30年位前、そんなに仲がイイわけではない岩崎君が高校にこれを持って来て「失敗した、こんなん好きやろ?なんかと交換してくれへん?」と言ってきたので、家に帰って聴いてみると前衛がドバーっと・・・
ジャーマン初体験であります。かなりキツイって言えばキツイ。し・しかし、今まで経験した「プログレッシブロック」たらゆーちんたらダラダラした代物とは一線も二線も越えた超プログレ、進化し過ぎ、
何しろまだSEX PISTOLSもPUNKのパも無い時代、
キツイこたーキツイわけだが、「SUPER」と「Lila Engel」の2発がモロパンク、後に知るハンマービートの発明、ドコドコドコドコドコ、もちろん義務教育ちゃうからちゃんと唄ってませんよー、
狂ってる、ドイツ人は狂ってる
狂ってるのに「メチャクチャカッコエエ!!」
翌日岩崎君には「これでえーやろ」と外道の1stアルバムを持って行き商談成立
ダラダラしたインダストリアルミュージックの後はテープの早回し、遅回し、逆回転、スクラッチ、音をずらしてかぶせる・・・それを1曲ずつに分けて繰り返す
ま、そんなことを考えた輩もいたことはいたんだろーが、実際にそれでLP1枚分作ったキチガイはいなかったわけで
最初で最後の実験オンパレード
なにしとんや?
お母さん聞いたら泣くで
で、締めはパンク(もちろんこの言葉はまだ無かった時代です)
クラウス・ディンガーの宗派に帰依せざるをえなくなる1枚
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