また今年もきましたよ。
アニーのオーディションの季節が
10月中旬から「トゥモロー」漬けの毎日
毎年思うけど、子供の歌のわりに音域広すぎ~。
ちびっこにはキツイ低音
ハスキー声の子、やオトナの声にかわりつつある高学年以上の子には、
地声で出すにはキツイ高音が出てくる。
で、中盤と終盤に難関があるから、歌体力があるか、もともとカンカン声がでるタイプの子じゃないと相当キツイ。
オトナでも、なかなかこんな難しい曲、オーディションで歌わないと思う。
しかも聞いてる人に元気や希望を与える歌だから、エネルギーと歌詞の表現力が相当必要。
つらつら~と無難に歌っても面白くない歌だけど、つらつら歌うのも難しい音域の広さ
まずは、緊張をほぐして体をゆるめて気持ち良く声をださなきゃ取り組めない歌だと思うなぁ。
で、先日、後輩の藤家さっこちゃんが主催する演劇スタジオの生徒さん向けのアニー対策の歌のレッスンに講師として呼んでいただいたんです。
初対面の生徒さんで、しかもグループレッスン自体久しぶりだったので、どうもっていけばいいか最初は1人1人の声をきいてさぐりながらやっていたのですが、以前、自分の歌の師匠に言われたことを思い出したんです。
「人の声は千差万別だから、教える仕事をするときは、知識よりも何よりもどれくらいたくさんの人の声をみてきたかが大切になってくる」
たいていは、いつもみている生徒たちの誰かの問題には当てはまる、
けど、みたことないタイプの声の子がやっぱりいるんです。
勉強になりました~。
目標に向かってる子供たちはみんなキラキラしてました~
初めて会った私に言われたことで、今までやってきたこととリンクできなくて
混乱しちゃった子もいるかもしれません。
あと2週間でオーディション。
出会った子供たちが、それぞれに自分の最大限の力を発揮できますように