ちびもかの裏庭(乳がんとかヘルニアとか痔とか)

腰椎椎間板ヘルニアを手術。
その後、乳がん発覚。
非浸潤性乳がんの全摘&自家組織で同時再建。
痔の手術も経験。

自転車漕ぐのにも邪魔

2017-01-10 16:39:37 | 乳がん手術と同時再建
入院まであと数日。まだなんも準備しておらん(^▽^;)

前回より短い日数だろうし、動けるようになるのも前回より早いだろう・・・

そう思うと、たいして準備する事もないな~とか思い、のんきそのもの。

体が鈍るだろうと思い、今のうちにウォーキングで汗かいて~、ついでに少々ランニング。

いい歳になり、季節も冬だと、代謝が落ちる。

意識して汗出さないと、久々にかく汗が、超絶臭くなるのですねぇ。

使ってないと汗腺も老化しますから、もう必死(笑)

自宅のランニングマシーンで、6キロほど歩いて、その後1キロ走る。を日課にしていた私。

あ、走るっていっても、超スローペースだから、傍から見たらドタドタ早歩き程度かも。

それが、ここ一週間、歩くのはともかくとして、走れない

正直、歩くのも以前よりしんどい。

何故って

お腹がどんどん腫れてるからです。

お腹の傷は省略

ひっつめて縫ってある為、皮膚に余裕がない。

そのせいで膨らみは大きくなってないけど、高さがない分、横に逃げてる感じ。

歩いてるだけで、皮膚がひきつれて痛い。んでもって走ると膨らみの奥が引っ張られるみたいで、すげー痛いのです。

なんか、この痛みの奥が傷になってて、そっから体液出てる気がするな~・・・

膀胱圧迫のせいで、ただでさえトイレが近いのに加え

ここ最近めっきり「便が細い」

ただでさえ便秘体質なのに、出るもんが確実に細いっす。

ま、CT見る限り、腸も押されてるっぽかったからね。これ、放置し続けてたら腸閉塞になるんだろうか。

ホントはこの時期、どんな乳首になるのかしら~ドキドキワクワク。なハズだったのに

乳輪も乳首も、まぁそれなりに作ってくれるんだろうな。そんな事より、腹苦しいわー!はよ、何とかしてくれー!

・・・という現状。

夢もロマンもありゃしません(-_-;)

いや~、なかなか予定どおりに、スムーズに進まないのが人生ってやつですなぁ。
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腹部CT検査

2017-01-06 18:01:22 | 乳がん手術と同時再建
さて、昨日は予約していたCT検査でした。

入院手術まで、あと10日しかないのに、まさかここで追加検査になるとはなぁ。

とか思いつつ、淡々とCT撮って貰って、形成外科のY医師の診察です。

余談ですが、午後の検査&いちおう腹部CTの為、食事抜きだった私。

「お腹がへって、力がでないよー」とへなへなしながらの診察であった。


10日後の手術って、乳輪と乳首の再建がメインのはずなんだけど

Y先生、開口一番「お腹の膨らみ、この前より大きくなってたりしない?」と問う。

えぇ、その通り。

12月15日の診察時より、確実に膨らんでますとも。体感で分かる。だって、ますます邪魔に感じるし。

「大きくなってますねぇ」と私。

手術から半年以上たってるんだけどなー。と疑問のようなY先生。普通は体液分泌は徐々に減るもんだしね。

どうやら稀に、そういう「溜まりやすい体質の人」がいるらしいです。

「うちの病院では過去に2人だけなんだよ~。」・・・はぁ、んな事言われましても(-_-;)

こんなトコでまで、まさかの少数派の枠にはまってしまったらしい私。うぅ、いつでもレアな方かいっ。

触診で「けっこう大きいねぇ」と言われる。


画像見たら、皮膚直下2ミリのトコに、でっかい水風船みたいなモノがっ

腹筋が押されてへしゃげてる。

・・・だけならまだしも

大腸や膀胱も、ちょっぴり押されて変形しとるがなーーー


いやいや、どおりで最近、やけにトイレが近いと思った。今だかつてない頻尿。

それを伝えると「膀胱押されちゃってるもんね。影響あると思うよー」との事。


結局、乳首再建と同時に、お腹をちょっと切開して中の状態を確認。状態に応じて処置する手術が追加となった。

まぁ、どっちみち寝てるから、もうやっちゃってという感じです。

ただ、それで処置しても、再び溜まる可能性はゼロではないそうな。再び溜まりだしたら、外来で注射で抜く処置って事ですな。


お腹の処置に加えて、再建胸の修正もやはりやってくれるっぽい。

ちょっと上下に長い(←ちょっと変な表現(笑))ので、硬いトコ削って、少し詰められるか?!


