乳頭再建から1ヶ月半ほど。予定されていた形成外科に外来診察に行ってきた。
執刀医H医師の診察。
乳頭部分は、傷もすっかり渇き、新しい皮も落ち着いている。
この日の診察に合わせて、再切開した胸の傷の保護テープは剥がしていった。
で、乳首にはスポンジでなく、シリコン製乳頭保護器をテープで軽く留めていった。
この日は、術後写真を撮るというので、服を脱いで準備している時に言ってみた
「先生見て見て~、これ良くないっすか?」
「あっ、それいいじゃない。見せて見せて」
主治医のこの先生、現在絶賛育児中なのだが、乳頭保護器を見るのは初めてだったよう。
まあ、乳首小さいとか傷あって痛いとかじゃないと、用ないもんね。
「ピジョン社の授乳時の乳頭保護器です」「へぇ~、初めて見た」
「ついでに、こんなんもあります」と言って私が見せたのは
その名は「チェリートップⅢ」
陥没乳頭の方用。装着したまま乳頭吸引できるという品物。
内側はこんなん。
乳液やローションを塗って、そこにこれをかぶせる。で、乳頭部分をつまむとポンプのように吸引して、乳頭を引っ張ってくれるという物。
傷落ち着いたら、どのみちマッサージして血行促進。潰れを防止すると思っていたので
潰れ防止しながら吸引してくれたら、手間いらずでいいじゃん!と思い購入。
私のやり方が悪いのか、元来そういう物なのか、強力吸引ってことでもないので、気付くとただの潰れ防止カバー状態に(笑)
ま、潰れ防止としての役割は十分果たしてくれる。シリコン製乳頭保護器よりも更に硬いしっかりした素材です。
スチレン製エラストマーってある。・・・硬めのゴムみたいなかんじ。
どちらも安心して装着するなら、テープで仮留め程度にずれを押さえるといい感じ♪
「これ、どうしたの?買ったの?」と先生に聞かれたので、はいと答える。
そんなに超高価でもないし。ちなみに乳頭保護器は、フリマアプリで未使用品を格安で譲ってもらった。ラッキー
乳頭保護器は、出産準備品の売り場とかにあると思うし。簡単に入手可能。
吸引機は、私が購入した物は「ネット通販!」と教えたけども、吸引機も色んな種類があるようです。
お値段も色々。さすがに全て試すわけにもいかんのでね。
こういうのこそ、まさに生の患者の声だと、勝手に思うんだよな~。
他の患者さん、使ってみたって人ホントにいないの?と聞いたんだけど、使った人聞いたことなーい。と先生はおっしゃる。
「けっこう便利だし、他の人にも教えてあげてよ」
と、私は言ったけど。他の方は、あんまり色々試したりしないんかな?
皮膚の状態とか傷跡の状態によって、それぞれ使い心地も違うだろうし、みんなに良いとは言わないけども
興味ある人は試してみたらいいと思う。
個人的には、傷が渇いた後に直にスポンジ装着ってのが、イマイチだと思ったので。
だって、台所用?みたいなスポンジって、ガサガサゴワゴワしてて、肌触り良くないんだもん。
じゃあ、と思って、化粧用のファンデーションのパフ。あれを試みるも、肌触りは良かったんだけど、潰れ防止にするには柔らかすぎた。
・・・とまあ、色々挑戦してみた結果なのです。
闘病中は勿論、回復期だって、完治してからだって、その箇所はいたわってあげたい。
でも、快適さは捨てたくない。更に言うなら、アクティブでありたい(←私にとっては、これが一番大事)
そんなこんなで、上半身の写真撮影を、ちゃっちゃと済ませ、時々つまんでマッサージしてあげてね。と言われ
あっち言う間に診察終了。
個人的に、傷の落ち着いた胸よりも、時間が経って血だまりができた腹の方が心配。
今のところ全く問題無し。なのだが、心配なので2ヶ月後に診察予約を入れて貰った。
もう、何しても良いって言われたので、きゃっほ~3月から仕事も復帰しちゃうもんね。
「何してもいいってさーーー!」と帰宅したダンナに言ったら
自分の体と相談しながら、慎重に。でしょ?
またお腹に血が溜まりました。じゃ、手術ですね。ってなったらどうすんの?
医者は自分の体じゃないんだからさーetc・・・と色々と苦言を呈される。
はぁ・・・分かってます。仕事量も加減しながら。慎重にね。当然、いきなり筋トレしたりしません。急になんて無理だし
ともかく、これでほぼ治癒って事じゃ~ん
ちょっとずつ動きを大きくしていこうと、計画練ってます( ̄▽ ̄)