「STAR WARS」に続き、古い映画です。
「スタンド バイ ミー」は、サントラ盤はけっこう前から持っていたのですが、
映画そのものはきちんと観ていませんでした。
それがなんだか急に観たくなりました。
1959年、アメリカオレゴン州の田舎町に住む、12歳の少年達4人の物語。
みんなそれぞれに家庭の問題を抱え、傷ついているのだが、
秘密の隠れ家に集まってはタバコを吸ったり、
年頃の少年なら誰でも興味を覚えるようなことをやっている、その辺にいる12歳。
彼の兄世代の不良たちも、うんうん、いたよ、こーゆーアホなやつって連中で。
誰もが通る道って感じの少年時代です。
なあんていうけど、
この樹庵も、きっとこの年になったからこんな観方ができるのかもしれないと。
DVDを観ながら、可愛いな~可愛いな~と思っている自分を見て ( ̄▽ ̄)
いやーおばさん、へんな目で若い子達を見ないでよねと、
もうひとりの樹庵が言っていました。 (^^ゞ
行方不明になった少年の死体が森にあるらしいと聞いた少年達の
2日間の遺体探しの冒険は、犬に追われたり、
線路を歩いて危うく汽車にひかれそうになったり、
野宿でコヨーテの声に怯えたり、沼でヒルに食われたりして
STAR WARSみたいなSFでもないし、派手なアクションもない、
ごく地味な地味な映画ですが、ああいう夏こそ誰にもあったような夏ですよね。
今の子供は知りませんけど。
不良兄貴グループのナイフの脅かしに、
なんと家から持ち出したピストルで対抗して、少年の死体を守った4人組。
2日間の旅を終えてそれぞれ家に帰っていく
ラスト数分がなんとも感慨深いものがあります。
ほとんどが流行作家になった主人公ゴーディのナレーションですが、
その後の3人の軌跡をたどります。
最後は刺殺された親友だった弁護士クリスについて…。
流れるSTAND BY MEの曲が胸をズンと叩きます。ああ、この曲は…。
今までサントラ盤で曲しか聴いていなかった。もちろん素敵な曲だったけど、
映画を観て聴いて、あ~今までもったいないことをしていたと思いました。
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