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ギター・マガジン 2017年 6月号
総力特集
R.I.P. 1926-2017
チャック・ベリー
不滅のロックンロール魂
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![]() | Guitar magazine (ギター・マガジン) 2017年 6月号 [雑誌] |
クリエーター情報なし | |
リットーミュージック |
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●The Instruments
漂う気品と無骨な美学
ES-355にあこがれて
1958年に、ギブソン・セミ・アコースティック・ギターの定番モデルES-335の上位機種として誕生したES-355。ゴージャスで気品溢れるパーツに身を包み、その美しい見た目とは裏腹に男らしい無骨なサウンドを生み出すこのモデルは、ロックを始め、幅広いジャンルのギタリストから愛されてきた。最新モデルの試奏や、ES-355の基礎知識、ヒストリー、ES-355を愛してきたギタリストたちなど、全34ページにわたり紹介する。
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熱いハートとギターさえあれば、
誰でも世界を変える資格がある。
それを自ら実践し、教えてくれた男に捧げる。
2017年3月18日、ある男が90年の生涯を閉じた。彼がどんな人だったかって? まぁわかりやすいところだと、音楽史を塗り替えるどキャッチーなあのイントロを世に広めたり、ステージ上でアヒルのように動き回る名アクションを残したり、目ん玉をひんむいてシャウトしたりした。また、ある世界的名ギタリストを相手に、何度もギターを弾き直させるタチの悪い一面もあった。かと思えば、とびきり素敵な言葉を紡ぐ詩人でもあった。
そんな彼をひと言でまとめてしまう、便利な言葉がある。“ロックンロール”。そう、彼はロックンロールという音楽……いや、ロックンロールという概念そのものを作った男のひとりだ。別に演奏が完璧でなくたってかまわない。貧乏でもいいし、ましてや肌の色なんてどうだっていい。熱いハートとギターさえあれば、誰でも世界を変える資格がある。それを自ら実践し、教えてくれたのが彼だった。もし彼がいなかったら、ジョン・レノンやキース・リチャーズは世に出てこなかったかもしれない。もっと大げさに言えば、今のポピュラー音楽が品行方正なお行儀のいいものにとどまっていたかもしれない……。そんな世界、まっぴらごめんだ。僕らにとってはベートーヴェンなんかよりもずっとずっと偉大なのである。僕らはついこないだまで、そんな彼と同じ空気を吸い、同じ世界に生きていたのだ。その時代が、とうとう終わってしまった。ロックンロールの象徴が、ついに、ついに死んじまった―。
しかし、彼がこの世から去っても、僕らの中にはあのロックンロールが鳴り続ける。彼のスピリットを受け継いだ子どもたちも、世界中にたくさんいる。その魂は不滅ってわけだ。そう思わないか? だからこそ、本誌は徹底的にやってやる。いや、やらせてほしい! なにせロックンロールとギターは大親友だ。それを発明した大巨人を、後世に語り継ぎたい。たった1冊で追い切れるわけでもないが、最大のリスペクトを込めてこの特集を捧げよう。
失礼、彼の名前を書き忘れていた。その名は、チャック・ベリー。不滅のロックンロール魂を宿した、最高にイカしたギター弾きである。
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雑誌
ギター・マガジン 2017年6月号
定価
823円(本体762円+税)
A4変型判/244ページ
発売日2017.5.13
チャック・ベリー死去 90歳 2017年3月
T-ボーン・ウォーカーにはチャック・ベリーの元ネタがどっちゃりこん
チャック・ベリー自伝
著者チャック・ベリー
訳者中江昌彦
2014年4月入手
チェス時代のチャック・ベリーはマチガイなし!
Chuck Berry /Best of the Chess Years 1955-1961
メイビリーン 1955年 2分19秒 チャック・ベリー 29歳 元強盗
Guitar Boogie
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