この期に及んで「先生、乳輪の色、あんまし濃くしないで。」とリクエストする私。

だって、薄い色はタトゥーで濃くできるだろうけど、最初っから濃い色じゃ修正できなそうだし。

なんでも股間の色素沈着してる皮膚は、移植しても黒くなりやすいそうですよー。濃くなりがちって事かぁ。

「じゃ、なるべく薄い色のとこから取るようにするね」と言ってたが、はたしてどうなるか?こうご期待!(笑)


ちなみに、今更お腹にがんがん体液が溜まってる私を、不思議に思ってたY先生。

そんな姿を見て、とてもじゃないが

「前回の入院中、いきんだ時、お腹ビリッといった」とか

「術後3ヶ月位の頃、試しに腹筋やった」とか

「今、走ったりしてるけど、めっちゃお腹がつれて痛い時あって、押さえて走ってる」とかとかetc・・・

なーーーんも言えないで、とりあえず黙っておいた( ̄▽ ̄)


さて、ぼちぼち入院準備しないとなぁ。


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ひさびさ形成外科外来

2016-12-15 18:19:40 | 乳がん手術と同時再建
さてさて、久々の病院です。

9月の乳腺腫瘍科の外来診察以来。3ヶ月ぶり。

本日は形成外科なので、6月の診察以来だから半年ぶりか。

来月の乳輪&乳頭再建手術の為の、術前検査にやって来たのです。

心電図やら肺活量やら、血液&尿検査にレントゲン。どんどんこなしちゃうよ~。

前回の乳腺腫瘍科の診察で聞いてみた「お腹の膨らみ」

腫瘍科担当医が分からんかった代わりに、今日の隙間の時間に超音波エコー検査の予約を、ぶっこんでくれていたのでした。

検査スケジュールがぎゅうぎゅう(^_^;)

…腹減ったと思いつつも、腹部エコーも終え、ラストに形成外科診察です。

私の主治医はまだ産休から戻られてないので、もう1人の男のY先生です。この敵もスゴ腕です。

初っぱなから、乳輪&乳頭についての話は全くされず、電子カルテ上に情報があるらしい腹部の膨らみの話。

横になって膨らみの触診。

「たまにお水が溜まっちゃう方いらっしゃるんですよね~」…やっぱし水なのか?!

もう少し間詰めて、マメに注射器で抜いて貰った方が良かったのかしら( ̄。 ̄;)

術後確か2回しか抜いてなかったもんなー。

なんて事考えながら「はぁ」とマヌケな返事する私。

半年前より大きく硬くなってる事、活動してると、腹筋が引っ張られるカンジで痛い事を伝える。

カルテ入力しながら、Y先生と助手?の若い男性医師、2人で何やらゴニョゴニョ。

「血液ですかねぇ?いや水かな?」「あ、でも傷綺麗ですね」「…腸では無いですよね」

「いや、腸では無いなぁ」etc

そこはかとなく、やや怖い文言も聞こえてきましたぜ?私も脱腸ではないと思う!

針で抜くか、でも本当の所何なのか確定してないし、うーん。どうしよ…という空気だったので

「先生、どうせ手術するんだし、ついでに切れないの?」と言ってみるワタシ。

すると「あー、それでいいなら出来るけど。じゃ、念の為CT撮ろう」

…?!そっか、普通はやっと綺麗にくっついた傷、もう一回切るって、自分から言う人あまりいないのか。

でもさ、せっかく綺麗に仕上げて貰ったおなか。一部分だけポコッと出てるって

私的に超残念だし。麻酔で寝てる間に済むなら、ついでじゃん。

結局、腹部CTの結果見てから、どうするか方針決定する事に。

1月半ばの手術日前に、またもや検査の為に来院するハメに。


6月の主治医の話だと、胸も少し大きさ削ったり、上に吊り上げたり。修正する話だったけど、今回Y先生から、そういう話なかったな。

胸の下縁の硬い所、触診しても「経過観察で」って言われちゃったし。

うーん。このデカすぎる右胸、なんとかして欲しいんだけどなー。これってワガママなのかしらん?

