すそ洗い 

R60
2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

Fender USA American Original 50s Telecaster

2025年02月01日 | 音楽
お持ち帰り

2025年2月1日(土)


Fender Usa
American Original 50s Telecaster
Butterscotch Blond

2.875kg

258000円

16時頃御茶ノ水イシバシ楽器に行き
1ヶ月前から目を付けて試し弾きもさせてもらってたやつ

他店舗もハードオフも見回りして
数週間クヨクヨムラムラ
結局こいつに戻りました
やっとノイローゼがスッキリ収まりました


前任者のストラトは今朝ハードオフに出荷済み


初老のカラダには
とにかく軽いんが一番アリガタキシアワセ
カラダにヤサシー








 NAMM Show 2018にて発表されたアメリカン・オリジナル・シリーズ。
アメリカン・オリジナルのテレキャスターに焦点を当て、ストラトキャスターと同様にプロダクト・スペシャリストのスティーヴ・ペッパー氏に、同モデルのポイントを聞いた。 

American Originalシリーズには、50s Telecasterと60s Telecasterをラインナップしています。いずれも当時のテレキャスターのメイン・スペックに忠実でありながら、プレイアビリティの面では、よりスイッチングや指板ラジアスを改良しつつ、ビンテージ・トール・フレットなどを採用し、モダン・プレイヤー向けにアップデートされています。

──フレットの高さは、弾きやすさに直結していると思います。ジャンボ・フレットを採用しなかった理由、ビンテージ・タイプのフレットがもたらす音への影響はどのようなものがありますか?
 
ビンテージ・スタイル・フレットは、ビンテージ・スタイリングを大事にしつつ、モダンな指板ラジアスに最適なプレイアビリティが提供できる高さと太さのフレットです。サウンドへの影響に関しては、私たちは、太さよりも素材の方が大きいと思います。ビンテージ・スタイル・フレットはフェンダーの伝統的なニッケル・シルバー複合材ですので、サウンド・キャラクターもジャンボ・フレットとさほど違いません。

──'50s Telecasterのピックアップはアルニコ3を使ったPure Vintage ’52シングルコイルを採用していますが、どのようなサウンドの特性を持っていますか?
 
'52 Telecasterピックアップは、過去30年にわたりフェンダーで最も人気のあるピックアップです。リア・ピックアップはガッツのあるサウンドで、カントリーからメタルまで幅広い音楽ジャンルに対応し、ネック・ピックアップは甘くクリーミーなトーンが特徴です。ミドル・ポジションでは1952年から世界中で愛されてきているテレキャスター・サウンドを奏でます。そういう意味で、変える必要のないスペックは、そのまま残しています。

私が特に強調したいのは、American Originalシリーズは、特定の年のモデルをベースにしているわけではないということです。“年”ではなく“年代”を象徴する仕様をリスペクトし、良いとこどりをして完成されているのです。サウンド面でも、良く聴くと、決してどの年のモデルをベースにしたかはわからないと思います。





2018年に発表された「アメリカンオリジナル」シリーズは、
これまでフェンダーの人気シリーズだった「アメリカン・ヴィンテージ」に取って代わった新しいヴィンテージ・モデルです。
ヴィンテージ市場で高人気なスタイルを継承しつつ、現代的な演奏性を持っているということで、「名演を支えたあのギターと同じ感じで、なおかつ弾きやすい」ギターとして話題となっています。

前身となるアメリカンヴィンテージ・シリーズは、1952年、1964年といった特定の「年式」のヴィンテージギターを、マニアが「ニヤっ」とするレベルで再現していました。これに対して、新たに発表されたアメリカンオリジナル・シリーズは、再現を1950年代、1960年代といったざっくりとした「年代」にとどめ、これに現代的な演奏性を付加しています。音楽の歴史を支えてきた由緒あるスタイルでありながら、現代的な感覚で弾きやすいと感じるギターとなっているわけです。
とはいえ、
  • アメリカンヴィンテージゆずりの高品位なパーツ群
  • 下地からニトロセルロースラッカー塗装
という仕様からは、アメリカンオリジナルが「高品位なヴィンテージ・モデル」であることに深いこだわりを持っていることがわかります。


Vintage(旧)Original(新)
指板RR7.25インチ(184mm)9.5インチ(241mm)

 
「指板R7.25インチ」は、見るからに丸さが分かる、フェンダーの伝統的な設計です。

いっぽう「指板R9.5インチ」はなかなかに平たいものの、真っ平らというほどではないくらいです。指板Rの値が大きいほど指板は平らになり、チョーキングがしやすくなったり低弦高なセッティングに追い込みやすくなっています。
ヴィンテージ・スタイルのフレットは「細く、低い」のが特徴ですが、この高さを上げたのが「ヴィンテージ・トール」フレットです。高いフレットは、押弦に必要な圧力を軽減でき、チョーキングなど左手技に有利になります。

価格も見直され、アメリカンヴィンテージでは30万円近辺だったのが、アメリカンオリジナルでは25万円近辺に抑えられています。この価格はアメリカン・エリート・テレキャスターとほぼ同じとなっており、グレードの高低ではなく性能やスタイル、サウンドで選べるようになっています。 


