タバタセイジンの生態系

ヴィオラ奏者田端誠治の活動記録

淡交フィルハーモニー管弦楽団70th

2019-08-11 22:19:00 | 演奏会
長くお世話になっている淡交フィルハーモニー管弦楽団。
長い歴史を持つ都立両国高校のOBオーケストラです。
両国高校出身の同門後輩からお手伝いをお願いされたのが約20年前。
多くの演奏会をご一緒させていただいています。

今回は創立70周年の記念演奏会。

今回の指揮者であり作曲家の保科洋氏も卒業生。
演奏された協奏曲の作曲者早川正昭氏も卒業生。
ソリストの早川りさこ女史は早川正昭氏の御令嬢。
もう一人のソリスト植草ひろみさんの御父さんは早川氏と同級生。
深い深い縁によって今日の演奏会は実現されたと感じられました。
素晴らしい演奏になりました。

お隣でご一緒した白髪の男性は何と僕の40先輩!!!!
これまた長い歴史を感じられました。

このオーケストラに参加してから沢山の素晴らしい方々と共演しました。
指揮者であり作曲家の故 鈴木行一氏(僕が中学一年生時に合唱祭で歌った『少年の日はいま』の作曲家)
指揮者の新田ユリ女史。
ヴァイオリニストの三上亮氏。
以上の方々も卒業生。

両国高校の音楽性の高さは勉学と通づるのでしょう。

両国高校の校歌が独創的で大好きなのです。
3拍子で始まり、4拍子に変わり、再び3拍子に戻り、最後は2拍子に!!
カッコよすぎて弾くのが毎度楽しみです。
今回も熱演させていただきました。
客席からの素晴らしい歌声もいつも心アツくなります。

70周年おめでとうございました。






Ensemble Archi 20th

2019-08-03 22:31:00 | 演奏会
私たちの合奏団Ensemble Archiが本年20周年を迎え、
無事20回の定期演奏会を満席のお客様に支えられ終演しました。

オープニングのブランデンブルク協奏曲第三番は
ヴィオラパート2人ずつの所にヴァイオリン5人ずつといった
多勢に無勢状態でしたがいいアンサンブルができました♪

20回を記念し同窓の後輩である読売日本交響楽団コンサートマスター伝田正秀氏を迎え
ヴィヴァルディ『四季』をお届けできたのは、とても幸せでした。
アンコールの「アメリカの思い出」は急遽新愛水七号館トリオを結成!!!
お客さんも手拍子してくださり大いに盛り上がりました。

チャイコフスキーの弦楽セレナーデは学生時代から弾き込んだ曲で、
やはり一番音に迫力と思いが伝わったのではないでしょうか!

アンコールはG線上のアリア。
メンバーで若くして旅立った追悼コンサートの時にも弾いたので
思わずこみ上げてくるものがありました。

本当に多くの人たちに支えられ今まで活動することができ、
心から感謝しています。