ちびもかの裏庭(乳がんとかヘルニアとか痔とか)

腰椎椎間板ヘルニアを手術。
その後、乳がん発覚。
非浸潤性乳がんの全摘&自家組織で同時再建。
痔の手術も経験。

婦人科にて②

2018-08-31 20:12:52 | 日記
さてさて、予約日に婦人科へ再診です。

問診で、先生きっちり調べてくれたらしく

やはり乳がん罹患経験者に、黄体ホルモン放出するミレーナはNGとのこと。

先生、医学雑誌で発表された、最新のイギリスの論文コピーを持って来て

「ほら、ここ。この統計によると、乳がん再発率が3倍(だったかな?忘れた)ってあるでしょ」

と、赤ペンでマーキングまで。

どうやら乳がん経験者と、そうでない人のミレーナ装着後の統計らしい。

・・・センセ、英語だから読めませーん

まぁ、予想通りっちゃー予想通りだった。

乳がんにも、いくつかタイプがあるけども、私の場合は女性ホルモンをエサに、増殖するタイプのがんだったしね。

でも、乳がんのホルモン療法って、エストロゲンを抑えるんじゃなかったっけ?

ミレーナはプロゲステロン放出なんだけど。・・・詳しく聞くの忘れたし、先生は婦人科であっても乳がん専門じゃないしなぁ。

まぁ、あんましホルモン増し増しとかするなって事かな(;・∀・)

と、いう訳でミレーナ装着できず。

代わりに、と先生が出してきたのがコレ↓



ノバT

ミレーナ同様、子宮内留置型の医療器具。避妊目的が主。


説明書貰った


ミレーナとの違いは、ホルモン放出型でなく、銅線がそのものに巻き付けてあって

それが入っていると、異物として反応。精子の動きを抑えたり、受精を邪魔したりするそうな。

どちらも子宮に収まり良さそうな、T型してます。

・・・へぇ~。不思議だな~。

でも、これだと避妊効果あっても、PMSは改善しないなぁ。とか思う。

が、せっかくだし(何が?!)自身で経験しとけば、後々に話のネタになるかも、と。

何事も経験です。じゃ、それ入れてみるー!と、その場で決定。


内診ついでに子宮内に入れて貰う。検診で子宮の内壁ぐりっとされると、痛いけども

ノバT入れるのも、ちょっとばっかし、いや、なかなか痛かったぞ

激痛っていうより、ごっつい鈍痛。ん?分かりづらい?


ミレーナもノバTも、装着もはずすのも医師がやるのですが、その時の為に先端(膣側)に糸がついてる。

「センセ、これってダンナが入れて分かったりすんの?」と、ぶっちゃけ質問。

「まず分からないよー」とのお答え。

でも、なんかの拍子で引っ掛かって外れる可能性もゼロじゃないらしい。

「なるべく糸、短く切って~」とリクエストしました。(笑)


どちらを装着するにしても、装着時期でベストは生理終了直後だそうです。

それ以外の、子宮内膜が厚くなってる時に装着して、その後生理になると

剥がれた内膜と共に、器具もずれたりする可能性があるとか。当然、正しく装着されてないと効果が発揮されません。


今回、私は生理終了3日で装着。次回の生理が終わった頃に、再び超音波で診察して

位置がずれたり、はずれたりしていないか、チェックする事に。


帰り際、看護師さんに「あんまり重い物持ったり、力むと外れる事がある」と注意を受けました。

「なんですと(゚Д゚;)?!」

よくよく聞くと、過去にこの病院では1人だけ。重ーい鍋を持った時に、力んだら出ちゃったらしい。

(給食の調理が仕事の人だったとか)

・・・まぁ、今の私の仕事量じゃ、そこまで力まないし。オッケー、いちお頭に入れとく


ミレーナが保険適用で15000円位なのに対して、ノバTは35000円でした(T_T)