1950年代をイメージした「’50S」テレキャスターは、アメリカンヴィンテージにおける「’52テレキャスター」を継承したスタイルとなっています。カラーは「バタースコッチブロンド(イエロー)」一択ですが、お値段据え置きで左用もリリースされています。
この年代のテレキャスターは、一枚板のピックガードを5つのネジで留める、シンプルかつスッキリしたルックスが大きな特徴です。

「’50S」テレキャスターの木部は、
  • アッシュボディ
  • メイプル1Pネック(指板と一体)
というまさに定番の仕様です。ボディ/ネックともにニトロセルロースラッカー塗装が施され、オーナーと共に時間を過ごすことで変化を遂げていきます。アメリカンオリジナルやアメリカンエリートでは、やはりグレードの高い木材が振り分けられていると見られており、木部の振動を邪魔しにくい極薄のラッカーと相まって、豊かな生鳴りが得られます。
なお、採用されている「1952 “U”」ネックシェイプはアメリカンヴィンテージ’52テレキャスターで採用されていた「Uシェイプ」に類する、しっかりとした厚みを感じることのできるものです。

「アメリカンヴィンテージ」はギターのシリーズ名のほかに、パーツのシリーズ名としても使われていました。アメリカンオリジナル新設に伴い、ヴィンテージ系パーツのシリーズ名は「ピュア・ヴィンテージ」に改められました。
「’50S」テレキャスターに備わっている「ピュア・ヴィンテージ’52シングルコイル」は、アメリカンヴィンテージに備わっていた「アメリカンヴィンテージ’52シングルコイル」と同じものだと見られます。50年代の製造機器や工具を使い、同じ材料で作られる、まさにヴィンテージギターと同じピックアップです。
金属部品についてもピュア・ヴィンテージのものが採用されており、この年代特有の
  • ブラス製サドル
  • ドームノブ(上面が盛り上がっているコントロールノブ)
なども、しっかり採り入れられています。それに加え、部品をマウントするネジがどれも「マイナスネジ」になっています。マイナスネジは電動工具で締められず、手で回します。職人さんの悲鳴が聞こえてくるようですが、製造工程の合理性を損なってまで、ココは再現したかったわけです。「雰囲気の再現」とはいえ、譲れないポイントはしっかりと押さえておく、というフェンダーの気合いが伝わってくるようです。


フェンダーは1950年〜1956年の中頃まで、エレクトリックギター&ベースの主力ボディ材としてアッシュを採用してきました。さらに現在もアッシュを使用していますが、相対的に数は減っています。ブロンドフィニッシュのギター&ベースは、ほとんどがアッシュボディだといえます。なぜならアッシュ材には、特にブロンドフィニッシュが映えるのです。

アッシュの木にはいくつかの種類があります。ギターのボディに使用しているのは、アメリカンアッシュ(ホワイトアッシュ、アメリカトネリコ)です。北米原産のハードウッドで、北はノバスコシア州から南はフロリダ州まで、さらに西はミネソタ州からテキサス東部まで、北米大陸の東半分の地域でよく見られます。堅く密度が高く、木目がまっすぐで、ライトカラーのアメリカンアッシュは、フローリング、家具、野球のバットなどの日用品によく使われています。ギターのボディには、ノーザンアッシュとサウザンアッシュ(スワンプアッシュ)の2種類が使用されます。スワンプアッシュの方がポピュラーで、レオ・フェンダーはEsquire、Broadcaster、Telecasterの最初のギターに採用しました。

米国南部の湿地帯に多く見られるスワンプアッシュは、北部のアッシュと比較して開気孔が大きく軽量です。特に共鳴が素晴らしく、ハイトーンはクリアでミッドレンジは抑えめ、さらにローエンドは力強く、甘いサウンドが特徴です。2つまたは3つのピースを接着してひとつのボディに仕上げますが、シングルピースのボディも存在します。トレブルとサスティーンが素晴らしく、他の木材と比較してウォーム感が抑えられたサウンドを実現する素材です。

扱いにくいのもアッシュの特徴で、気孔はフィニッシュの前に埋めておく必要があります。後述のアルダー材と比較して、アッシュ材のボディには個体差が大きいといえます。アルダー材の木目はよりタイトで一定しています。

概してスワンプアッシュは見た目が美しく、ブライトなサウンドとウォームなサウンドの中間で素晴らしいバランスがとれた、アーティキュレーションとプレゼンスを実現します。アッシュボディの外観を見て、サウンドを聴いてみれば、50年代のフェンダー・ギターの多くにアッシュボディが採用された理由がわかるでしょう。 

イシバシ楽器 発売当時の記事

・American Original Telecaster
ボディ材:アッシュ(50sモデル)アルダー(60sモデル)
ピックアップ:Pure Vintage Single-Coil
指板材:メイプル(50sモデル)ローズウッド(60sモデル)
特徴:当時を忠実に再現したヴィンテージに最も近いギター
価格 税込269,730円~

 特定のモデルの復刻ではなく、50年代、60年代とそれぞれの年式の特徴的なエッセンスが詰め込まれております。
ハードウェアやピックアップやボディの形状は当時のスタイルをそのままにして、ネックのシェイプや指板のRなどはより弾きやすいようにモダンな仕様に変更されているのが特徴です。
弾きこむ事で絶妙な経年変化を見せるラッカーフィニッシュが施されているので、一生の1本として弾きこむにはもってこいの1本です。

 
 
 
 
 
 

 
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