ちびもかの裏庭(乳がんとかヘルニアとか痔とか)

腰椎椎間板ヘルニアを手術。
その後、乳がん発覚。
非浸潤性乳がんの全摘&自家組織で同時再建。
痔の手術も経験。

仕事再開

2016-07-22 12:27:08 | 乳がん手術と同時再建
乳輪&乳首再建の手術日も決まったし、健側の乳房の定期検査の日も9月に決まってる。

入院前の術前検査&診察日も決まった。

今後の予定もハッキリしたし、手術から4ヶ月経過。

という訳で、仕事を再開した。

いきなり以前と同じペースで仕事できんと思ったし、体力の衰えや患側の痛みへの不安も、少なからずある。

色々考えて、1日に診るお客さんの人数を減らしてのスタート。

それで耐え難い痛みや、浮腫でるようなら潔く引退しかないなぁ。と思いつつ…

いざ復帰してみると、案外平気だった。私のような肉体労働は体が覚えてて、勘も鈍ってはいないみたい。

ただ、仕事してなくても、天気や湿度によってか傷口がズキズキしたり、お腹の傷より上の、術後に排液が溜まってた辺りが痙攣したり。

当然だけど、色々と体の変化がある。

これは好奇心を持って受け入れてるけど、何も対策せず仕事再開するには怖すぎだな~と思ってたので、無い知恵絞って考えた。


着圧編みガードル&腰ベルト

ヘルニアの際に腰切ってるし、今回は腹筋は残したとは言え、お腹切ってる。

仕事中は常に片膝を床につき、中腰前屈みの姿勢なので背筋と腹筋のバランスを保つ事。疲れを残さない事。
これが大事。

腹筋残したし、お腹のヘルニア(脱腸のこと)発症の心配はあまりしてないけども(^_^;)
なんせ腕力よりも、下っ腹にしっかり力入れて、腹圧かけるのが仕事の肝。力入れた途端、脱腸なんて笑えん

普通のハードタイプのガードルはワイヤー入ってたりして、前屈みが常の私だと食い込んで痛い。

入院中、腹部術後の専用ガードルを、お試しで履いてみたという看護士さんがいて
「お腹はガッチリ押さえられるけど、とてもじゃないけど動けない」と教えて貰った。

日常生活や軽度の仕事なら良いかも。看護士の仕事はムリ。との事だったので、こりゃ私の仕事でも使用は厳しいなぁと。

そんな時、着圧編みでハイウェストのを通販で発見。動きの邪魔にならず良さそう、と購入。

ベルトは普段はしないんだけど、念の為。
手持ちのコルセットを使うか考えたけど、如何せん動き辛い。
で、スポーツメーカーのベルト購入。

ほっんと腰ベルトって、色んなメーカーから発売されてるけど、その人に適した物を選ぶって難しい。

今回の私の腰ベルト。激しい動きのスポーツにも対応できるフィット感。尚且しっかりホールド。
軽いし、ワイヤー当たったりしないし良い!

ガードル→腹巻き代わり。上からベルトでばっちり。動きやすくて正解

同メーカーのアームスリーブも着用

以前から、コンプレッションウェアって、効果はどんなもんじゃい?と思ってた私。

筋トレでムキムキにした体を、かっちょ良く見せる為に男性が着てる。という勝手なイメージを持ってたりして

有名スポーツメーカーのだと高価だし、それに見合った効果あんの?と疑ってもいた。

術後、腹から余分な脂肪無くなったせい?冷えやすいのか?長時間座ってたりすると、やたら脚がむくみやすくなった…気がする。いや、気のせいかもだけど。

で、スポーツメーカーのふくらはぎサポーターを使ってみたのです。シャツとかよりお手頃価格だったし。

そしたら、むくみが気にならない。おまけに疲れ辛いカンジ

目から鱗、でアームスリーブ購入(笑)
その日の仕事の疲労を、できる限り残さない。お役立ちアイテムです。圧迫して筋肉がブレないだけでも、違うみたい。

各種アイテムを駆使しつつ、仕事量を加減しつつ、マイペース死守。

焦って得られるモンなんて、たいした物じゃない。
そんな風に言い聞かせてのリスタートとなりました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

形成外科外来

2016-07-01 18:51:47 | 乳がん手術と同時再建
久しぶりの形成外科の診察です。

予定している乳首&乳輪作成で、心変わりないか確認され(笑)同意書記入。

手術は1月だから、半年以上先。でも大きな病院だし、さっさと予定入れないと、すぐ満員になってしまう。

当初の予定通り

・乳輪→大腿の内側の皮膚を植皮

・乳首→健側を半分切って移植

の術式となります。

で、今回の診察時に

「再建胸の下側が硬いままで、そこにブラのゴムが当たると痛い。痛覚戻って来てるらしく、鈍痛アリ」

「おまけに、ちょっと大きい!できたら、ちょっと上に持ち上げたい!」

と訴えてみた。

すると

「硬くなっている箇所は、このままにしても硬いままかもしれず、その際は切除は可能」

「元の傷跡に沿って切るので、傷跡は増やさず、ある程度の修正はできる」

との事。


やった~!是非お願いします。

ただ

「乳首作成と同時にやるとの事なので、乳首の位置が多少ズレるかもしれない。」

と言われた(;一_一)

うーん。まぁね、吊り上げと同時だと、ドンピシャの位置って訳にはいかないだろうけど。

できれば明後日の方向を向いてる乳首は避けたいなぁ。

話しぶりは相変わらずクールな女医さんですが、すご腕なのは確か。職人気質だと思うので、お任せするしかないっしょ!

こちらの先生、産休明け一発目の手術が私のオペになる予定。

私自身は誕生日だし。お互い節目のアニパーサリーーオペとなりそうです(笑)

冗談で「戻って来てなかったらゴメン。でも、もう1人のY先生、手術上手いから。」て言ってた。いやいや、待ってますよ~。


あ、あと「吊り上げても、また下がってくるけどねー」とも言ってたっけ(笑)

そりゃそうだ。それが自家組織ってモンなんでしょうな~。


ちなみに乳首作成で、皮膚を立ち上げて作る方法も、いちおう説明はされた。

が、先生曰く「潰れやすいし、あまり勧められない」そうな。

全摘&同時再建手術前に、人づてに紹介してもらった乳ガン&自家組織再建の経験者の人とメールでやり取りする機会があって

その方は皮膚立ち上げで乳首作成したそう。で、やはり潰れてしまったそうです。維持が難しいともおっしゃってました。


再建手術全般で言えることだと思うんだけど

医師の言う「多少」とか「ちょっと」

は、あまり鵜呑みにしない方がいい気がする。

感覚の差と言いましょうか、患者側は「綺麗な仕上がり」を期待してしまうってのが人情。

「医師が「左右で多少の違いが生じる」って言ってたけど、想像と全然違う!すごく差がある!(泣)」

・・・こんなオチになってしまう事もあるのではないでしょうか?

私のように、想像以上の仕上がりに感動。更にワガママ?かもしれない希望を伝えたり。ってパターンもあるだろうし。


医学の進歩は素晴らしい。

けれど医師は神様じゃない。何事もなかったみたいに、すっかり元通り!なーんて、無理無理!!

・・・これを頭に叩き込んでおかないと、後々自分が辛い思いするかも。です。



術前の各検査は、1ヶ月前の12月に予定。

それまでに、硬くなってしまってる部分が、多少は柔らかくなればいいんだけどな~。

大きさも、ちょっぴり修正ということで

「人生MAX巨乳(右だけ(笑))」を今のうちに満喫しとこうかと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする