布で手作り

刺しゅう、カルトナージュ、布小物・・・
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東京都美術館~アールデコ展~

2005年06月25日 | その他
上野の東京都美術館で開催中のアールデコ展を見に行きました。
主に1920年代から1930年代中心の装飾芸術品の展示です。

アールヌーヴォーが曲線的な美しさなら、アールデコは幾何学的な美しさ。
ほんとのことを言ってしまえば私個人はアールヌーヴォー派なのですが、
モダンな色使いや、どことなく懐かしいデザインのアールデコも見逃せません。
今回の展示品は約200点。食器や家具やアクセサリーやドレス、当時のホテルの
エントランスの復元模型まであって見ごたえ十分でした。
ロンドンのV&A(ヴィクトリア&アルバート美術館)の企画展示を元に構成されているので、
V&Aの所蔵品が多く展示されているのも行きたかった理由のひとつ。
昨年イギリスを旅行したとき、初めてV&Aを訪れましたが、
装飾芸術に関するものなら何から何までそろっていて、とても一日ではみきれませんでした。
レースや刺しゅうやテキスタイルのサンプルが驚くほどたくさんそろっていて、
何日でも通いたいと思った美術館です。
今回の展示はいろいろなジャンルにわたっていましたが、布好きの私としては、
やはり家具用のテキスタイルやイヴニングドレスの展示が興味深かったです。
難しいことは抜きにして、ほんとに美しいドレスでした。

ご興味のある方はお早めに・・・。なにせ明日までですから

アールデコ展のお土産。CDとポストカードを買いました。

このCD、アールデコと同時代の音楽を集めた3枚セットです。
一枚目は"COTTON CLUB STOMP"
COTON CLUBは1920-1930年代ニューヨークのハーレム地区にあり、
スタッフ、演奏者はすべて黒人、お客はすべて白人、経営者はギャングという
ジャズクラブハウスです。リチャードギアの映画もありましたね(ふるすぎ??)
デュークエリントンやカウントベイシー、ビリーホリデーなど
豪華メンバーの曲が収録されています。
二枚目は"HAT AND TAILS" 銀幕スターの歌と踊りって感じでしょうか。
ちょっと前にテレビで毎晩フレッドアステアを見てたのでこちらも気に入りました。
三枚目は"FALLING LOVE AGAIN" sophisticated songs from European cabaretとあります。
実はこちらは、知ってる曲も入ってるなー程度の興味しかなかったのですが、
一枚目と二枚目で購入決定。買っちゃいました。

きのうからなんか我が家のBGMはレトロなかんじです。