「凶悪」と上申書殺人事件と・・・

凶悪 (映画)

白石和彌監督

山田孝之
ピエール瀧
リリー・フランキー
池脇千鶴

2021年1月17日DVD鑑賞　

原作はずいぶん前に読んでいたが　映画館に行く機会を逃し

今年になってやっと鑑賞

きっかけは　池脇千鶴です

可もなく不可もなくのフツーの出来具合だったのが残念

再現ドラマとして見れば上出来

山田孝之と池脇千鶴夫婦のドラマは不必要だったよーに思います

映画っぽく仕上がってるのが残念

リリーさんは今まで見た映画では一番エエ出来具合　リアル三上静男

ピエールさんは　凶暴さが薄く可もなく不可もなく

先生と良ちゃん 2011.12

先生と良ちゃん      三上静男 後藤良次　映画『凶悪』2013年9月21日公開

上申書殺人事件
・石岡市焼却事件
・北茨城市生き埋め事件
・日立市ウォッカ事件
裁判の結果、首謀者であるXは無期懲役、死亡現場に立ち会いXと殺人の共謀をしていたGは懲役20年（宇都宮市の事件で死刑確定）、従犯だった舎弟4人は不起訴(生存した3人は別事件で12年～無期の懲役)、保険金殺人の依頼をした死亡者家族3人に懲役13～15年が言い渡された。また、死亡保険金が振り込まれた口座を不正開設した詐欺罪で死亡者家族2人が懲役1年・執行猶予3年となった。

水戸市男性殺害事件・宇都宮男女4人死傷事件
2007年9月28日、最高裁判所(津野修裁判長)は一審・二審の死刑判決を支持し、Gの上告を棄却する判決を言い渡した。判決で津野裁判長は「5人の被害者のうち2人の生命を奪い、3人に重傷を負わせたという結果は重大」「犯行は冷酷、非情。遺族の処罰感情は厳しく、社会に与えた影響も大きい」と述べた。その上で、「1人の死亡は確定的殺意に基づくものではないことなど、被告人のために酌むべき事情を十分に考慮しても、被告人の罪責は重大で、死刑を是認せざるを得ない」とした。
上告が棄却されたことにより、Gの死刑が確定した。現在、Gは死刑囚として東京拘置所に収監されている。 

新潮45編集部編『凶悪 -ある死刑囚の告発-』（新潮文庫）

凶悪―ある死刑囚の告発― 「新潮45」編集部 新潮社

 

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