以前、「スリッパは材料費がかさむので、手作りアイテムとしてお得感がない!」との声がありました。
たしかに、スリッパはキルト芯や滑り止め用の合皮を使うので、布代以外にも出費があるのです。
そして、底が硬い素材で作られた市販のスリッパに比べると、耐久性が低いのは否めません。
でも、見た目の可愛さや履き心地の優しさは、手作りならではなんですよね〜。
と、いうことで、「スリッパを作ってみたいけど、材料費が高くつくなら作るのを躊躇してしまう…」というあなたのために、ざっと必要経費を計算してみましょー!
まずは、材料として一番お値段が高いキルト芯。
私がいつも使っているのは、バイリーン片面のりつきキルト芯ハード。
こちら、100cm×100cmで、めいっぱい型取りすると、2足分プラスアルファ。
(キルト芯を型通り切ってから、布に貼り付ける方法だと、無駄なく使える)
定価1210円なので、1足約600円。
(1足というのは、片足ではなく、1ペアってことね)
スリッパの裏側には、滑り止めのために合皮を縫い付けます。
生地屋さんでも50cm×50cmの合皮が3~400円で売られていますが、なんと、100円ショップでも合皮ハギレを発見!
一足あたり、4cm×6cm角のパーツを4枚使うけど、材料費としては、もはや数円レベル?
あとは生地代。
表布、裏布合わせると、1m×50cmで作れるので、例えば110cm幅の布なら、50cm必要。
メーター1000円の布だとしたら500円。
以上の材料費を合計すると、一足あたり約1100円となりました〜!
なるほど、ちょっと材料費高いかな?
ちなみに、ユザワヤさんで買い物をしていると、時々40%OFFチケットというのをもらえます。
これは、同じアイテムならいくつ買っても40%オフという、神チケット。
いつも、お高いアイテムはこのチケットが使えるタイミングを見計らって買っている私です。
そんなわけで、キルト芯もこのチケットを使ってまとめ買いしています。
また、使う布は服や小物作りの余り布を使えば、実質ゼロ。
つーことで、計算し直すと、1足あたり約390円ってところでしょうか。
いかがでした?
高かった?思ったよりも安かった?
これからスリッパ作りをする方は、ご参考になさってくださーい。
ちなみに、スリッパの作り方は
「家庭科3だった私が バッグも帽子も小物も100%自分サイズで手作りしました。」(ワニブックス)に掲載しております!
よろしくね。
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家庭科3だった私がワードローブ100%手作り服になりました。 (美人開花シリーズ)
津田 蘭子
ワニブックス
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次はスリッパに挑戦しようと思い、昨日百円ショップで滑り止め用の合皮を買いはしたのですが、「洗濯不可」の文字があり…
うーんと思いながらとりあえず購入し、ネットでも洗濯可能な合皮はぎれを探したのですが大きいものしか見つけられずどうしたもんかと思っていました。
それでこちらの記事に辿り着いたのですが、津田さんも百円ショップの合皮を使っていらして一安心です。
全体的に合皮を使う作品ならともかく、滑り止めだし、多少色落ちしたりよれても大丈夫ですよね。
自分のものを作ったあとは友人用にマリメッコの(私としては)高級布を使って作る予定なのでドキドキです。
いつか津田さんみたいにミナの素敵な布を使って何か作ってみたいです!それまで腕を上げねば。
ワンピース本も楽しみにしています!
拙著のレシピを楽しんでいただけて嬉しいです!
さて、ちょこっとしか使わない合皮、たしかに大きくて、スリッパで使い切るのはけっこうたくさん作らないと無くならないかもしれませんね。
100円ショップの合皮はちょっと薄いので耐久性がどんなものかまだわからない部分もあります。
私も100円ショップの合皮で作ったものを集中して履いてみて、洗濯後の状態や耐久性を実験してみます!
ご返信ありがとうございます!
早速昨晩試作品を作り、今朝洗濯機で洗って干してみてるところです。
とりあえずいまのところは百均の合皮も問題なさそうで一安心です(*^^*)
甲と底が重なる部分は厚くて縫いにくくずれがちだったので、今日は芯地を縫い代の内側の線まで貼ってぎりぎりを縫う方式でやってみようかと思っているところです!