こんな感じで本日の術前検査Dayは終わりました。


そうそう、各検査の為、院内あちこち移動してたら、いました!ロボ(女の子ver)

人気のあまりない検査室付近で「エラーガハッセイシマシタ」と言いながら、立ち止まったまま動けない様子。

写メ撮ろうと準備したんだけど、検査待ちの患者さんがチラホラ座ってたり、スタッフさんもチラホラ。

のんきに激写出来る空気ではなかった。悔しいけど…察して下さい(T_T)

季節物のサンタ帽をかぶり、コスプレしとりましたわ(笑)



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おうちで工夫

2016-09-27 14:35:01 | 乳がん手術と同時再建
乳癌で全摘して、同時に自家組織で再建してみて思った。

私、もしかして痛みに鈍い

自家組織での同時再建された方の、ブログなどによくやっと行き着き(なかなか数が少ないっぽい)

読ませて頂いてると、痛みが辛かった旨を書いていらっしゃる方多数。

それに比べると、どうも私にはそういった苦労が無かった。

が、退院後に日常生活に戻った時、自分なりの工夫をしなければならなかった事が。

それは「就寝時の姿勢」です。

入院中、病院のベッドは電動リクライニング。それも上半身と脚の部分2箇所を、別々に動かせる2モーター式

・・・あれは良かった。細かく角度調整できたし。その日の体調によって角度を微妙に変えたりが容易。

あれが家にあれば楽だよな~とも思ったが、ダメダメ!余計な出費は抑えたい。

だいたい、超回復して全然使わないかもーとか思った。

でも退院直後は疲れやすいだろうし、寝起きも大変かも?と思い、試しに買ったのがコチラ↓

通販にて購入

「テレビまくら」「ごろ寝まくら」などの名前で売られています。素材も形も、メーカーによって多少の違いはあるけど

要するに、ちょっとゴロンとしたい時、便利な座布団です。



私の場合、胸の傷は全く痛まず、むしろ真一文字に縫った、お腹の傷が突っ張って気になった。

脚のリクライニングの代わりに、少しばかり脚を上げた姿勢をとりたかったのです。

普通に寄りかかっても、お腹が緩むので傷には良かったけど、その体勢で寝るには上体が起き過ぎてて、無理だった。

ちょこっと休憩には、寄りかかって使ってました。

で、肝心の夜の就寝時ですが、素材が思ったより硬かったのと、角度が急過ぎたのとで、しっくり来ず寝れませんでした。

柔らか素材で、少し沈む方が向いてたかも。

結局、タオルやクッション、布団などを丸めたり重ねたり、色々と試す。



退院前に主治医が「膝に何か入れると楽」と言ってた。

で、タオル丸めて膝裏に入れたけど、角度とか高さ、色々と違うらしく全然楽じゃないと来たもんだ。

この「膝裏にタオル作戦」、私も仕事で腰を痛めたお客さんにお薦めしたり、私自身もヘルニアの痛みがひどい時やってたのです。

腰痛の痛みを和らげる方法としては、スタンダードな作戦。

だけど、これもひどい腰痛や神経痛を伴う時はイミナーシです。やったって痛いもんは痛いってやつです。

まして腹の傷の突っ張りじゃ、同じ方法じゃ通用しない訳で。


考えて、試した結果

オシリの下半分~太腿の裏にかけて、何枚か重ねたタオルを入れる。(その時の調子や個人差で調整可能)

太腿の裏の下1/3あたりから膝裏~ふくらはぎに向かって、徐々に高くなるようクッションやたたんだ布団を入れて調整。

これだと細かく高さ調整できて良かった。

自分でやってみて、ポイントは

膝裏でなくてオシリの下から角度つけること。だと思う。

お腹を緩ませたいって事は、軽く前かがみの姿勢になるって事。

寝る時に上半身を猫背で寝るってのは無理がある。

じゃ、下半身を、ちょっとずつ丸くすればいいじゃん!

で、こうなった。


これ腰痛にも応用できそう。今まで杓子定規のように「膝裏にまくら入れるといいよ」と言ってきちゃったな、ゴメンナサイ。


こうやって寝てたの、術後は3ヶ月くらいまでだったかな。今は普通に寝てます。

ただ術側の腕を長時間、下にして寝ないよう、いちお気をつけてはいる。

あと私の場合、腰の手術の影響もあるようで、悪天候続きだと腰も腹も痛いので、仰向け寝そのものがキツくなります。

そういう時は健側を下にして、横向き寝です。時々寝返りを頑張って、仰向けになってみたり。

工夫次第でなんとかなるもんですね~。


以下、別窓で画像アリ。見たくない人はここまでにしてね。






術後6ヶ月の経過画像(禁・無断転載、使用)


比べると再建胸の大きいこと

重いせいか、だいぶ垂れてしまいました。下縁のラインに違いがあります。

お腹のでっぱりもマークしてみた。画像じゃ分かり辛いけど、硬く出っ張ってます。脱腸じゃなきゃいいな~

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ロボ

2016-09-25 15:43:44 | 乳がん手術と同時再建
気付いたら手術から半年たってました。

ここんとこの長雨や湿気のせいか、傷跡が時々シクシクと痛みます。

腰も腹も胸も、やはり切ったり貼ったりと手を入れた箇所っつーのは、こういう時に実感する。

途端に調子が悪くなる。

お年寄りが「体調で天気予報できる」って言うアレです。私も仲間入り~(^_^.)

