてつくられる
3:筆者 ジーコ 鹿島アントラーズ総監督
4:販売元 ごま書房
5:サイズ 17.5cm
6:説明(目次)
まえがき
ジーコのリーダー論 1
チャレンジ精神と情熱なきリーダーは去れ
二流の組織でも、リーダーしだいで一流に変わる
リーダーは、チャレンジ精神を忘れてはならない
◆Jリーグをゼロから築きあげる魅力が、私を日本へと向かわせた
◆素人の日曜サッカーを一流のプロチームにすること -それが私の仕事だ
◆手本を示すためには、リーダーであるまえに、選手であれ
名選手かならずしも名監督にあらず
リーダーは、どんなときも情熱を失ってはならない
◆Jリーグのお荷物球団・アントラーズの優勝を、誰が予想していたか
◆情熱的なリーダーが、私を一流のプロに育ててくれた
◆情熱を失ったとき、リーダーは指導者の資格を失う
ジーコのリーダー論 2
全員にフォア・ザ・チーム精神を叩き込め
私は、たとえスーパースターでも、スタンドプレーは激しく叱る
リーダーは、部下の組織の一員であることを理解させなければならない
◆私も、チームをつなぐ一個の鎖の輪にすぎない
◆チームへの貢献意識が、鎖の輪を強固なものにする
◆一流選手が陥るスタンドプレーのワナ
◆十一人が協力してこそ、スーパープレーも生まれる
◆強い組織は、チームワークを保ちながら、個性をアピールする選手が多い
全員に役割意識が芽生えたとき、組織は最強になる
リーダーは、部下に目的を意識させなければならない
◆チームを強くするには、練習の量より練習の質である
◆チーム一丸となれる目的が、爆発的な推進力を生む
◆私が黒崎を先発メンバーからはずした理由
◆役割意識のない者がひとりでもいると、組織に危機をもたらす
ここ一番での集中力 -それがプロとアマの差だ
リーダーは、部下のプロ意識を育てなければならない
◆九三年ワールドカップ・アジア地区予選の結果を招いたものは何か
◆メンバーの自覚が、アントラーズをプロシームにした
◆アマチュア意識を払拭した外交人効果
◆プロ意識を植えつけるには、一流の仕事ぶりにより多く接することだ
ジーコのリーダー論 3
平凡な部下ほど、だいじに育てろ
百人の部下がいれば、百通りの教え方がある
リーダーは、部下の資質を見抜かなければならない
◆部下を適材適所に配置するには、部下に対する先入観を捨てろ
◆教え方に、唯一無二の法則があるわけではない
◆部下のキャパシティに応じて仕事を与えろ
◆ライバルと競争させ、自分と競合させろ
部下の❝積極的な失敗❞はおおいにほめてやることだ
リーダーは、部下自身に頭を使わせなければならない
◆几帳面さは、日本人の長所でもあり、同時に短所でもある
◆部下の「~しなければ」意識を取り除け
◆リーダーは、失敗を恐れぬ意欲を評価すべきだ
部下をその気にさせえるのは、リーダーはの一言だ
リーダーは、部下に自信を植えつけなければならない
◆部下をその気にさせられるリーダーが、組織を強くする
◆部下に自信を与えるマインドコントロール
◆結果を出したら、これまでの努力がムダではなかったことを確認させろ
◆部下たちの自信は、完璧な基礎力から生まれる
ジーコのリーダー論 4
信頼を勝ち取るには、部下と一緒に泥にまみれろ
怒るときは、みんなの前で怒れ
リーダーは、部下の言うことにも耳を傾けなければならない
◆部下と同じ土俵に立てないリーダーに、リーダーの資格はない
◆部下との対話は、いくらしてもしすぎることはない
◆一方的に叱りつけるのではなく、部下からも話を引き出せ
◆言いたいことを言いあえるムードが、アントラーズを強くした
どんな相手でも、同じ態度で接することができるのか
リーダーは、自分の態度を明確にしなければならない
◆感情を隠していては、真意は伝わらない
◆相手によって態度を変えないことが、部下の信頼を生む
◆レフェリーの未熟さを批判するのは、それが私の役目と信じるからだ
◆監督との確執を報じるマスコミに、私が口を閉ざしている理由
◆リーダーは、決断する勇気を失うな
ジーコのリーダー論 5
部下が働きやすい環境を作れ
不満分子をどう扱うかで、リーダーの指導力が試される
リーダーは、部下に納得して仕事させなければならない
◆役に立つ知恵や経験は、余すところなく部下に伝えろ
◆レベルアップをはかるには、理想とする具体的なモデルを示せ
◆理由なき指導では、部下は納得して従えない
◆リーダーに従わない部下を納得させたいとき、強い共闘意識が生まれる
おもしろがって仕事する組織は、もっと伸びる
リーダーは、仕事しやすい環境を整えなければならない
◆Jリーグをさらに発展させるための、私からの提言
◆部下育成は、環境抜きには語れない
◆アントラーズ優勝の一因は、環境整備にある
◆「ジーコプロジェクト」を「鹿島プロジェクト」の中に私は見つけた
◆強い組織には、すきなことを楽しんでやれる環境がある
ジーコのあとにジーコはいるか
リーダーは、自分なきあとの組織も頭に入れておかなければならない
◆次のリーダーを育てるのも、リーダーの役目
◆ジーコのサッカーを引き継ぎ、そして壊せるリーダーこそ、私が求める後継者
◆少年サッカースクールに託す私の夢
付録 ジーコから学ぶ人生
7:価格 定価:571円+税
8:発売日 1988(昭和63)年6月25日 初版第1刷
9:ISBN ISBN4-341-31005-4 c0234 ¥571E
10:ページ 205ページ
11:星 ☆☆☆
【備考】この新書版はNO.6の1993年発刊を改訂したもである。