ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

ビリーコブハム「ストラトゥス」トミーボーリン

2019年04月02日 | 音楽
ジャズ・フュージョン系ドラマーのビリーコブハムの名作「スペクトラム」の
この「ストラトゥス」、某SNSで11月でギターの相方をやってくれた
トラのY君が機材持ち込みのJAZZBARでセッションしている動画が上がり
この曲何だっけ?持っているのに分からない!!!
と、1ヶ月以上モヤモヤしていました。

で先日のリハでメンバー(ドラマーさん)に「この曲、何でしたっけ?」と
テーマのフレーズを弾いて見たら「ああ、ビリーコブハムの「ストラトゥス」ね」と
教えて貰いました。ので聴き覚えがあるなぁ、と思ったら
ジャズロックの名作「スペクトラム」収録の曲じゃなぁないか!
一時期ヘビロテしていたのでどうりで聞き覚えがあるんだ、と
モヤモヤが解消。

そしてこのアルバムはジェフベックがヤンハマーのキーボードに激しく影響を受け
後の「ブロウバイブロウ」に繋がったという話も出ていますよね。
ここでメインギタリストしているのが「悲運のギタリスト」元ディープパープルの
ギタリスト、トミーボーリンの出世作としてかなり聴き込み
日本武道館での腕を怪我した悲惨なライブアルバムの影響からで
トミーボーリンは「ヘタクソ」「ディープパープルを駄目にした男」等
実力者なのに全く反対の評価を日本で受けたままドラッグで早世してしまい。
私はこのアルバムでトミーボーリンが「名手」と分かりびったまげたのでした。
(リズムギターはスタジオミュージシャンの名手ジョントロペイが
凄まじいカッティングを聴かせているそうですが)
(ジョントロペイはデオダートのリーダーアルバムのギタリストとしてインパクト強いです)

トミーボーリンの演奏している「ストラトゥス」単体の音源を

Stratus


元々「ディープパープルを良く知らなかった」という位のトミーボーリン
次作の「カムテイストバンド」でファンク色を大胆に持ち込み
グレンヒューズやデビッドカバーデイルにも大きな影響を与え、
ファンからは大反発を買ってしまい、ディープパープルは再結成まで
一幕降ろしてしまうのですしね。
リッチーブブラックモアがお金の為とも言われた第二期パープル再結集の声に動くのですが。
ビリーコブハムのドラムやベース、ヤンハマーのキーボードが素晴らしいのは勿論
トミーボーリンのプレイも光ります。

このライブ動画のギタリストは、アレンビック?BCリッチ?なギターで
当時流行スタイルのギターですね、テクニカルなフュージョンプレイを聞かせていますね。

BILLY COBHAM STRATUS


と何より、JAMセッションの曲として良く使われているそうで。
確かにこの曲はJAMに使い易い。
各パートに色んな見せ場が作れますもんね。
私もJAMってみたいです。
殆ど、JAZZ的なリックは弾けませんが。

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4 コメント

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Unknown (ひでんはん)
2019-04-02 19:18:33
はじめまして。毎回興味深く面白く読まさせていただいています。
2番目のBILLY COBHAM STRATUS (SPECTRUM)の動画のギターの人が弾いてるのは、GRECOとROLANDが80年位に作ったGR-303ですね。
当時のGRECOのGOシリーズにシンセピックアップと回路を追加したものだと思います。
パット・メセニーやクリムゾンのロバート・フリップが使ってました。動画ではシンセ本体のGR-300が写ってないのでステージでシンセとして使ってたかまでは分かりませんでした。

お体お大事にしてください。
返信する
ひでんはんさん (太郎)
2019-04-03 01:18:12
はじめまして。いつも読んで頂き有難う御座いますm(__)m
コレ、グレコのGOシリーズから派生したモノなんですか。
グレコオリジナルのヘッドをしてますねぇ。
これまたモヤモヤが解消されました(^_^)
パットメセニーもひたすらギターシンセ、というアルバム有りましたね。
ロバートフィリップはフェルナンデスやアリアのイメージがありますが
当時日本製のギターは需要に応えていたのですね。
私の世代はギターシンセは高価で手が届かない、でしたが
今はもう手に入れ易い価格のモノが出ていますもんね。
体のお気遣い有難う御座います。ひでんはんさんのご健康をお祈り致します。
返信する
いいですね! (Home In My Shoes)
2019-12-04 09:40:24
このアルバム、この曲大好きです(*´ω`*)。ギター好きな人からCD聴かせてもらって知ったので、逆に私はトミー・ボーリンが弾いてことを後から知りました。

びっくりしました。

太郎さんの言われる通りで、「パープルでパッとしなかった」イメージ「だけ」を「聞きかじり」で持っていたので。本人には失礼な話です(´・ω・`)。

びっくりしましたねー、こんなカッコイイギター誰が弾いてんだ?って。

太郎さんはホント広いなぁ。どの記事もホント楽しいです。
返信する
Home In My Shoesさん (太郎)
2019-12-04 21:43:10
お好きでしたかっ。ビリーコブハムのアルバムなんだけに
ドラムの音数が凄い事になっていますが
セッションとかで、序序にピークを迎える様に弾ける曲ですよね。
私も15年位前からなんですよ、トミーボーリン大評価。
ぶっ飛びましたね。このセンスとテクニック。
リッチーは伝説のギタリストになりましたが、トミーボーリンは
少なくともここ日本では酷い伝説のままこの世を去ってしまいましたし。
ソロ作や後にj出たジョージア辺りのパープルライブCD聴いたら
凄くカッコいいですし。元来のファンはブラックミュージックを本格的に持ち込んだ
第四期DPにショックだった事でしょう。
が、後追いの私には良い意味で驚きと嬉しさです。
いやぁ・・・有難う御座いますm(__)m「オールドスクール」と言われる音楽は好きなんですが
90年代後半以降の音楽トレンドには全く付いていけません(汗)
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