半年経過で、写真載せようと思ったら、まだ整理できてないので、今日は小ネタを。


超どうでもいい話なんで、ヒマな人以外はスルーでオケーです。


私が入院してたS大病院には「ホスピくん」というロボットがいるのです。

(これ言ったら、どこの病院か分かる人には分かっちゃいますかね)


で、このホスピくん。自走式でボディの中になにやら収納できるらしく、書類?検体?何かは分からないけど、運搬を主な業務としているらしい。

四角いディスプレイに顔文字チックな表情が映し出されております。

笑顔で「トオリマス。オキオツケクダサイ」的な事を言いながら、周囲にほんわかした空気を運ぶのも任務かもしれない。

物珍しい彼は、外来で初めて来た人や、お見舞いで訪れた人に、よく注目されていたのです。

なんで「彼」なのかって言うとですね、入院前に何度か外来に通ってて、毎回ホスピくん、いるかいないかチェックしてた私。

彼の行動パターンや勤務時間がつかめない。

そのまま入院日を迎えてしまったのです。

そこで病棟へ案内してくれる、コンシュルジュのお兄さんに唐突に尋ねてみた。

「ねぇねぇ、ホスピくんって勤務時間決まってるの?」

すると、最初は何の事聞いてるのか、よく分からなかったらしいお兄さん。そりゃそうだ、入院当日に、そんな質問する奴いないと思う。

しばらくして「・・・あーちょっと分からないです。すみません。」

別に謝るようなことじゃないぞ~(笑)

続けて「あホスピくんって、ペアの女の子もいるの知ってます」と言われる。

・・・ナヌーーーーそれはチェックしてなかった。

女の子といっても、パッと見はまるで一緒。顔のディスプレイの色が違うらしいが、お兄さんも詳しい事は知らないという。

案外、職員にも認知されてないのね・・・淋しい。


で、入院中、独歩可となってからは、ダンナと共にホスピくん遭遇率が高いフロアをうろうろ。

すると、いたいた!ちょっと離れた所で観察する、怪しげな入院患者と、その連れ。

みんなに愛嬌ふりまいて、ささくれた気持ちの患者さんの気持ちを、和ませてるホスピくん

・・・・愛嬌ふりまい・・・・て・・・・ない・・かも??

そこでウチら夫婦が見たのは



動きがね、おかしい。多分タイヤ走行らしいんだけど、ギアがうまく噛んでないっつーか、引っ掛かってるのか?

ギギッ、ギャロロロ、ガッガッ・・あきらかに要整備な音。

その姿、調子が悪い体に、ムチ打って必死に働いてるようにしか見えない。

別の日のホスピくん、今度はセンサー不良なのか、誰もいないトイレ前で独り言を延々と言いながら、その場でオロオロしている。

あぁ、早く整備担当の人来てあげてっっ!私にはどうする事もできないわっ!的ノリになってしまう。


それからしばらくは、ウチ夫婦の間だけで「血ヘド吐きながら、必死に業務遂行するホスピくん」のモノマネが流行った。

…病院だからね。ひっそりこっそりマネして、2人だけでツボってました。


入院中、普通は患者の移動に使っちゃいけない、バックヤードの通路。出入りの業者さんとか職員だけが使う通路。

時間が押せ押せだった検査の時、患者が私ってのもあったのか

「ちびもかさんだからいっか!ここ使ったの内緒ね!」と、車椅子を押す看護師さん。走る走る

(あ、この場で言っちゃった(笑)大丈夫・・・かと)

そこで見ちゃったのです。

廊下の片隅。掃除用具のワゴンと一緒に、そこにホスピくん。・・・ひっそりコンセントで充電されておりました。

その背中には哀愁。働く男のダンディズムだわと、私は思った。ちょっぴりせつなかったりして。


退院後の外来で、たまたま件のコンシュルジュのお兄さんと会いまして

「女の子の方、会えました?」と唐突に聞かれた。変な事聞いた患者として、しっかり顔を覚えられてた(笑)

「まだ会えてないで~す」と私。そう、女の子となかなか会えない。



と、まあ、どうでもいい話ですね。

敢えて言うならば、医師と看護師以外にも、患者さんを支えてくれる人達は、院内にいーっぱいいるって事でしょうか。

ロボも含めてね

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