なぜ再結成セックス・ピストルズは
新フロントマンにフランク・カーターを迎えたのか?
スティーヴ・ジョーンズ語る
ジョン・ライドン(ジョニー・ロットン/John Lydon)抜きで再結成したセックス・ピストルズ(Sex Pistols)。“セックス・ピストルズ featuring フランク・カーター”として、3月に開催される<PUNKSPRING 2025>にも出演予定ですが、そもそもなぜ再結成したのか? そして新フロントマンとしてフランク・カーターを迎えることになったのか? メンバーのスティーヴ・ジョーンズ(Steve Jones)が英Classic Rockの新しいインタビューの中で語っています。
セックス・ピストルズは2024年8月、ウェスト・ロンドンの歴史的なライブハウス、ブッシュ・ホールを救うために必要不可欠な資金を集めるために再結成し、特別なコンサートを行いました。
ピストルズのポール・クック(Paul Cook)、グレン・マトロック(Glen Matlock)、スティーヴ・ジョーンズ(Steve Jones)は、フランク・カーター&ザ・ラトルスネイクス(Frank Carter & The Rattlesnakes)のフランク・カーターをヴォーカリストに迎えて、彼らの象徴的なアルバム『Never Mind the Bollocks, Here's the Sex Pistols(邦題:勝手にしやがれ!!)』の全曲を演奏しています。ピストルズの3人が一緒に演奏するのは、2008年9月にスペインで終了した再結成ツアー以来でした。
新生セックス・ピストルズはその後、ツアーを発表しています。
ジョーンズは以前、ジェネレーションXのビリー・アイドルとトニー・ジェイムスと共にジェネレーション・セックスとしてツアーを行いました。ジョーンズは、またやりたがっていましたが、アイドルは参加できないため、別の選択肢を検討する必要がありました。最終的に解決策を見出したのはマトロックの息子でした。彼は、父親にフランク・カーターを勧めたのです。
ジョーンズは「前回話したとき、あなたはジェネレーション・セックスの準備をしていましたね」と尋ねられて、こう話しています。
「あれはあれでとても楽しかったし、ジェネレーションXの曲をやるのも楽しかったよ。でも、ピストルズの曲を演奏すると、特にフェスティバルの観客は、より共感しているように見えた。だから、またやろうと思ったんだ。今回は『Never Mind The Bollocks』だけをやる。ビリー(アイドル)は自分のことをやっていたので、グレンの息子がフランクを勧めてくれたんだ。正直なところ、彼のことは知らなかったけど、Zoomで会話したら意気投合して、それからブッシュ・ホールでのイベントの話が持ち上がった。素晴らしい大義であり、うまくいくかどうかを確かめる絶好の機会になったよ。
GallowsとRattlesnakesのビデオは見たことがあったので、彼がどんな人物かはなんとなく分かっていた。彼はとてもエネルギッシュ。俺とグレンとクッキー(ポール・クック)はただ演奏するだけで、うまくいくように思えた。
(インタビュアー:最初の公演では、バンドは誰よりもライヴを楽しんでいるように見えました)
確かに。興奮していた。69歳の俺にとって、楽しくなければやる意味がない。それにフランクと一緒にいると、楽しくて仕方がないんだ。俺らはあの曲を演奏できるし、フランクはジョンになろうとしていないし、これ以上嬉しいことはないよ。俺らがどれくらい続けるかは誰にもわからない。2025年も同じメンバーでツアーをやるつもりだし、もしかしたら曲を数曲追加するかもしれない」
セックス・ピストルズは2024年8月、ウェスト・ロンドンの歴史的なライブハウス、ブッシュ・ホールを救うために必要不可欠な資金を集めるために再結成し、特別なコンサートを行いました。
ピストルズのポール・クック(Paul Cook)、グレン・マトロック(Glen Matlock)、スティーヴ・ジョーンズ(Steve Jones)は、フランク・カーター&ザ・ラトルスネイクス(Frank Carter & The Rattlesnakes)のフランク・カーターをヴォーカリストに迎えて、彼らの象徴的なアルバム『Never Mind the Bollocks, Here's the Sex Pistols(邦題:勝手にしやがれ!!)』の全曲を演奏しています。ピストルズの3人が一緒に演奏するのは、2008年9月にスペインで終了した再結成ツアー以来でした。
新生セックス・ピストルズはその後、ツアーを発表しています。
ジョーンズは以前、ジェネレーションXのビリー・アイドルとトニー・ジェイムスと共にジェネレーション・セックスとしてツアーを行いました。ジョーンズは、またやりたがっていましたが、アイドルは参加できないため、別の選択肢を検討する必要がありました。最終的に解決策を見出したのはマトロックの息子でした。彼は、父親にフランク・カーターを勧めたのです。
ジョーンズは「前回話したとき、あなたはジェネレーション・セックスの準備をしていましたね」と尋ねられて、こう話しています。
「あれはあれでとても楽しかったし、ジェネレーションXの曲をやるのも楽しかったよ。でも、ピストルズの曲を演奏すると、特にフェスティバルの観客は、より共感しているように見えた。だから、またやろうと思ったんだ。今回は『Never Mind The Bollocks』だけをやる。ビリー(アイドル)は自分のことをやっていたので、グレンの息子がフランクを勧めてくれたんだ。正直なところ、彼のことは知らなかったけど、Zoomで会話したら意気投合して、それからブッシュ・ホールでのイベントの話が持ち上がった。素晴らしい大義であり、うまくいくかどうかを確かめる絶好の機会になったよ。
GallowsとRattlesnakesのビデオは見たことがあったので、彼がどんな人物かはなんとなく分かっていた。彼はとてもエネルギッシュ。俺とグレンとクッキー(ポール・クック)はただ演奏するだけで、うまくいくように思えた。
(インタビュアー:最初の公演では、バンドは誰よりもライヴを楽しんでいるように見えました)
確かに。興奮していた。69歳の俺にとって、楽しくなければやる意味がない。それにフランクと一緒にいると、楽しくて仕方がないんだ。俺らはあの曲を演奏できるし、フランクはジョンになろうとしていないし、これ以上嬉しいことはないよ。俺らがどれくらい続けるかは誰にもわからない。2025年も同じメンバーでツアーをやるつもりだし、もしかしたら曲を数曲追加するかもしれない」
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