ハレ時々ベイスターズ

横浜DeNAベイスターズの平良拳太郎投手の復活を願いながらベイスターズを応援しています。

6/9 ライオンズvsベイスターズ@メットライフドーム

2021-06-09 23:24:08 | ベイスターズ
勝てる
そんなことを信じたベイスターズファンがどれくらいいたのだろうか。
1回桑原選手が三球三振で倒れた時今日はダメだと思った。
なぜこの1番打者はあっさりと終ってしまうのだろうか、と彼の魅力を存分に知りつつも言ってはならない愚痴が頭をつく。
しかしそんな思いを伊藤光選手の打棒が振り払った。
そしてファンが得点圏の弱さを嘆く元4番のスリーベースで幸先良く先制点を奪うと、オースティン選手の特大の一発で1回に3点を取った。
上々の立ち上がりであった。
ベイスターズの先発は高卒4年目の中川虎大選手。
力強い球速のあるストレートが魅力で変化球も多彩だ。問題はコントロール。
前々回くらいの登板前に「四球を出さないのは無理なので」というようなことを本人が言っており自覚はあるのだろう。
今日もやはり四球が多かった。伊藤光捕手が態勢を崩しながらキャッチする姿が目に付く。
連打を浴びて4回4失点で降板。ローテの柱であれば物足りないが若手の挑戦枠と思えば納得はできる。
三振も取れていた。
次回もチャンスはあるだろうからその時はプロ初勝利を挙げてもらいたい。
降板時点で勝っていたけれど5回は交代だろうな、
と思ったがじゃあ彼以上に信頼できる中継ぎが勝ちパを除いているのか?となった時に困った。
嫌な予感がした。
一旦火が付くと燃えカスにならないと気が済まないのかという中継ぎ陣を、しかし責めることはできない。
彼ら以前に先発ローテーションが火の車でそのしわ寄せが中継ぎ陣に大きな負担となっているのは明らかだ。
今シーズンに限らず前監督の時代からそうだった。
蓄積された疲労を考えると不甲斐ない成績もやむを得ないと言える。
ゆるゆると失点を重ね気が付くと序盤に作った6点のリードはあっさりとなくなった。
最後は勝ちパを全力投入して引き分け試合で幕を引いた。
何度見た光景だろう、と帰りの電車の時間を気にしながら空しく思った。
けれど何度無様に負けても、勝ち試合をあっさり逃しても、弱いチームであってもベイスターズを応援する以外私は何もできないのだ。
仕方ないと諦めて球場を後にするだけだ。
次の日になれば今日こそは勝ってくれるだろうと期待して野球を観る。
その繰り返しだ。
何の生産性もないが、それが趣味っているものだ。
中川虎大選手の投球を若手チャレンジ枠であれば許容できる、先に書いたが本当であれば「こんな投球していたら自分の出番はなくなる」という危機感を持てる状況であってほしい。
それは野手の控えにも言える。
DHでやっとスタメンの機会が回ってきても打てないで終わってしまう選手たち。
今日の細川選手は待望のヒットが生まれたがお世辞にも良い当たりではなかった。
それ以外の2打席も内野ボテボテのゴロ。
4回目の打席のチャンスは代打を送られてしまう。
最後までチャンスを上げて欲しいという気持ちも当然あった。
ただしかし、上がりもしない打球に可能性を見いだせなかったベンチを誰が責められよう。
大卒1年目の年でまだ若い。まだチャンスはある。
でもこんな状況だとすぐにファームへ戻されるくらいの状況になって欲しい。
虎視眈々と一軍を狙う選手たちが手ぐすね引いて待っている状態が理想だ。
前の投稿で書いた通り、控え選手のレベルアップこそがベイスターズに必要な道と思っている。

今日は負けなかった。つまらないがそれを喜ぼう。

頑張れベイスターズ!今日も明日も明後日もこれからもずっと応援している!
[平良拳太郎投手復帰の道:3日目]