すそ洗い 

R60
2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

善意しか存在しない物語「ふくらわらい」

2016年01月04日 | 書籍
ふくわらい (朝日文庫)
クリエーター情報なし
朝日新聞出版


この人の本を何冊か読ませてもらったんですが
何か物足りないモヤモヤしたもんが残ります
今回のは特にモヤモヤが止まらず、若干イライラもしてきました
なんでかなーと理由を探しますと、悪意がビタ一文見当たらないからです

ふくわらいが好きな幼少の頃人肉を食べた女子編集者が主人公で
先っちょだけを主張する盲目ハーフ、異常なプロレスラー
とフツーじゃないイカレタ人ばかり登場するのですが
みんなイイ人で
悪意がどこにも見当たらず
イイ話ばかりなのですが
若干押し付けがましい

この人の描く物語はいつもこーゆー感じでくるんでしょうか?
本人が去年さんまのまんまに出ておられましたが
確かにイイ人でした

なんかそのへんがちょっと厭だなー
やっぱり世間には悪意が無いとねー





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