暑い日が続きます・・。
そろそろ夏本番というところでしょうか?
さて、気温が上がってくると、どうしても体調に異常を来たしやすくなって来ます。
その代表ともいえるべき症状の一つが「脱水症状」ですね。
これは体内の水分平衡に失調を来たし、極端な場合は血液容量不足のために循環障害を起こし、死に至ることもあるものです。
脱水症には二つの種類があります。
その違いについて解説していくことにしましょう。
★水分減少による脱水症★
多量の汗をかいた場合や発熱、運動などで適度な水分補給を行わないと、体内の水分が減少します。
その時ナトリウムに対して多量の水分が失われる結果、細胞外液(細胞の外にある体液)の食塩濃度は上昇して高浸透圧となります。
そのために細胞内の水が細胞外に移動し、細胞内の脱水症状を引き起こします。
一般に体内の総水分の22%が失われると、死の危険があると言われています。
自覚症状としては、強いノドの渇きを覚えます。
★ナトリウム欠乏による脱水症★
嘔吐や下痢を頻繁に繰り返した時や、多量の汗をかいたのに水だけを補給した場合などに起こります。
ナトリウムの減少により、細胞の外にある体液は低張となって水分が細胞の中へ移動します。
同時におしっこを出すのを止めるホルモンの働きが抑制されるため、細胞の外にある体液の減少が促進され、血液濃縮や血圧低下を来たします。
ナトリウム欠乏による脱水症では、あまりノドは渇きません。
脱水症にならないための対策として、こまめに水分の補給は行うこと。
ただ水を飲むのではなく、スポーツドリンクなど電解質が含まれたものを飲むようにすると良いでしょう。
スポーツや急激に汗をかくところへ出掛ける場合には、ORS(経口補水塩)を作っておく、もしくはその材料を常備しておくのも良いかもしれませんね。
ORS(経口保水液)の目安は、「1リットルの水に砂糖小さじ4と塩小さじ半分」「1リットルの水+スティックシュガー2本+一つまみの塩」と覚えておくと良いですよ。
くれぐれも脱水症にはお気をつけて。
written by 兵庫県宝塚市(川西市/西宮市/伊丹市)のアレルギー治療 "たからづか自然療法院"
たからづか自然療法院のモバイル版ホームページ
そろそろ夏本番というところでしょうか?
さて、気温が上がってくると、どうしても体調に異常を来たしやすくなって来ます。
その代表ともいえるべき症状の一つが「脱水症状」ですね。
これは体内の水分平衡に失調を来たし、極端な場合は血液容量不足のために循環障害を起こし、死に至ることもあるものです。
脱水症には二つの種類があります。
その違いについて解説していくことにしましょう。
★水分減少による脱水症★
多量の汗をかいた場合や発熱、運動などで適度な水分補給を行わないと、体内の水分が減少します。
その時ナトリウムに対して多量の水分が失われる結果、細胞外液(細胞の外にある体液)の食塩濃度は上昇して高浸透圧となります。
そのために細胞内の水が細胞外に移動し、細胞内の脱水症状を引き起こします。
一般に体内の総水分の22%が失われると、死の危険があると言われています。
自覚症状としては、強いノドの渇きを覚えます。
★ナトリウム欠乏による脱水症★
嘔吐や下痢を頻繁に繰り返した時や、多量の汗をかいたのに水だけを補給した場合などに起こります。
ナトリウムの減少により、細胞の外にある体液は低張となって水分が細胞の中へ移動します。
同時におしっこを出すのを止めるホルモンの働きが抑制されるため、細胞の外にある体液の減少が促進され、血液濃縮や血圧低下を来たします。
ナトリウム欠乏による脱水症では、あまりノドは渇きません。
脱水症にならないための対策として、こまめに水分の補給は行うこと。
ただ水を飲むのではなく、スポーツドリンクなど電解質が含まれたものを飲むようにすると良いでしょう。
スポーツや急激に汗をかくところへ出掛ける場合には、ORS(経口補水塩)を作っておく、もしくはその材料を常備しておくのも良いかもしれませんね。
ORS(経口保水液)の目安は、「1リットルの水に砂糖小さじ4と塩小さじ半分」「1リットルの水+スティックシュガー2本+一つまみの塩」と覚えておくと良いですよ。
くれぐれも脱水症にはお気をつけて。
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