すそ洗い 

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ナニをしているのかよくワカラナイ

まちがいだらけの自転車えらび

2008年07月04日 | 書籍

まちがいだらけの自転車えらび―幸福な自転車乗りになるための正しいロードバイクの買いかた
エンゾ早川
双葉社

帯には「この本は、必ずロードバイクを買うまえにお読みください」と書かれてあるのですが、ロードバイクを一度も買ったことのない方には何が書かれているのかさっぱりわからないと思われます。

それにしても思い切ったことが書かれてあります。大人の事情をスッ飛ばした快挙ともいえます。でもそれが正しいのかどーか自分にはわかりません。ただ心意気だけは120%買いでしょう。自分も自転車に乗っていて最近薄々と気が付いてきたことがズバンズバンとあられもない言葉でズバンズバン!と

ロードバイクを初めて買うとゆー行為はほとんど博打に近いのです。何を、誰の情報を信じていいものやらわからないのですから。それはロードバイクを売られる様々な大人の方々の大人の生活や大人の事情や大人の力関係や大人のトレンドなんんかが魑魅魍魎トグロを巻いて、先物取引のよーな、宝クジのよーな、他人の魑魅魍魎に左右されながらやっぱり博打を打つしかないわけなんです。

自分は最初総額10万円のアルミフレーム&105とゆー代物を買い、なんか違うよーな気がして、安いカーボンフレーム&アルテグラに買い替え、それもなんか違うよーな気がした矢先、一目惚れした見たくれで、完璧に筋力&根性にオーバースペックな現在のLOOK585フレームに落ち着いたわけですが、最近になってよーやく、「これは自分にはかなりオーバースペックなんだな」とゆーのに気付いたのです。

そんな折にこの快挙の書には

「本気でロードバイクに乗りたいのなら、あらかじめ体重を[身長ー100]キロまではダイエットしておくのがルールであり、マナーである。体重が[身長マイナス100]キロより重い人、あるいは体脂肪が20%を超えている人のことを私は 男 と呼ばないことにしているが・・・」

とこともなげに書かれてあったり、日本のシマノ世界のシマノに対しての悪口雑言糾弾が縦横無尽に書かれてあったり、超メジャーブランドをぼろんのちょんと書かれてあったり、インターネットや携帯依存のノータリンの糞どもとか、これは大人の事情を憚る方々にはとても書けやしないナイスな暴挙なので、

それを信用するかどーかは実際に色々なフレームやホイールやコンポを買い捲り乗り捲くらないとわかんない膨大なコストのかかるとであったりもします。やっぱり自分の体に聞かないと、わかりませんからね~

ただ、まだロードバイクを買ったことがない人は、信憑性云々をアレするよりも、何の根拠もなく本書を信用して茅ヶ崎の自転車屋にてロードバイクかなんかを買ってみるとーゆー手が手っ取り早いでしょう

それは宗教みたいなもんかもしれません、説得力とはそーゆーもんです

でもイイロードバイクのことは悪いロードバイクにも乗ってみて自分の体で比較してみないと自分にとって何がイイのか悪いのかわかんないのが厄介なことでげすな

どちらにしても自分は「体脂肪を20%以下に落とす」ことが先決なのですが、これがなかなか・・・と言っている時点でロードバイク乗り失格なんです

ただ、乗ってみて非力ながらの「ゴリゴリ感」と「あの風」を知るとSEXよりもシャブよりもキモチエエことが世の中にもあるんやでーとあっさり勘違いさせる力がロードバイクにあることは確かなのです

それをあっちの世界で乗るかこっちの世界で乗るか、は自由の範疇に入れておいたほうがいいように思います。

やっぱりクロモリなのか・・・やっぱりカンパなのか・・・やっぱりチューブラーなのか・・・やっぱり15%以下なのか・・・と煩悩は尽き果てませんが、自分はもーあんまりお金がかかることは考えないよーにしていますもんで

47歳 今日の体型
身長 167cm
体重 60.2kg
体脂肪 22.3%

まちがいだらけの自転車えらび―幸福な自転車乗りになるための正しいロードバイクの買いかた
エンゾ早川
双葉社

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