兵庫県宝塚市:花粉症・アトピー性皮膚炎・アレルギー過敏症などの専門院 たからづか自然療法院の院長のblog

オステオパシー、カイロプラクティックといった手技療法、アレルギー除去療法、発達障害児への改善療法など

レーシック記者会見で感じること。

2012年09月03日 | 健康情報

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先日(7/20)に行われた、レーシックで不具合を負った方々の厚生労働省と日本眼科学会へ向けた記者会見を開いた。


レーシック難民記者会見

現在レーシックで不具合を負った方々には2種類のグループに分けられる。

一つは、銀座眼科訴訟に代表される衛生面での問題が原因で失明や感染等の不具合を負ってしまうケース。

もう一つは、今回記者会見を行われたように、レーシック手術を適正に行わなかったり、リスクの説明などインフォームドコンセントが正しく行われずに施術されたことで予期せぬ過大な不具合を負ってしまったなどのケースだ。


これらの問題は、レーシック専門の業者(敢えてクリニックとは言わない)が、有名タレントやアスリートを用い、あたかもレーシックを受ければ天国ですよと言わんばかりに誇大な広告を展開し、十分なリスクの説明も無いままにガイドラインを無視した無責任な施術を行なっていることに起因している。

これら大量生産型レーシック施術業者が、なんと国内レーシックシェアの9割を占めている点にレーシックによる不具合を負った方々を大量生産している問題がある。


もちろん、レーシックをしっかりとガイドラインに添って、リスクの十分な説明の上施術を行なっているクリニックもある。

レーシック自体、まだまだ一般に行われるようになってから新しい手術で今後20年30年後の身体への影響は未知数だが、現行で誤った施術方であると言えるだけの根拠がない。


視力回復のためにどうしてもレーシックという選択肢を選ぶ場合は、十分に吟味の上安心して手術を任せられるクリニックで施術をしてもらいたい。




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