勉強代にしちゃ、高かったなぁ。

ちなみに、どちらも一度装着したら、5年はそのままでOK。


装着後、3日くらい、ごく少量の出血があったけど、じき止まった。

ただ装着の翌日は、ひどーい生理痛のような、鈍く思い下腹部痛があったなぁ。おとなしくして耐えた。

と、まぁ、やはり普通と違う事すると、体は色々と反応するものだ、と感心。

1ヶ月後の診察の時、がん検診の結果も聞けるし。と次回予約したのでした。


コメント (2)
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婦人科にて ①

2018-08-30 19:56:18 | 日記
今日はちょっと、趣向を変えた話で。

期間がだいぶ開いてしまった、婦人科の検診を受けようと、思ったのです。


私、20代半ばから40くらいまで、低用量ピルを服用し続けておりました。

それもあって、婦人科は抵抗ナシ。なので、ついでに年イチで子宮癌検診も受けていた。

低用量ピルは生理痛やPMS(生理前症候群)を軽くしてくれるし、望まぬ妊娠を自分の意思で防げる。

なんて良いモンだ!と思っていたものの、副作用のリスクと天秤なわけで。

当時、私は喫煙者。ピルは血栓のリスクを伴うので、喫煙は更にリスクUP。

長期間にわたる服用、上がる年齢、増えるタバコ、ついでに言うなら保険適用外で薬代も馬鹿にならない・・・

「なんかリスクの割合が増えて、まずい気がする」と服用やめて、2年くらい?で乳がん発覚。

治療だなんだと、バタバタしてて、検診受けず。

落ち着いたし、と、この5月だったか?久々に婦人科受診したのです。


で、お馴染みだった私に先生は言うのです。

「随分久しぶりだね~。ピルの処方でいいの?」と。

「先生、私もう40半ばだよぅ。あとオマケに御無沙汰の間に乳がんやったから、ピルはもう無理っしょ」と私。

「あー、そうなの?!」と言われ、乳がん治療は終わってて、ホルモン治療もしていない旨を伝える。

そこで相談してみる。「がん検診のついでに、ピル以外になんかいい手ない?」と。

すると、先生から「避妊目的ならミレーナかな」と。

ミレーナとは昔は避妊リングとか言われていた物に近い。子宮内に留置する医療器具です。

今は更に進化して、ミレーナは器具に黄体ホルモンが付いてて、体内で放出されるシステム。

避妊効果が言われますが、子宮内膜症の予防や、多月経、生理痛の治療目的なら保険適用。

私、40越えてから、PMSがきつくて。避妊もいいけど、そのしんどいのをなんとかしたいとお願いしたのです。


「先生、ミレーナだとホルモン付いてるし、私は適用外じゃ?」と問う。

すると、次回、がん検診時までに、調べておいてくれると。で、大丈夫ならそのまま処置してくれるそうな。

保険適用で1万5千円位。

「調べて、処置できない場合もあるから、詳しくは次回の診察でね」と言われる。


この、お世話になってる婦人科のDr、いい先生なのだ。

昔から、私のほんっとしょーもない質問も、科学的にきっちり答えてくれる。

乳がん罹患経験者で、ピルだなんだと、色々やろうとする患者、そういないのであろう。

治療過程も人それぞれなのに、合わせてリスクも調べてくれるとは有り難い。


このお話、続きます。
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日帰り手術1ヶ月後&保険とか

2018-08-08 16:46:53 | 痔主な話
痔の日帰り手術から、およそ1ヶ月。

予定していた診察日に受診。

痛みや、気になる事などないか聞かれるも、特に無し。

既に日常生活も、仕事も、運動も、いままで通り。

できるだけ便秘にならぬよう、気をつけてはいる。


診察台に横になり、傷を含めて肛門内部も診察です。

特に問題なしって事だったんだけど

診察時、Drに「ちょっと力んでみて」って言われる。

初診の時もやらされたんだっけなぁ。

他人の指を肛門に添えられたまま、力むのって、妙な緊張がある。(私だけかも?)

