昨年の11月から歌稽古やワークショップが始まり、年明けからは本格的なお稽古がスタート。
演出の佳田亜樹さんは、芝居に自信のない私を、ホントに根気強くいろんなアプローチで導いてくださった。
音楽面では、昔からお世話になってる林アキラさんと小川美也子さんが、私が陥りがちな弱点を把握してくださった上で、
新たな歌唱表現ができるよう導いてくださった。
はじめましての振付の青木美保さんも、それぞれの個性をいかせるよう振付をしてくださった。
今回は3チームあり、3チームとも別々に稽古し、それぞれの演出がついていたので、同じ作品なのにまったく別物になっていた。
スタッフチームは役者の3倍の時間をかけて、お稽古・本番をやってくださってたわけです。
出演者は女性2人だけ、1つの作品のなかで何役もやれて、演者にとってはとても大変だけどやりがいのある作品。
劇場に入ったら、照明・音響のスペシャリストさんが、とても素敵な空間を作り出してくださってた
意外にコスプレが似合うといわれた(笑)飼い主の帰りを待つ老猫のシーン
お稽古中に一番心情をつかみやすかった、幽閉された王様とハシグロヒタキのシーン
自分の進むべき道に気づき妹に別れるを告げるシーン
戦友の妹役のなつこ
親を早くに亡くした2人だけの姉妹ということだったので、稽古中は毎日一緒にごはんを食べ、自転車で河原を走り回ったりしていました(笑)
スタッフもキャストも作品への愛がハンパなく、こんな幸せな現場に参加できて本当に幸せでした。
みにきてくださったお客様にもそれがつたわっていたとのこと。
初めて、こんな家族みたいになれるカンパニーに参加できました。
おかげさまで、お客様からは「見にきて本当によかった!」ととてもうれしいお言葉をたくさんいただきました。
惜しむらくは、公演期間が短く、年度末だったので、見に来ていただけなかった方もたくさんいらっしゃったこと。
何事も一期一会、ご観劇くださったお客様に心より御礼申し上げます。
さぁ、4月、また新たなスタート!