だって、うっかりオナラとか、ンコとか出ちゃったら嫌じゃん!!

いい歳とはいえ、女子ですもの。そこは恥じらいあってもいいっしょ。

普通に力も入るし、おそらく肛門括約筋の動きを診ているのでしょう。

ちゃんと収縮するか?ってね。

で、それも問題なし。「じゃあ、今日の診察でフィニッシュで」との事で、治療終了~。

「また何かあったら来て下さい」って言われたけど、できれば快調を保ちたいもんです(^▽^;)



あんだけ長い年月、一緒にいたイボ痔は、嘘のようにいなくなり、快適そのもの。

「こんなに快適なら、もっと早くやれば良かった」

これが正直な感想です。

恥ずかしいってのもあるけど、相手は専門医だもの、飽きる程?!肛門を診てきてます。(笑)

んだもん、なんてことないっす。


術後3週間くらいは、浸潤液?やら少量の出血やら、だらだら続いたので

ナプキンは必須だったな。だいぶ使ったっす。下着を汚したくなかったし、頻繁に替えてた。

それも気付いたら治まってた。


特に困るって程じゃないけど

今現在、ちょっと??と思うコト。それは

「なんか、便が細くない?」

肛門をちょいと縫うから、以前より締まるんですかねぇ。

そうだなぁ、例えるならば

普通のバナナ→モンキーバナナ くらいの細さ。

これも徐々に馴染むっつーか、変化していくんだろうか。

肛門は日々使う部位だし、筋トレみたく、緩める締めるを繰り返してると、元通りの太いブツが出せるようになるかなーと

そんな風に思ってます。


あまり力まず出せるよう、腸活しなくちゃなぁ。

と、まあ、こんな感じで、無事に痔主返上となりました。(^^)v


日帰り手術で、おまけに痔の手術だと、医療保険の給付金でないんじゃ?と思って

ダメ元で問い合わせ→コールセンターで聞いても、イマイチはっきりせず

結局、病院で診断書を作成してもらい(お金かかるから、本当はハッキリしてからが良い)

保険会社に請求したら

・・・給付金出た。(日帰りなので、当然ですが手術一時金のみ)

でも、ダメかもと思ってたので、助かった~!

加入している保険の種類や会社によっても違うと思うので、問い合わせしてみて下さいね。

私は「ジオン注射による四段階注射法」だけだと、どうやら給付対象じゃなかったみたいですが

併せて「切除」もしている為、診断書には

「痔核根治術」とありました。←これだから給付金が出たっぽいです。


なんでも聞いてみるもんだなぁ。疑問は病気の事も、お金の事も、スカッと解決!これに限る。


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半年検診

2018-08-04 18:35:25 | 乳がん
胃の検査やら、痔の手術やら、あれこれやっとりましたが

その合間に、半年ごとの乳ガン検診。ちゃちゃっと受けてきました。

前回はエコーと触診だけだったので、今回はマンモグラフィーもやりました。


色んな人や、TV番組とかで「マンモグラフィーは痛いから、やりたくない」って聞くけど

・・・そんなにか??そんなに?そこまで痛いかなぁ??

どうにも鈍いらしい私には、そこまで拒否する気持ちが分からない。(;・∀・)

以前の記事でも書いたけど、普通のマンモじゃなくって

先っちょとか、ピンポイントで撮影する為に、挟む板を小さい板にチェンジした場合

・・・これは、これだけは、超痛かったけども。(痛みで鳥肌って経験は、これが人生初だったなぁ

それもこれも、短時間の我慢で済むので、未受診の方、ぜひチャレンジです!


あ、で検査結果。問題なしでした。

左の健側に前からある嚢胞? これも大きさに変化ナシ。

引き続き経過観察で、また半年後です。


半年って、割とすぐだよなぁ~。とか思う。

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